【旅*流儀108】ハイアット、スターウッド、ヒルトン、マリオット…有名ホテルチェーンで無料で入会できる「会員プログラム」のメリット(12.10) - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 10.12.10

【旅*流儀108】ハイアット、スターウッド、ヒルトン、マリオット…有名ホテルチェーンで無料で入会できる「会員プログラム」のメリット(12.10)

ホテルチェーンの会員ってオトクなの?

世界でグローバルに展開しているホテルチェーンなどでは、「会員プログラム」サービスを実施しています。

リピーターを獲得するのが目的なので、泊まるほどにトクをする内容となっているのが特徴。

滞在するごとにポイントが貯まり、ポイントに応じて無料宿泊や客室のアップグレードなどの特典が受けられます。

子供が生まれてからは利用回数は減りましたが、いまでもいくつかのホテルの会員カードが手元にあります。

よく利用したのが、ハイアットの「ゴールド・パスポート」と、シェラトンやウェスティンを展開するスターウッドホテルズの「Starwood Preferred Guest」(SPG)。

関連くちこみ】SPGを利用して都市部のシェラトンに格安宿泊
ほかにも有名なのが、ヒルトン系の「ヒルトンHオナーズ」、マリオット系の「マリオットリワード」、インターコンチネンタル系の「プライオリティ・クラブ」など。
会員登録は、航空会社のマイレージサービスと同じくネット上から無料でできます。

ただ、ツアーでの滞在の場合はポイントがつきません。航空マイレージでは、航空会社によってはツアーでも加算されることがあるので、その辺が異なります。

ハイアットでは無料で14時までレイトチェックアウトが可能

具体的なポイントの加算方法や特典について、ハイアットの「ゴールド・パスポート」を例に見ていきましょう。

↑ハイアットのサイトから「ゴールドパスポート」に入会できます。

カードには3ランクあり、「ゴールド→プラチナ→ダイヤモンド」という順番で高くなります。

ポイントの積算方法は、ポイント対象金額1ドルにつき5ポイントが貯まります。

また、1回の滞在ごとに「プラチナ」は15パーセント、「ダイヤモンド」は30パーセントのボーナスポイントがつきます。
これらの上級会員になるには、プラチナは年間5滞在か15泊以上、ダイヤモンドは年間25滞在か50泊以上すると、自動的にアップグレードされます。
特典は上級会員ほどいいのは当然ですが、普通のゴールド会員でも空きがあれば14時までのレイトチェックアウトが利用できるのは嬉しいですね(申し出る必要あり)。

ダイヤモンドでは「クラブルーム」が利用できるため、無料の朝食やカクテルタイムの利用もできます。

無料宿泊の特典は、1泊5000ポイントから交換できます(もっともランクが低い「カテゴリー1」のホテルのスタンダードルーム)。
ちなみに、もっとも高いランクの「カテゴリー6」のホテルは、「パーク・ハイアット東京」や「グランド・ハイアット香港」、ハワイの「ハイアット・リージェンシー・マウイ・リゾート」などで、スタンダードルームに1泊するには2万2000ポイントが必要です。
つまり無料宿泊の特典を受けるには、ゴールド会員では最低でも1000ドル(5000ポイント)分の滞在をする必要があることになります。

かつてはお部屋での【朝食サービス」もありました…

私がハイアットの「ゴールド・パスポート」会員になったのは、たしか15年くらい前に香港の「ハイアット・リージェンシー」で。

ゴールド会員(当時カードの色はゴールドではありませんでした)でも、カード提示をすると国によってはお部屋にカンタンな朝食を持って来てもらうサービスもありました(コーヒーや紅茶なども選べました)。

バンコクの「グランド・ハイアット」に泊まったときも、同じようなサービスがありました。

最近ハイアットに泊まる機会がないので、「どうなったかな?」と気になり、この手のサービスが現在も実施されているか電話して聞いてみました。

すろと「特典としてそういうサービスは案内してないが、ホテルによってはお部屋へのコーヒーもしくは紅茶のルームサービスを用意しているところもある」とのことでした。

どうせ滞在するなら、会員になってから滞在するのがオトク!

これらのホテル会員プログラムは、どこの会社も専用予約電話番号での優先予約があったり、チェックインも専用カウンターがあるところがほとんど。
また、アーリーチェックインやレイトチェックイン、専用フロアやアップグレード、新聞、飲み物のサービス、会員レートなどさまざまなサービスを用意しています。
各社ともに、ホテルへ支払った料金に対してポイントが付くようになっているうえ、提携航空会社のカードを出すとそちらのマイルも貯まる会社もあります。

有効期限は、マリオット系以外はポイント加算から12ヵ月です。

ちなみに、貯めたポイントは、無料宿泊だけではなく提携航空会社のマイレージアカウントにマイル移行できたり、レンタカーやギフト券に交換できたりとさまざまですので、上手に利用できればオトクです。

もし、大手ホテルチェーンのホテルに滞在する予定があるのなら、ぜひ会員サービスについて知っておくといろいろメリットがあるかもしれません。

会員向けのオトクな料金やボーナスポイントなどさまざまなキャンペーンもあるので、会員宛のメールのチェックもお忘れなく。

個人旅行をする場合は、航空会社と同じように滞在ホテルを決めてポイントを貯めるのも楽しいですよ。

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