Published on 08.12.24
【グアムだより17】レッドライスやフィナデニ・ソースは日本人も好きな味…「チャモロ料理」のオススメレストランと楽しみ方
日本人の舌にも合うチャモロ料理
グアムの伝統的な料理「チャモロ料理」は、一度食べると好きになってしまう味。
チャモロ料理の代表といえば「レッド・ライス Red Rice」。アチョーテ ACHOTEという植物の種で着色して炊きあげた、オレンジ色のご飯です（下の写真、中央）。
家庭によってつくり方は多少違いますが、ご飯を炊くときに油をいれ、軽く塩で味付け。バターや玉ねぎを入れることもあるようですが、薄い味付けなのでお肉の付け合わせにもよく合います。
ちなみに、グアムのケンタッキーにもレッドライスのセットメニューがあり、けっこうオイシかったです。
すっぱいソースも試して欲しい
ほかにも、チャモロ料理に欠かせないのが「フィナデニ・ソース Finadene Sauce」。
これも、家庭によって多少つくりかたが違うようですが、ピリ辛風味の「ポン酢」のようなもの。
サッパリしてとてもおいしく、グアムではご飯にかけたり、焼いた肉につけて食べます。
グアム政府観光局のホームページを参照したレシピは以下のとおり。
- 唐辛子をすりつぶし冷蔵庫で冷やす
- 唐辛子が冷えたら、2分の1カップのレモン汁と3分の2カップの醤油を入れてまぜる
- 使う直前に玉ねぎのみじん切り2分の1カップを入れればできあがり
わが家では、レモン汁がないときは家の裏になっている柑橘類の「カラマンシー」を使っています。唐辛子もすりつぶさず刻んで使ったり、子供用には唐辛子なしでつくります。
そのほかにも、焼いた鶏肉を小さく切って、ココナッツとレモン汁と塩で和えた「チキン・ケラグエン Chicken Kelaguen」も、とてもおいしくてオススメ。
長ねぎを入れるとさらにオイシイので、わが家では長ねぎをいれています。
また、「ルンピア Lumpia」というフィリピン由来の揚げ春巻き（上の写真、左）や、「パンシット Pancit」というフィリピン由来の春雨の焼きそば（上の写真、右）もグアムでおなじみの食べ物です。
チャモロ料理を食べに行こう
ところで、チャモロ料理はどこで食べられるの？…ということで、グアムでチャモロ料理を食べられる場所を紹介します。
チャモロ料理レストランといえば、イパオ・ビーチ・パーク入り口にある「プロア PROA Restaurant」（TEL/671-646-7762）がおなじみ。
また、オハナ・オーシャンビュー・ホテル内には「チャモロ亭 Chamorro-Tei Restaurant」（TEL/671-646-1688）もあります。
子連れで気軽に食べられる「ポヨズ Pojo’s」（ハガニャ店、TEL/671-477-1700）や、毎週水曜日に開催されている「チャモロ・ビレッジ Chamorro Village」のナイトマーケットもオススメ。
「Pojo´s」は、チャモロビレッジからアガニャ・ショッピングセンターに向かう道沿いの右手にあります。
ドライブスルーもあり、チャモロ料理（BBQチキン）のファーストフード店という感じでオイシイですよ。
チャモロ・ビレッジに行ってみる
毎週水曜の夜のチャモロ・ビレッジは、とにかく地元の人や観光客などたくさんの人で賑わっています。
水曜日の夜のみ運行の、チャモロビレッジ行きのバスも出ています（片道3ドル、6才未満は無料）。
【関連くちこみ】「チャモロ・ビレッジ」の迫力のダンスでノリノリに！
以前訪れた際は、オイシイチャモロ料理は食べられるけれど、人も多くてゆっくりできないという感じでしたが、現在は新しいお店も増えてキレイになっていて、とても楽しかったです。
今回はオイシそうなディスプレーで種類も豊富なお店でご飯を購入。
レッドライス2スクープと、好きなサラダ1種類とおかず3種類を選び7ドル（おかず2種類では6.50ドル）。
チャモロ料理だけでなく、フィリピン料理もあって種類が多くて迷ってしまいましたが、けっきょく夫はマカロニサラダと大きな鳥のから揚げとリブと肉の煮込み（下の写真、右）、私は子どもたちのリクエストでかきあげのようなフライと豚肉の揚げ物、肉の煮込み、コーンを選びました（下の写真、左）。
レジでお金を払ったあとは、セルフでフィナデニ・ソースを小さな容器に注ぎます。
観光客の方の多くは素通りしていましたが（もったいない！）、見かけたらぜひ試してみて。現地の人は、フィナデニ・ソースにさらに辛いソースを入れて自分好みのソースをつくっていました。
食事は思った以上にボリュームがあり、子どもとわけてちょうどいい量。この味とこの量で7ドルはオトク。
あとグアムで有名なのが「ヤシガニ」。
ちょうどチャモロビレッジで（なぜか）持っている男の子を見かけたので、写真を撮らせてもらいました。
ヤシガニは椰子の実を食べるのでココナッツの味がするのだとか……レストランでは、高級食材なので値段がとても高いみたい。
チャモロビレッジには、服屋や髪飾り屋のほかにも、水牛に乗せてもらえたり（2〜3ドルくらい）、中央のホールではバンド演奏に合わせてダンスをしている人たちがいて、なんとも楽しい雰囲気でした。
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