【サンフランシスコ30】モントレーから出港した船で念願の「ホエール・ウォッチング」! でも揺れがスゴくて船酔いが… - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 10.06.11

【サンフランシスコ30】モントレーから出港した船で念願の「ホエール・ウォッチング」! でも揺れがスゴくて船酔いが…

この旅最大のイベント、ホエールウォッチング!

2010年春休み、7才の息子とふたりで訪れたアメリカ・サンフランシスコ San Francisco

サンフランシスコから、クルマで2時間半のモントレー半島に行きました。

今回の旅行でなによりも楽しみにしていたのが、モントレーでの「ホエール・ウォッチング Whale Watching」。

サンフランシスコ旅行を決めた際は、ひたすら街を散策して楽しもうと思っていましたが、モントレーで1年中ホエール・ウォッチングができることを知り、レンタカーで足を延ばしてみることに。
モントレーでは5社ほどがツアーを催行していますが、料金や内容も似たり寄ったりで、若干ツアーの所要時間が違ったり、船の大きさが違う程度。
さんざん迷った挙句、「プリンセス・モントレー・ホエール・ウォッチング Princess Monterey Whale Watching」という会社のツアーに決めました。

決め手となったのは、参加者のレビューをたくさんみることができ、船の大きさが2タイプあり、ひとつは他社よりも大きいので船酔いの心配ないかも…、という点。

よほどの悪天候でもない限り出港するようで、予約後のキャンセルは不可。

日本出発当日、時間がなくて予約できなかったので、サンフランシスコに到着後、チェックインしたパレスホテルのコンシェルジュに予約してもらいました。
出発時間は10時、13時半、16時半から選べる2時間半のツアーで、大人39.95ドル 子ども(3才〜12才)29.95ドルです。
参加者のレビューでは、みなさんかなり満足している様子。ただ、船酔いで困る人も多いとあるので、それだけが心配でした。

ツアーの集合は、フィッシャーマンズ・ワーフ

これまでのシュノーケリングなどの経験から、朝のほうが海は荒れないかな…と思い、朝イチの10時のツアーに決めました。

ネット予約すると返信があり、それを印刷して持って行き、出発の30分前に「オールド・フィッシャーマンズ・ワーフ」のオフィスでチェックインするだけ。

【関連くちこみ】素朴な雰囲気の「オールド・フィッシャーマンズ・ワーフ」

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万一のために誓約書を書き、あとは出港を待つのみ。


オフィスには、酔い止め(私は日本から持参)も売っており、双眼鏡も5ドルで貸してもらえます。取りあえず、私たちも1つ借りました。


10時になるとオフィス側の階段を下り、横に停泊している船に乗り込みます。2階建てですが、2階は利用禁止でした。

日本人は私たちだけ。お天気で暑いくらいでしたが、「沖に出ると非常に寒い」との参加者の情報から、重ね着できる服、マフラー、手袋、帽子、ダウンもこのためだけに持って行きました

これは、大正解。

船は大きいとはいっても、いままでのシュノーケリングやその他のリゾート地で乗った船の規模と比較しても、それほど大きくは感じられませんでした。

快晴のなか、船は順調に出港

暑いので、なかにいるのももったいなくて、船頭のデッキに陣取り出港を待ちます。全員乗りこんだところで出発。

これ以上にない快晴のなか、船は進みます。

カモメや海鳥がたくさん見え、これからクジラも見えるということで、息子も私もほかのツアー参加者も興奮。

船はジェットコースターのように揺れ、立っていると転びそうになりましたが、それがまたおもしろくて息子とふたりでキャーキャー言っていました。

お隣に親子4人連れがいて、ドイツから来たとのこと。

息子と体は同じぐらいでしたが、6才以下はライフジャケット着用が義務付けられていて、イヤイヤ着ていました。

しばらくすると、乗員に「揺れるので子どもはしっかり押さえておくように!」、さらに「揺れが激しいから、できればなかに入るか、後ろに行くほうがいい」と言われました。

「とくに子連れにはそのほうがいいよ!」と案内していました。なので、船内に入るとなにもやることもないし、暖か過ぎて快適ではない。

むむっ、この感覚は…イヤな予感が…

また、外に出たりとしていると、なんとなくイヤな予感が……

エーッ、まさか船酔い!? という感じで急にグロッキー気味に。

「酔い止めも飲んだので大丈夫!」と暗示をかけていましたが、出発から30分位でヤバ〜イ感じになりました。

自分だけで精一杯で、息子に気を遣っていられません。

すでに吐いている人もいたので「見てはいけない!」と思いつつ、外で風に当たりましたが、船酔いなのか、酔い止めが効きすぎているのかもわからず、意識がもうろうとして眠くてたまりません。

息子は口数が少なくなり、なかに入ってグッたりして寝てしまいました。

本来なら介抱しなければなりませんがその余裕もなく、外の風に当たる方がまだマシと私は外でなんとか格闘。

いよいよポイントへ到着するも…

「これ以上はヤバイ、ヤバイ!」と思っていると、ようやくスポットに到着。

息子は船内で、青い顔をして熟睡。

案内係が、船頭に向かって「12時の方向!」とか「2時の方向」など言ってくださり、そちらの方向を見るとクジラがいます。

船は、その場に停まるので、沖の波で揺れる揺れる!

でも、クジラを見る興奮が酔いを少し冷ましてくれました。

パンフレットやインターネットでみたように、間近にクジラが見れる!と期待していたのですが、保護の関係から、近くには近づけません。

ただ、クジラのほうから場合によっては間近に来てくれることもあるようですが、残念ながら今回はそういうことはありませんでした。

途中、せっかくだからと、息子を起こしましたが、あまりの揺れと酔い、クジラが遠くであったことなどで、息子は見つけられず、「見えない!」と、また船内に入り寝てしまいました。

快晴でしたが、本当に寒く、手はかじかみ、手袋をしても感覚なし。

せめて、あとで見せてあげようと、写真やビデオもズームで撮りましたが、揺れの影響で海しか写っていませんでした。せっかく借りた双眼鏡もほとんど使わず。

他社の船も周辺に集まり、同様にクジラを見ていましたが、正直あれだけのツライ思いをして、見たクジラは5~6頭はいたものの、遠い。

目が悪いとなかなか見えないかもしれませんが、確かにクジラがジャンプしているのは、遠いながらも感動しました。

あれだけ楽しみにしていたのですが、今度はタダと言われても「思い出したくもない船酔いが付いてくるなら、もう行かなくていいや」というのが私の正直な感想。

陸では半袖でいいのに、沖は本当に寒くて寒くてたまりませんでした。30分から1時間くらいクジラを見て、またモントレーへ帰ります。

このころにはさらに船酔いの人が増えて、私は外で立って少し復活しましたが、急に隣りの女性が「キモチ悪くてココで吐きそう、ごめんなさい」というので、慌てて反対側へ避難。

港に着く、15分くらい前にようやく息子が起きました。

まだまだ顔は青白く、ひと回り小さくなったような感じ。「ママ、クジラ見れなかった。最悪の思い出だ! 本当にキモチ悪かった。もう船はイヤ」と言っていました。

ふたりで「ホエール・ウォッチングはもうやめようね」と、下りてから話していました。

さんざんの結果でしたが、これもまた思い出のひとつです。

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