ハワイやフロリダなどで徴収される「リゾート・フィー」について考える


Published on 09.03.13

【旅*流儀21】それなりのランクのホテルだと徴収されることも…宿泊料以外にも1泊10〜50ドル請求される「リゾート・フィー」のしくみ

「リゾート・フィー」ってナニ?

「リゾート・フィー Resort Fees」は、アメリカのハワイやフロリダなどのリゾート地のホテルで室料やホテル税、州税とは別に徴収される料金のこと。

日本語でなら、「施設使用料&サービス料」といいかえるのが妥当なよう。

このリゾート・フィーのめんどうなところは、ホテルごとにその金額や内容が異なるうえ、さらには徴収が「必須」のところと「任意」のところがあるなど、ホテルごとの方針に委ねらていれる「曖昧なしくみ」にあります。

ハワイにコンドミニアムを所有している友人も、「月々の管理費とは別に、自分たちが滞在する際にもリゾート・フィーがかかるようになった」と、先日ぼやいていました。

なぜリゾートフィーが必要なの?

リゾート・フィーが徴収されるようになった背景には、それまで駐車場料金やインターネットの利用料など、個別のサービスごとに徴収していた料金を「リゾート・フィー」というパッケージで提供することで、オトク感を打ち出したいという考えがあるよう。

宿泊客から一律に(サービスを利用するか否かに関わらず)徴収することで、実質的な「値上げ」ができるという思惑もあるように感じます。

内容はホテルにより異なりますが、たいていの場合、パーキングやローカルコール、新聞購読などを無料で利用できるほか、インターネット接続代、毎日のアクティビティ、さらには朝食、シャトルバスなどの無料サービスを含んでいるところも。

上記の名目で加算されるリゾート・フィーは、たいてい1日10〜50ドル前後。ホテルサイトやホテル予約サイトなどにも「別途1日○○ドル、リゾート・フィーがかかります」と記載されているのでチェックしてみてください。

支払いが「必須」の場合は仕方ないですが、任意の場合でも実際にはかなりオトクになることもあるので、このぶんも宿泊料金に追加して事前に検討するといいと思います。

旅行代理店によっては事前に宿泊代のなかに組み込んでいるところもあり、その場合は「リゾートフィー含む」と記載されています。

とはいえ、やはり出費に感じます…

ある程度のランク以上のホテルやコンドミニアムでは、チェックイン時に「1日○○ドル、リゾート・フィーがかかります」と説明を受けます。

08年夏にハワイに行った際、チェックイン時に「リゾート・フィーとして、1日15ドル必要になる」と説明されました。

宿泊料は、すでにホテル予約サイト「エクスペディア Expedia」で、クレジットカードで支払いずみ(税金サービス料込)だったので、「それってなに?」と思いながらも支払いました(施設利用料と説明を受けましたが)。

少し行かない間の変化に、正直ビックリ。

05年くらいに、アメリカでこのリゾートフィーの徴収をめぐって集団訴訟が起きていたような。でも、そのころはアメリカには行かなかったので実感としてはありませんでした。

「支払いたくない」と拒否したことはないですが、もし、断ったらどうなるのか。

この夏どこかリゾート地に行く予定なので、フロントでためしに聞いてみようと思います。

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