Published on 10.06.12

【サンフランシスコ31】イーストウッドも市長を務めた、モントレーからクルマで15分の「カーメル」は愛すべき美しい街

モントレーからクルマで15分の「カーメル」へ

2010年春休み、7才の息子とふたりで訪れたアメリカ・サンフランシスコ San Francisco。

「ホエール・ウォッチング」を楽しむため、サンフランシスコからクルマで2時間半のモントレー半島に行きました。

ホエール・ウォッチングの船酔いも治まったので、気を取り直してカーメル Carmel（正しくは「カーメル・バイ・ザ・シー」）まで行ってみることに。

半島北側にある「モントレー Monterey」からハイウェイ（HWY）1に乗ると、15分くらいでお隣の街・カーメルに着きます。

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小さな街ですが、アーティストの街としても知られ、芸術家もたくさん住んでいるそうです。

本当は「17マイル・ドライブ」がオススメなのだけれど…

このモントレー半島の見どころのひとつが、「17マイル・ドライブ 17-Mile Drive」という、半島の海岸線と森林のなかをぐるっと走るドライブコース。

アメリカにしてはめずらしく有料道路（10ドルくらい）ですが、ゴルフ好きには有名なゴルフ場「ペブル・ビーチ・ゴルフ・リンクス Pebble Beach Golf Links」もあります。

ゲートは4ヵ所あり、モントレーで街を歩いていたときに看板を見つけました。が、時間がなく今回は17マイルドライブは利用しませんでした…

サンフランシスコからは、モントレーとカーメルを訪れる1日がかりのオプショナルツアーも人気のようです。

美しい景観との〜んびりとした雰囲気が魅力！

カーメルは、かのクリント・イーストウッドが市長を務めたことでも知られています。

街自体は小さくて、あっという間にまわれてしまいます。

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カーメルの魅力はなかなか表現しにくいですが、街全体に花が咲き誇り、建物も自然に溶け込むような感じで、街が非常に美しく落ち着き、モントレーとはまったく雰囲気が違います。
「犯罪とは縁のない街」という感じです。

以前カーメルに来たときは、カワイイ「Inn」（モーテルみたいな宿泊所）を探し、予約なしで1泊しました。たまたま街を歩いていたら、その「Inn」を発見。

まさか母になり子連れでココに来るなんて…「人生わからないなぁ」と懐かしく思いました。

メインの「オーシャン・アベニューOcean Avenue」が丘のうえから海に向かって延び、端から端まで歩いても疲れない距離です。

街の景観を美しく保つことを徹底していて、信号、パーキングメーターや街灯もありません。通りを表す看板も街角にありませんが、道は碁盤の目状態ですので、迷うこともないです。

横に曲がって、住宅地をブラブラお散歩するのも楽しい。

オーシャン・アベニュー沿いと、そこから横に延びる道沿いには、小さなショップやギャラリーなどがあり、個性的で1軒1軒のぞきたくなります。

オーシャン・アベニューには「カーメル・プラザ Carmel Plaza」という、吹き抜けのこじんまりとしたショッピングセンターがあり、カフェでお茶をしてくつろぐ人もたくさんいました。

絵になる雰囲気です。

海岸に下りて、ほっとひと息…

私たちは「せっかくなので、海まで行こう！」と、坂を下って歩いて行きました。

午前中は船に乗って海の上にずっといましたが、船酔いにやられて悪夢の時間だったので、カーメルの砂浜を見ると息子は元気を取り戻し、駆け出して行きました。

その姿を見て、少しホッとしました。

3月下旬だったので海水浴には早いですが、かなりお天気がよかったので、水着姿の人もチラホラ。

ここでゆっくり遊ばせてあげたかったのですが、その日のうちにサンフランシスコに戻りクルマを返す予定だったので、早々に引き揚げ、近くにある「カーメル・ミッション」という教会に向かいました。
＜カーメル・バイ・ザ・シーへの行き方＞
サンフランシスコからUS101をサリナス（Salinas）まで南下。CA68に入ってモントレー方面に行き、CA1に入ると、Carmelの表示が出てくるので、下りるとスグにメイン通りのOcean Avenueにぶつかる。