Published on 08.12.25
【甘辛グアム最終回】数多くの出会いと思いでを残し、母子ふたりのグアム生活にピリオド。ひとまず日本に帰国しま〜す♡
「再入国許可証」の行方は？！
08年9月末に日本を発って、はや2ヵ月半。とうとう12月半ば、帰国日を迎えました。
グアムへ来た理由は、アメリカに住むための資格「グリーンカード」を保持するため。
「グリーンカード」を保ち続けるためには、アメリカから1年間以上出てはいけないのですが、アメリカ人の夫の仕事の都合などもあって1年以上出ることになってしまいそうだったので「出てもいいよ」という再入国許可証を申請するために来たわけです。
再入国許可証を申請するには、2ステップがあります。許可証自体は、日本のアメリカ大使館で受け取ることができるものの、第2ステップの指紋採取をして提出するまでは最長2ヵ月かかるとアメリカ移民局からいわれていて、その指紋採取の際にはアメリカにいなくてはいけないということで、2ヵ月半ものグアム生活に突入することに。
グアムでの入国審査のときに、私のグリーンカードの更新時期があと数ヵ月のため「再入国許可証を申請しても却下されるでしょう」という入国審査官の言葉通り、けっきょくグアム滞在最大の目的であった再入国許可証はゲットできず（泣）。
【関連くちこみ】再入国許可証が却下されるかもって!?＜到着編＞
ただし、その2ヵ月間でまたまた動きがでて、けっきょく夫はカリフォルニアに帰国することが決まり、落ち着き次第私たちも渡米と決まったので必要なかったかも……
いやいや、グアムでの貴重な母子家庭生活は人生の糧になるはず！ということにしておいてください！！（笑）
帰国前日は、最後とばかりに食べていなかったKマートのピザやら朝マックのチキン・ビスケットやらをお腹につめこみ、マイクロネシアモールで1ドルのクリスマス電車に乗ろうとしたところで、息子が寝てしまってアウト。
【関連くちこみ】わが愛しのマクドーナルド、日本のマックとどう違う？
朝8時くらいにビーチを散歩してマックに行ったのですが、残念ながら台風の影響で泳げずじまい。
1日グアムを満喫するぞプランは、台風＋節水のため水に流れましたが、まあ2ヵ月半満喫しているからよし。
グアム空港で飛行機に乗ります
さて、帰国当日。午前中はパッキングやら、飛ぶ鳥跡を濁さずで掃除やら、近所のフローズンヨーグルト屋「Verry berry」に最後のフローズンヨーグルトを食べにいったりで終了。
【関連くちこみ】「Verry berry」のフローズンヨーグルトに太鼓判
息子を午前5時半に起こしてしまったので、昼寝を午前9時から11時くらいまでしてくれたのでパッキングはうまくいきましたが、空港から飛行機、日本での家まで目がランランでした（汗）トホホ
ノースウェスト航空で帰国ということで、前日にオンライン・チェックインをウェブで済ませていたのですが、隣人マキさんが息子を連れてこの荷物じゃタイヘンだからということで一緒に空港へ来てくれることになり、マキさんのお言葉に甘えてお世話になることに。ラッキー！
オンラインでチェックインをした場合はカンタンに終わるのかと思いきや、実際は列に並ばなくてはならず、多少時間がかかりました。
その間マキさんが息子を見ていてくれたので、本当大助かり！
スーツケースを預けるときには、軽いスーツケースはこっち、重いスーツケースはあっちと、一番大きいスーツケースだけ遠くの荷物預入のところに持って行くように指示されました。なんでだろう？ 飛行機の大きさと重さの関係？
マキさんはお別れが苦手ということで、1階の荷物を預けたところでお別れ。息子は、「ｍｍｍｍｗａｈ！」と英語版投げキッスをしてさよならを（笑）。
息子はばぁばと以前別れたところに来たため、ばぁばがなかにいると思っているらしく、なかを指さして「ばぁば？ばぁば～！おーい！」といっていました。
セキュリティ・チェックを通っていよいよなかに入るわけですが、そのセキュリティ・チェックの場所でも、黒人のおじさんから係のグアムのおばさん＆お姉さん＆お兄さんたちに、息子のことで質問攻めに。
