Published on 13.02.03
【メキシコ＊04】メキシコシティからクルマで1時間…巨大な宗教都市遺跡「テオティワカン」でピラミッドに登ってみよう
「ピラミッド」に登ろう
メキシコには数々の遺跡がありますが、オススメは、メキシコシティから近く頂上まで登れる世界一のピラミッドがある「テオティワカン Teotihuacan」。
テオティワカンは、メキシコシティから約50キロ北東へ、クルマで約1時間程度のところにある遺跡。
メキシコシティからのアクセスは、北バスターミナルからテオティワカン行きのバスが出ています。
くわしい説明が聞きたければ、日系の旅行会社による日本人ガイド付きのツアーもあるので、値段や内容を確認して申し込みましょう。
ピラミッドはふたつ
古代都市テオティワカンの歴史は、紀元前2世紀ごろから始まり、4世紀から6世紀ごろが最盛だったといわれています。
世界文化遺産にも登録されているこの遺跡、大きな見どころは3つあります。
まずは「ケツァルコアトルの神殿」、そしてふたつの大きなピラミッド「太陽のピラミッド」と「月のピラミッド」。
世界で3番目に大きい「太陽のピラミッド」は74メートル、「月のピラミッド」は46メートルの高さ。
小さな子連れの場合、太陽のピラミッドは下から眺めてその壮大さを写真に収めておき、登頂は月のピラミッドにチャレンジするといいかも。
テオティワカンの敷地内はとても広く、「ケツァルコアトルの神殿」は少し離れていて徒歩の移動はタイヘンなので、時間がなければ、後日「人類学博物館」にて原寸大のレプリカを見るのがオススメ。
ピラミッドの上り下りは、角度が急なので、かならず手すり代わりのロープを持って臨みましょう。
高地のため、空気が薄く息もすぐ切れます。
ムリに急いで登ろうとせず、ゆっくり息を整えながら登り、頂上からの景色も楽しんでくださいね。
頂上からの景色は圧巻
月のピラミッド頂上からは、幅40メートル全長5キロにもなる「死者の道」と呼ばれる大通りをまっすぐ眺めることができます。
まっすぐ続くこの道の両側には神殿や宮殿などの各施設が整然と並んでいて、計画された都市づくり、そしてその遺跡の多さにも圧倒されます。
月のピラミッド頂上からは、左手奥に「太陽のピラミッド」が見え、その景色は圧巻。
ピラミッド頂上からの景色を眺めながら、古代都市の悠久の歴史に思いを馳せてみるのもなかなかのもの。
なお陽射しがキツく、影も少ないので、帽子と水はかならず持参してくださいね。
↑入り口付近にはおみやげ屋さんがたくさんあり、帽子も売っています。
入場料は、57ペソ（約410円）。
ビデオカメラを持ち込む場合は、撮影料の45ペソ（約325円）を事前に支払う必要があります。
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