Published on 10.08.13

【旅＊流儀91】「エティハド航空」の就航でさらにドバイが身近な存在に…「エミレーツ航空」も子供料金無料の特典プランを提供

この春就航した「エティハド航空」って？

新聞の海外ツアーの広告をみていたら、とっても気になる広告を発見。
トルコツアーの広告で、利用航空会社が「エティハド航空」というもの。
エティハド航空は、今年2月に中部空港、3月には成田空港に就航したばかりのアラブ首長国連邦「アブダビ首長国」国営の航空会社で、設立は2003年。
日本就航記念ということで、夏休み期間でも8日間12万円くらいの格安のトルコツアーでした。

往路はアブダビで4時間半くらい乗り継ぎ待ちもありましたが、ツアーによってはその間ラクダ市場など市内観光するプランもありました。

すでに夏の旅行は決めたあとだったので、残念ながら広告をチェックするのみでしたが、もっと前に知っていたら候補にあがっていたはず。

アラブの石油王など、ケタ外れのお金持ちがいる国の航空会社なので、きっと素晴らしいサービスが提供されるに違いありません。

アブダビ国際空港からドバイまではクルマで約1時間！

さらにエティハド航空のサイトでいろいろ見てみると、ドバイにもアクセスがいいことが判明。

「いつかはドバイに行ってみたい」と思っていた私には、グッとくる情報が掲載されていました。

エティハド航空は、現在成田空港から週5便、中部国際空港（北京経由）週2便、アブダビまで飛んでいます。
エティハド航空では、エコノミークラスでも事前に予約しておけば、アブダビ国際空港-ドバイ間（エティハド航空のドバイ事務所まで）を、メルセデス・ベンツ社製の高級シャトルバスで送迎してくれます。

ファーストやビジネスクラスならば、高級リムジン送迎を無料でサービス。

所要時間は60分とのことなので、そんなには苦になりませんよね。

ちなみに、「エミレーツ航空も同様のサービスがあるのかな？」と思って調べてみると、こちらはファースト、ビジネスクラスのみでした。

アブダビまでの飛行時間は、米西海岸と同程度！

エティハド航空は、スターアライアンスやワンワールドなどの、いわゆる世界3大航空連盟には加入していませんが、全日空（ANA）とはコードシェア便がありANAのマイルも溜まります（エコノミーのペックス運賃以上）。

タイムスケジュールは、成田22時10分発、アブダビ着翌4時50分。

帰りは、アブダビ発22時25分、成田着翌13時25分です（帰国便土曜発のみ、中部国際空港経由）。

中部国際空港の場合は、21時30分発、北京経由で翌6時40分着。帰国便は、土曜日はアブダビからの直行便があります。

成田からだと往路が11時間40分、復路が10時間とアメリカ西海岸並の飛行時間。意外と近く感じ、ますます行ってみたくなりました。

機内は、話題の個室の「ファーストスィート」からエコノミーまで。

身近なエコノミークラスは、2-4-2配列の革シートで、もちろん機内エンターテイメントが充実したパーソナルモニター付き。オンデマンドで楽しめます。

そして、機内食も3種類から選択できます。

「エミレーツ航空」では、大人2名のツアー代金で子供2名の代金が無料に!?

ドバイといえば、ドバイ国営の「エミレーツ航空」も外せません。

エミレーツ航空も、2階建ての「エアバス380」や個室のファースト「プライベートスィート」など最新鋭の設備が整っています。

「エミレーツ航空」のサイトをみてみると、トップページに「お子様は無料でドバイへ」という文字を発見。
この夏、6月から9月までの期間、「キッズ・ゴー・フリー」という特典が用意され、なんと大人2人に対して16才未満の子ども2人まで航空券、宿泊、食事、アトラクションの入場無料という太っ腹な特典が！！
ちなみに、このエミレーツの特典は旅行会社を通じてパッケージツアーでのみ販売されているようです。

ドバイは物価は高いですが、欧米人や観光客も多く、英語も通じるため日本人でもとくに困らず子どもも楽しめる…と聞いているので、こちらも「もっと早く知っていれば！」と思いました。

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エティハド航空の就航により、中東へのアクセスの選択肢がひとつ増えました。

ヨーロッパ各都市にもアブダビから就航しているので、中東とヨーロッパを一度に楽しむ旅もステキですよね。

あえてエティハド航空に乗って行くのもありかな…なんて考えています。

エティハド航空