Published on 09.01.30

【旅＊流儀15】お酒好きならかなりオトクな滞在に…食事からアクティビティまですべて含まれる魅惑の「オールインクルーシブ」プラン

「オールインクルーシブ All inclusive」は、とっても魅力的なホテル滞在プランのひとつ。

ホテルに滞在中、食事やアクティビティなどがすべて含まれたオトクな料金システムで、キホン的にチップも含まれています。

滞在中はサインや精算に煩わされることもないので、海外の支払いで躊躇してしまいがちな日本人にとってはありがたいシステムかもしれません。

身近なオールインクルーシブ・ホテルといえば、世界のリゾート地で約30軒のホテルを展開する「クラブメッド」や、グアムとサイパンにある「P.I.C.」。

クラブメッドやP.I.C.のように、すべての宿泊者にオールインクルーシブを採用しているホテルもあれば、通常の滞在プランと平行してオールインクルーシブを提供しているホテルもあります。

日本語対応できるスタッフがいるクラブメッドは、普通のツアーよりは高めですが、かゆいところに手が届く感じが人気。

サイパンのP.I.C.に滞在した際は、外で食べたくなったときはホテルの食事をやめて外食したり、ホテルでも豊富なメニューから選べたのでとくに不満はありませんでした。

好きなときに気兼ねせず飲食できるのは、ちょっぴりゼイタクな気分があじわえますよね。

ハワイでオールインクルーシブを採用しているホテルは知りませんが、カリビアン・リゾートにはけっこうたくさんあります。

たとえば、メキシコのカンクン。

ハワイ以上にすばらしい海の色、辛い物好きをトリコにするオイシイメキシカン料理。

満足度も高いカンクンには、オールインクルーシブを採用しているホテルがたくさんあります。

高級リゾートでいうと、日本人にもおなじみの「ル・ブラン Le Blanc」。ココでは、ルームサービスもすべて含まれます。

また、カリビアンを中心としたホテルチェーン「リウ・ホテル・アンド・リゾーツ」の「リウ・パレス・アメリカス・ホテル Riu Palace Las Americas Hotel」。

ここは利用できるレストランバーも多く、隣接するグループホテル「リウ・カンクン」も利用できます。

さらに「ドリームス・ホテル Dreams Hotel」はキッズフリープランもあり、イルカと泳ぐアクティビティも料金に含まれています。

お酒好きなら、旅先での飲食代がけっこうかかりますよね？

ビーチリゾートとなると、お昼前から水がわりにビールを飲みはじめます。

ある程度の高級ホテルではチップも含めてかなりの料金になりますが、オールインクルーシブなら滞在中は飲み放題、食べ放題！

ホテルのランクや規模にもよりますが、たとえばホテルのなかにある10軒近くのさまざまなジャンルのレストラン、バーで好きなものを食べられるのは魅力的。

ビュッフェのレストランもあれば、予約必要なアラカルトのテーブルサービスのレストランなどなど。

滞在費は、同等レベルのホテルより高いですが、よくよく考えてみる朝昼夜と3食家族で外食（またはホテルで食事）と考えると、1日1万円では全然たりませんよね。

超高級オールインクルーシブ・リゾートはたいてい18才以下は滞在不可となるので話は別ですが、家族3～5人くらいなら結果的にリーズナブルだったりします。

1室の料金となるので。ツアーではなく直接ホテルで予約する個人手配のほうが安くつくかもしれません。

延泊しても、ツアーなら延泊代金ひとり2万円くらい必要なところ、家族でも1泊ぶんの部屋代ですみます。

子どもが小さい場合、わざわざホテルの外に食事に行く必要もなく、ホテルによってはルームサービスも料金に含まれているのでこれはかなり使えますよね。

海外ホテル予約サイトの「エクスペディア Expedia」や「オクトパストラベル」などでは、日によってはかなりのオトク料金で滞在できたりもします。

たとえばエクスペディアで検索する場合は、まずは「カンクン」などエリアを選び、適当な日程と人数を入れると結果が出てきます。

さらに「部屋と料金」のカテゴリーのところをクリックすると、該当するホテルでは「All Inclusive」と出てきます。

また、ホテル名の横に「オールインクルーシブ」と出ているところもありますが、そういうところはホテル全体がオールインクルーシブ滞在なので、プランを選ぶ必要はなく部屋のランクを選びます。

とってもオススメな「オールインクルーシブ」。つぎの旅行には、ぜひ検討してみてくださいね！

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Tags: 旅の流儀