【旅*流儀183】直行便なら5時間で到着する…世界遺産に登録された「ロック・アイランド」も美しいパラオの魅力 - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 12.08.17

【旅*流儀183】直行便なら5時間で到着する…世界遺産に登録された「ロック・アイランド」も美しいパラオの魅力

パラオという選択肢はいかが?

ハワイには行きたいけれど、子連れで行くにはちょっと遠い。

でもグアム、サイパンではなんだかちょっと物足りない気も…

…そんな人には「パラオ Republic of Palau」という選択肢はいかが?

 

「パラオ共和国」は、太平洋に浮かぶ南北640キロにわたり200以上島々からなる国。人が住んでいるのは9島のみで、首都はマルキョク。公用語は、英語とパラオ語。

直行便なら5時間で到着

パラオの魅力のひとつは、直行便で5時間とハワイより短く、日本からは真南に位置しているので時差がないのがラクなこと。

そして、パラオの最大の魅力はまさに美しい海で、ダイバー憧れの地でもあります。

マッシュルーム型の島々が連なる「ロック・アイランド Rock Islands Southern Lagoon」が、2012年6月に世界遺産の複合遺産として登録されました。

週3で飛ぶ成田発「デルタ航空」直行便

パラオ行きのエアラインといえば「JAL」のイメージがありましたが、JALはチャーター便を就航していただけ。

現在の定期便は、2010年12月から就航している、成田発「デルタ航空」。

週3便となり、成田発が月水金、パラオ発が火木土。

  • 成田発18時30分-パラオ着23時30分(10月1日より23時50分着)
  • パラオ発4時20分(10月2日より4時発)-成田着9時15分

行きはホテルチェックインが深夜になりますが、これはアジア行き夜便でもよくあるのでなんとかなりそう。

でも、帰国便が4時発となると、ほとんど寝ないまま空港に行くようなカタチに。

これは大人でもキツイので、子連れではここがハードルとなりそう…

「ユナイテッド航空」グアム経由便という手も

グアムからの経由便を使うと、もう少し早く到着することが可能。

ユナイテッド航空」の経由便(グアム-パラオ間)のスケジュールは以下のとおり。

  • グアム発19時-パラオ着20時10分
  • グアム発21時55分-パラオ着0時20分(土曜のみ)

ユナイテッドでは、東京以外にも、札幌、仙台、新潟、名古屋、大阪、岡山、広島、福岡、那覇からグアム便があるので、これを利用すれば20時10分着に乗りつぎが可能。
ただ、地方便なら比較的待ち時間は少ないのですが、成田発だと少々ビミョーに。

成田便は乗り継ぎに3時間以上かかるので、飛行時間は短くてもトータルで時間がかかってしまいます。

ほかにも、地方からなら韓国経由で「大韓航空」、「アシアナ航空」も利用できますが、パラオ到着はやはり深夜になります。

パラオでの楽しみ方は?

パラオで楽しめるスポットには、どんなところがあるのでしょうか?

まずは、「ジェリー・フィッシュレイク Jellyfish Lake」。

ロックアイランドに囲まれてできた海水と淡水が混ざった湖に無毒クラゲが生息し、シュノーケリングをしながらクラゲを間近に見られるそう。

女性に人気なのが、ロック・アイランドの周辺にある「ミルキー・ウェイ Milky Way」と呼ばれる一角。

エメラルドグリーンの海色ではなく、乳白色の海となります。海底に沈殿した石灰質の泥が乳白色の原因で、この泥を顔や身体に塗るそう。

また、潮が引いたときだけ現れる「ロング・ビーチ Long Beach」も本当に美しいとのこと。

この、ロック・アイランドをスノーケリングできるオプショナルツアーは多くあり、運がよければウミガメの産卵やマンタなども見られるようです。

ロックアイランドに行く際は、6才以上で50ドル(10日間有効)、ジェリーフィッシュ・レイクは、ロック・アイランドも含めた許可証100ドルを購入する必要あり。

ツアー予約の際、ツアー会社から説明があると思うのでこの料金もお忘れなく。

ほかに「ドルフィン・パシフィック」という、世界最大級のドルフィンベイでイルカと泳いだり触れ合ったりするツアーも。

オプショナルツアー予約サイト「アランワン Alan1」で口コミなども参考に申し込んでおくと、スケジュールを事前に立てられますね。

おもだったホテルや食事について

では、ホテルはどんな選択肢があるのでしょうか?

日本人に人気があり、子連れで安心して泊まれるのは「パラオ・パシフィック・リゾート Palau Pacific Resort」と「パラオ・ロイヤル・リゾート PALAU ROYAL RESORT」。

どちらも、プライベートビーチがあります。

唯一のウォータースライダーがある、「アイライウォーター・パラダイス AIRAI WATER PARADISE」も楽しめそう。

パラオでの食事は、日本食もあるし、新鮮なお刺身が味わえるというのもポイントが高い。

ショッピングについては、ハワイと同様のレベルを求めるのは野暮というもの。

あくまで自然を楽しむのをテーマに、パラオを検討してみるのはいかがでしょうか。

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