「5月の雪」と称される純白の花「油桐花」を見てみたい…台湾中北部にあるリゾート「西湖渡假村」に行ってみた


Published on 09.05.23

【台湾日和16】「5月の雪」と称される純白の花「油桐花」を見てみたい…台湾中北部にあるリゾート「西湖渡假村」に行ってみた

雪のように純白な「油桐花」

台湾には「5月雪」と呼ばれる花があります。

晩春から初夏にかけて、真っ白な星型の花が螺旋を描きながら舞い落ちる様は、日本の桜がはらはらと舞うのとはまた違った美しさなのです。

「5月の雪」と呼ばれるのは、「油桐花」(ヨウトンホア)。直径は3センチほどで桜よりも少し大きく、台湾中北部の苗栗県付近の山に多く見られます。

油桐花は、椿のように萼(がく)ごと落ちるので、桜のようなはかなさはありませんが、地上に落ちた花に朝露がついてキラキラと光る様子はまさに雪のようなのだそう。

わが家が訪れたのは、苗栗県の「三義郷」にある挑炭古道という場所。

古道は険しい

花が舞い散るピークは午後2時から5時ということだったのですが、現地に到着したのはすでに4時半。

花のシャワーをひと目見ようと急いだものの、古道の入口を見て唖然。急な山道なうえ足場も悪く、子どもを抱えて登るのはちょっとキケン。

仕方なく、入口付近の桐花を観賞することにしました。

ひとたび風が吹けば、真っ白な花が降り注ぎ、まるで花の洗礼を受けたかのように心も清められた気も。7ヵ月だった娘も、キモチよさそう。

また、機会を見つけて行ってみたいです。

「西湖渡假村」にも立寄って

もちろん、油桐花を観賞できるのは山道だけではありません。

挑炭古道のすぐ近くにある「西湖渡假村」というリゾート施設も油桐花の景勝地として有名で、毎年15万人もの観光客が訪れるのだとか。

 

ココにはホテルやビラもあるので、一泊すれば朝露できらめく桐花を見ることもできます。台北から直通バスも出ていて交通も便利なので紹介します。

西湖渡假村の広大な敷地の3分の2に油桐の樹が植えられており、桐花のシーズンにはあちこちの歩道が真っ白なじゅうたんを敷き詰めたように。

遊園地や散歩も楽しい

小さいながら遊園地もあり、桐花の期間だけでなく週末や夏休みには子連れ客でかなり賑わうようです。

観光シーズンには、施設内のステージで1日に何度かショーも行われ、子どもたちの人気を集めています。

わが家が訪れたときは、日本のアニメ「花田少年史フェスティバル」が行われており、ステージではダンスを交えたショーが行われました。

劇中の会話は台湾語だったので、私にはさっぱりわかりませんでしたが、娘は食い入るように見つめていました。さらに、ダンスがはじまると大はしゃぎ。

施設の中心部を外れると、ちょっとした森林浴も楽しめます。

でも、道の続くままに歩いて迷子に…

標識は立っていますが、方向感覚に自信のない人は充分気をつけてくださいね。

西湖渡假村
住所:苗栗県三義鄉西湖村西湖11號(中山高三義交流道旁)
営業時間:8時30分~17時30分(休日は8時~18時)
桐花祭時の入園料(4月18日~5月17日):大人/399元、子供/300元

【バスでのアクセス方法】
台北より高速バスターミナル「国道客運台北總站」4番ホームより乗車(豊原客運)。大人/300元、子供/150元。所要時間約2時間半。

西湖渡假村は利用者がいないと止まらないそうなので、乗車の際にメモを見せるなどしてひと言伝えること。帰りの乗車は予約が必要なので、西湖渡假村のカウンターで頼んでください。

【電車でのアクセス方法】
台中線「三義駅」下車後、タクシーで15分程度。

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