獲れたてシーフードを調理してもらったり、島観光も楽しめる…基隆市「碧砂漁港」の遊び方


Published on 09.06.06

【台湾日和18】獲れたてシーフードを調理してもらったり、島観光も楽しめる…基隆市「碧砂漁港」の遊び方

「碧砂漁港」の魚市場に行こう

基隆市に暮らすわが家が、休日によく利用している公園が「碧砂漁港」(ビーサーユーガン)。

基隆市を代表する観光スポットのひとつです。

 

漁港の市場は観光用にキレイに整備されており、隣接するレストランでは市場で買った魚を調理してもらうことも可能。

さらに、漁港からは遊覧船もでており、ちょっとした船の旅も楽しめるのです!

新鮮な海鮮を料理してもらおう

碧砂漁港は、「新鮮・グルメ・エンターテイメント」をテーマに1998年につくられた比較的新しい漁港で、港の脇には2棟の建物が並んでいます。

1棟は魚市場、もう1棟は海鮮料理のレストラン街となっており、魚市場は巨大な魚がゴロゴロ転がっているようなダイナミックなものではなく、魚屋さんが軒を連ねた観光市場で、地元の主婦にも利用しやすい雰囲気。

マグロやブリなどおなじみの魚から色鮮やかなトロピカルな魚まで、いろいろと並んでいますが、魚よりも貝類の種類が多いのが特徴的。

大根ほどの太さの貝など、日本ではあまり見かけないものもあり、見ているだけでも楽しめます。

市場で買ったものは向かいのレストランで一品100元(約300円)から調理してもらえるので、どんな料理になるのか考えながら回るのもいい。

レストランの前にも水槽があり、そこから魚を選んで調理してもらうこともできます。

遊覧船で「基隆嶼」へ

碧砂漁港から出ている遊覧船「碧海藍天」(ビーハイランティエン)は、基隆のランドマークともいえる島「基隆嶼」(ジーロンイュー)へ運航しています。

基隆嶼は基隆市外の海にくっきりと浮かぶ、火山噴火に伴って形成された島で、「天気や見る位置によって異なる風貌が神秘的」と言われています。

わが家がこの碧海藍天を利用したのは、4月ごろ。

乗船料:大人/450元、4~12才以下/350元、3才以下/100元。所要時間は1〜2時間。基隆嶼の開放時間は、9時~17時。

ライフジャケットを着用しての本格的な装備での乗船となりましたが、出航ギリギリに乗ったので景色が楽しめるデッキ席はすでに満席。

しかたなく船内のベンチに腰を下ろすと、台湾ではおなじみのカラオケ設備がセットされ、さすがに歌っている人はいませんでしたが、演歌に似た台湾歌曲がずっと大音量で流れていました。

島へは約15分。大音量に耳が慣れたころに到着。

基隆嶼は「鯨のようなカタチをしている」という人もあれば、「船のようなカタチ」という人もいます。私には、龍が地面にうずくまりながら、島への侵入者をチェックしているように見えました。

島内散策はガイドといっしょに

島での滞在時間は50分。自由散策ではなく、ガイドさんと一緒に歩きます。

基隆嶼は日本統治時代、軍事基地として用いられていたそうで、いまでも散策できる部分は限定されています。島内には不慮の事故で亡くなった日本兵のお墓も建てられていました。

さて、基隆嶼観光のベストシーズンは晩春から初夏にかけて。野百合が開花するため、1年でもっとも美しい時期とされています。

野百合とは日本でいう「タカサゴユリ」のこと。岩の隙間から垂れ下がって咲く野百合に、その根強さや生命力を感じました。

台湾人の精神を象徴する植物としても知られ、90年代の学生運動の際には中正記念堂に巨大なユリのオブジェが掲げられたそう。

基隆嶼は無人島なので、電気は通っていません。よって、島の端にそびえる灯台は1980年に建てられた台湾初の「ソーラー灯台」。

各国の船舶が基隆港へ入港する際の目標となる基隆嶼において、この灯台は重要な役目を果たしています。

散策時間の都合からか、ガイドさんの歩くスピードはかなり速めで、子どもを抱える私には追いつくのがやっとの状態。

加えて、散策路は設けられているものの、平地がないのも特徴とされる島なので、歩きやすい靴で行くことをオススメします。

レンタル自転車も楽しめる

「碧砂漁港」の広場には公園の遊具などはありませんが、天気のいい休日には凧のお店や、レンタルサイクル屋がやってきて、親子連れで賑わいます。

台北市とくらべると、坂道だらけなうえ、歩道もほとんど整備されていない基隆市では、子どもが安心して自転車に乗れる場所はなく、大人が自転車に乗る機会も少ないようなありさま。

子ども用のハンドルが付いたものや、八の字にこぎ進めるスクーター、モーター付きの子供用バイクなど、変わったものもあり、子どもたちは夢中で遊んでいます。

ココでは、1年中カラフルな凧が大空に舞い上がっています。

凧も1個150元ほどで売られているので、童心に返って子どもと一緒に凧揚げを楽しんでみるのもいいかも。

【碧砂漁港へのアクセス方法】

基隆駅よりタクシーで150元程度。バスの場合、基隆駅より103号「八斗子行き」、または104号「新豊街行き」を利用。大人15元、子ども8元。

バスの系統は少ないので、初心者でも利用しやすい。海洋大学を過ぎて、マクドナルドの向かいが碧砂漁港なので下車してください。

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