【親子留学*フィジー04】気になる治安や衛生面、フィジーならではの国民性からトラブルまで…親子留学を成功させるためのコツ(12.15) - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 11.12.15

【親子留学*フィジー04】気になる治安や衛生面、フィジーならではの国民性からトラブルまで…親子留学を成功させるためのコツ(12.15)

親子留学DATA
■子供の年齢:年中、小学2年生
留学期間:6週間(2010年7月〜8月)
留学先:フィジー共和国・ナンディ
■留学のコスト:子供ひとり/約11万5000円(航空代金/約10万円、語学学校/約1万5000円)、滞在費/約17万円(アパート/約11万9000円、食費など/約5万円)、エージェントへの手数料/約8万1000円
□学校:私立学校「ナンディ・クリスチャン・コミュニティ・スクール」(N.C.C.S.)
□勉強時間:8時〜15時(月〜金)
□授業スタイル:ひとクラスにつき生徒は5〜6名(5教科+α)
□教材:アメリカの学習教材をベースにした内容

【01準備編】フィジーならハワイ留学1名ぶんで3名留学できる
【02授業編】こじんまりしたキリスト系私立学校「N.C.C.S.」
【03滞在編】フィジーで借りたアパートや食事情について

【04まとめ】フィジーで気をつけるべきこと、学んだこと

【衛生面】飲料水についてや、害虫への対処法など

2010年7月中旬から6週間、フィジー共和国の「ナンディ Nadi」にある私立学校へ、長男小学校2年生、年中の次男と親子留学しました。

まずは、衛生面についてなど。

飲料水は、最初のころは水を沸かしたり、ミネラルウォーターを購入。
でも、 フィジーはメインとなるヴィチ・レヴ島で採取されたミネラルウォーターが輸出されるなど、天然水がおいしいことで有名。
工場地帯もなく、上下水道も整備されていることから「水道水も飲むことができる」との情報を入手。

休日まえに一度トライしてみたところ、お腹を壊すこともなく風味も問題なし。

そこで、学校に持たせる水も、500ミリリットルのペットボトルに粉ジュースを水道水で溶いたジュースに、凍らせた水道水も1本持たせました。

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生活するうえで困ったのが、「アリ」。

フィジーのアリは、小さな赤茶けた色をした小さなアリ。

フィジーの建物は、日本のように気密性の高い構造でないこともあり、アリ自体が小さいためすぐに侵入してきます。

甘いもののみならず、いろいろな食品に群がるのがやっかいなのですが…

とくに歯ブラシや歯磨き粉を好むようで、けっこうな数のアリが群がっていました。

もしアリの被害がひどいようなら、水をためたコップにもう1個コップを浮かべ、そのなかに歯ブラシと歯磨き粉を入れておくといいです。

水で遮断されてアリがたどり着けないしくみですが、これまさまざまなケースに応用できますね。

【治安】常識的な行動をしている限りは問題なし

そして、フィジーの治安について。

国際空港のある島西部のナンディは、観光客の拠点となるエリア。

このエリアでは、日本人留学生や長期滞在者を狙ったひったくりや、ホテルでの盗難にたいして注意喚起が出されています。

もちろん、住み慣れた日本とくらべるとアブナイこともあるのは確か。
でも、大金は持ち歩かない、 バスやタクシーなどの交通機関を利用する、 飲み屋に行かない、暗いところは歩かない、海に行くときはリゾートを選ぶなど、当たりまえのことに気をつけれることで、キケンだと感じたことはありませんでした。
むしろ、子連れであるがゆえに、優しくしてもらうことが多かったです。

フィジーで街を歩く際に気をつけたいのが、「クルマ」。

フィジーの道路には、ほとんど信号がありません。

日本とは異なりクルマの運転もおおざっぱななので、子供と道路を渡るときは手を引いてあげるようにしてくださいね。

【習慣】「お願い」されることが多かった(?)、フィジー

つぎに、日本とは異なるフィジーでの流儀について。

フィジーには「ケレケレ」という言葉があります。

「Please」と訳されるそうですが、現地では「お願い」されることがたくさんありました。

私も、アパートのセキュリティースタッフから、よく「紅茶をちょうだい」とコップを渡されました。

友人の家では、だれか遊びに来るたびにオモチャや食べ物などがなくなったりしたそうです。

また、息子たちが通っていた学校では体罰もありました。

先生の注意を何回も聞かないときには、げんこつ、腕立て伏せをするといったバツが。

とはいえ、当の息子たちはまったく気にしていなかった様子。

むしろ、同時に言い聞かされた「自分がされてイヤなことは相手にしてはダメ」、「イヤなことをすれば、同じことをされても文句は言えないよ」という言葉が響いたよう。

日本に戻ってからも、次男は「先生は、なんでお友達に意地悪はダメということを教えてくれないんだろう」と言っていました。

【トラブル】ちょっとした行き違いで、頭のなかが真っ白に

現地では、忘れることができないトラブルもありました。

息子たちは、毎日ローカルのバスを利用して通学しており、アパート近くのバス停まで出迎えるのが日課。

ふたつまえのバス停に大きめのスーパーがあったので、そこで学校帰りに買物をしようと提案したのが2日まえ。

でも、当日は確認しないまま出かけたので、うっかりそのままいつものバス停まで帰ってくると思い込んでいた私。

バスが到着すると、運転手が「子供たちはスーパーのバス停で降りたよ」と。

「!!!!」 頭のなかは、もう真っ白。

そのバス停までは約1.5キロありましたが、とにかく走りだしました。

500メートルくらい走ったところで、手をつないで歩いてくる息子たちの姿が。

「ごめんね」とあやまると、「おれたちこそごめんなさい」。

バス停に私がいなかったのでまたバスに乗ろうと思ったけど、すれちがうかもしれないから歩こうと思ったそう。

生きた心地がしませんでしたが、わが子の成長を目の当たりにした瞬間でもありました。

↑アパートまで帰る途中、ココナッツジュースを購入。子供たちははじめての味に喜んでいましたが、いまでもココナッツを見るたびにこの事件を思い出します。

【まとめ】ローカル目線で生活し、たくましさを増した息子たち

現地の生活で心がけたのが、「フィジーには勉強をしに来ている」ことを理解してもらえるよう振る舞ったこと。

タクシーよりもバスを利用し、ダウンタウンで新聞を売っている人たちにも笑顔であいさつ。

もちろん、現地では観光客に高く売りつけようとするショップやレストランもありました。

が、しばらくすると、換金やツアーに参加する予定があるなどと話していると、「あそこは行ったらダメ」など、ローカルに役立つ情報を教えてくれる人が増えました。

なみに、6週間の滞在でリゾート地に行ったのはたったの1回。

せっかくフィジーまで行ったのだから、もっと体験いろいろさせてあげてもよかったと思います。

今回の留学では、子供たちがどうしたいのかを尊重し、相談していろいろなことを決めました。

そうすることで、「自分は頼りにされているんだ」と実感し、グンとたくましくなった息子たち。

すすんで荷物を持ってくれたり、お互いに「大丈夫? 手伝うよ!」など、うれしい言葉も出てくるようになりました。

いろいろなことを教えてくれたフィジー。

また、お世話になった人たちに会いに行きたいです。

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