Published on 08.07.24
【バンコク】夜の歓楽街「ナナ」は、ローカルフードやビジネスにも魅力の界隈なのだった
ナナに出かけた理由
旅行の最終日にうろついていたのは、BTS「ナナ駅」から「ナナ・スクエア NANA SQUARE」へ至るまでの界隈。
ちょっとわかわりにくかったのですが、駅を降りて近くの人にたずねると「あっちー」と教えてくださいました。
「ナナ・スクエア」は、05年にオープンしたショッピングモール。
スクンビット通りとソイナナの交差点すぐそばにあり、ナナ駅1番口を出てスクンビット通りをサイアム方面に歩き、徒歩4分くらい。
この辺は、ゴーゴーバーをはじめとする男性向け歓楽街ですから、「ナナになにをしに行ったの？」と聞かれそうですが…
荷物を日本へ送ろうと思い、夫と娘とともに「フェデックス FEDEX」の支店があるナナ・スクエアを目指しておりました。
「おーい。ナナ・スクエアはどこじゃーい」とあちこちで道を聞きつつ、たどり着いた先は、「サイアム・スクエア」みたいな大きな建物ではなく、3階建てのビルでありました。
日本に荷物が送れない…
暑いなか、ようやっと1階にあるFEDEXにたどり着いたのですが…荷物は日本に送れませんでした。
普通の荷物にも関わらず、FEDEXの女性スタッフに「私物はバイオハザードだから送れないわよー」と拒否されてしまいました。
なになに「新品の洋服ならいいけど、一度着た服はぜったいにダメ？」じゃあ、これまで日本に送ってきたものはなんだったのか!?
「帰国するのに自宅に荷物を送るだけでウイルス扱いってどういうこと!? だったら日本に入国できないじゃない」と、ぷんすか怒りまくってドアを蹴っ飛ばして外へ出た私。
夫になだめられても、怒りがおさまらない私に娘の「コグマ」は凍りつき、「ママ、そこにスターバックスがあるから、コーヒーでも飲んで落ち着こうよ」といわれて、同じフロアにあるスターバックスへ。
コーヒーを飲みながら「私物はダメって電話で確認したときいえっての！」。
「まあまあ、怒るんじゃないよー」とまたもなだめられながら、ふと周りを見渡してみると驚きました！
「ここの通り、日本人がいなくておもしろーい！」そう、見渡す限り日本人がいないのです。
ナナはアラビア人街があるので、アラビア系の人が多くこれはめずらしい光景。
しかも、軽食の出店が駅からナナ・スクエアまでずーっと並んでいて、まるでプラトゥーナムみたいな雰囲気。
ゆっくり見たい。だけど時間がない（泣）。
ディープなナナ界隈
ドリアンやらマンゴなどが売られているお店に混じり、最近見かけなくなった虫の揚げ物屋台まであるじゃないですか！
衛生上、虫は食べないほうがいい。好きなら止めないですが、私はいまだ経験はありません。
ゴキブリとかいもむしとかバッタとかのから揚げは見るだけにしましょう。
ここで、夫と娘はお買い物。といっても虫ではありません。
夫はタイ語の地図地方版、娘は怪しいぬいぐるみをお買い上げ。ふたりして背中合わせに値切っている姿はおもしろかったです。
娘も値切れるまで育ったものだと感動しました。
この通りでは、WBC世界フライ級ボクサーのポンサクレック氏（この3月に内藤大助選手と戦った相手）がトレーニング中だったのか、走りさって行く姿を発見。
「ふわわー、ママっ！ポンサクレックて人が！」。残念ながら私は発見できず……そんな特典もある一角でした。
ビジネスにも使えるナナ界隈
このBTSナナ駅構内にはツーリストセンターがあり、日本へ電話をかけることもできるしファックスも送れます。
レアなBTSスカイトレインのオモチャも売っております。
が、ここで大失敗があったのです。
早くホテルに戻りたい夫が、ナナ駅のツーリストセンターで日本へ電話して粘っている私に「そんなのサイアムにもあるから戻ろう！」といい、私たちはサイアムに戻りました。
しかし、サイアムの公衆電話はすべて壊れており、日本に電話はできませんでした。
謝る夫、時間に間に合わないと落ち込む私。
ホテルへ戻ってかろうじて電話できたものの、あせりまくりました。
携帯電話はもうひとり旅できるくらいの代金になりかねないので、今回からは自分で管理しやすい公衆電話にすることにしたのです。
以前、携帯を使ったら20万円以上の請求が。携帯って、かけてもかかっても料金がかかりますよね。
そういったことも含め、使えるナナ駅周辺もいいかも知れません。
異国情緒を追い求める方は行ってみてください。この近くのホテルも今度はいいかも…と思う私でした。
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