やっぱりみんな、息子のスパイラル・カールの髪の毛をどうやって管理しているのかとか、いろいろ気になるらしいです。
ちなみに、GPOでは黒人の男の人が娘さんの髪が絡まってしまって困っているとかで、私に髪のメンテナンス方法を聞いてきました。おいおい！
セキュリティ・チェックを抜けると、とうとう免税店などが並ぶショッピング街に出ます。いやーーん、血が騒いじゃう！……とは、息子がいるためなりませんが、軽くお店でなにを売っているか見物。
まあ、空港の外のDFSとさほど変わらないかな。おみやげを買い忘れてしまった人や、ドルを使い切りたい人にはいいかも？
私たちの飛行機は6番ゲートから出発ということで、6番ゲートの方に息子と歩いていくと、レストランや軽食などを出すお店が並んでいました。ひとつはラーメン屋さん。
けれど、言葉は韓国語が書いてあったので、韓国人経営なのでしょう。キムチ・ラーメンとか書いてありましたよ～。
飛行機は午後4時15分発だったので、まだまだ時間に余裕があるなと、レストラン横のオモチャ屋さんをひやかし、本屋さんで息子が音の出る本のボタンを押しまくっていると、お店の人にボタンを押すなと怒られました（汗）。
それでも時間に余裕があったので、息子にお絵描きをさせたりしてくつろいでいると、「ノース・ウェスト航空、○○便でご出発の○○様、至急6番ゲートへお越しください」との呼び出しがかかっていました。
「あ～あ、遅れちゃってるお客さんたちか～。おみやげとかに気を取られてるのかな？ 迷惑な人たち！」などと思って、また放送されたアナウスを聞いてみると、○○さん、○○さんと数人続いた後に、スノーさんと入ったではありませんか！！！！！！！
えええええ！！！！あたしたちだ！！！！！！！！
ここからは、息子のお絵描き帳やペンをリュックに突っ込み、息子を脇に抱えて猛ダッシュですよ（泣）！本当、最後の最後まで……
飛行機にはラッキーにも間に合い、一緒に搭乗するはめになった皆様にはご迷惑をおかけしてしまったわけですが、キャビン・クルーに息子はちやほやしてもらい、ノース・ウェスト航空のパイロット用バッジみたいのまで貰って（機内に忘れてきちゃったのですが）楽しい機内となりました。
お昼寝の時間ではなかった息子はずっと起きていたので、お絵描き、シールブック、お菓子、「となりのトトロ」のDVDと、「キュリアス・ジョージ」のDVDという豪華2本立てで乗り切りましたよ。
いい子にしてくれていると思っていると、最後の着陸付近で自分のシートから脱出！空いていたため、となりの通路真ん中の席によじ登り、サル状態。あ～あ。みんな見てるし！
力ずくで自分の席に連れ戻したときに、息子の頭が肘掛に激突。ゴン！（当たった音） うぎゃああ！！！！（息子の泣き叫ぶ音）
機内にいた母親全員が「うちの子じゃなくてよかった……」と思ったことでしょう……
ばぁばと感動の再会。やっぱり日本はいい！
日本では、ばぁばと息子が感動の再会！ ばぁばに抱っこされた息子は、はじめだけ照れくさそうにはにかんだ表情でしたが、すぐにいつものチンパンジーに戻り、ばぁばにべ～ったりくっついていました。
ああ、そしてこの冷たい空気。やっぱり冬は、こうじゃなくっちゃ！
余談ですが、2ヵ月半のグアム生活で「M &M’s」を食べさせまくっていた私。バスに乗って騒ぎ出すとチョコで買収という手は効果的だったものの、なんと息子の奥歯が全部虫歯になってました（泣）。親の責任です……毎日歯を磨いたのになあ！
教訓、子供をチョコで買収するのはやめましょう。
帰国後すぐに、東京ディズニーランドにクリスマスのゴージャスな雰囲気を味わいに行ってきました。やっぱり日本はいいなあ！
長かったグアム生活も、これでおしまいです。
すべてのパパ＆ママ＆子供たちが、これからも楽しい旅をたくさん味わえますように……
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