Published on 10.12.09
【クアラルンプールグルメ＊10位】独特の風味が病み付きに…骨付き豚バラ肉を漢方風味のスープで煮込んだスタミナ料理「バクテー」（12.09）
【KLグルメ第10位】
「バクテー Bak Kut Teh」（肉骨茶）
↑土鍋に入れられた「バクテー」。骨付き豚バラ肉を、ニンニクや朝鮮人参などの漢方とグツグツ煮込んでつくるスタミナ満点の鍋料理！
★★★★☆
■子供は食べられる？：
カラくないので食べられます。ただし、漢方のような味が苦手でなければ…
■食べられる場所は？：
屋台のほか、バクテー専門店では「パオ・シャン・バクテー Pao Xiang Bak Kut Teh」がオススメ（「KLCC」や「Mid Valley Mega Mall」（メガモール）、「One Utama」などのショッピングモールに入っている）
■お値段は？：
10～15リンギット（約300～450円）前後
肉体労働者の華僑によって考案されたスタミナ料理
漢字では「肉骨茶」と書く「バクテー」。
【関連くちこみ】しみじみおいしい…シンガポールでも人気の「バクテー」
ガイドブックなどでもよく紹介されていますが、マレーシアのホーカーズやフードコートの名物といえば「バクテー」。
朝食などにもファーストフード的に食されているので、ぜひ押さえておきたい一品です！
このバクテー、英国植民地時代に肉体労働者として働いていた中国人が、当時1日2回の食事でもバテずに元気に働けるよう工夫された「朝食」メニューだったそう。
骨付きの豚バラ肉を、ニンニク、ハーブや高麗人参などの漢方薬と一緒に長時間グツグツ煮て、オイスターソースで味付けをした鍋料理です。
十分煮込まれたスープに、揚げパンを浸して食べます
土鍋からとりわけた、肉のエキスが沁みだした茶色のスープに、中国式揚げパン「油条」を浸していただきます。
また、白米かチキン風味のご飯（タロ芋入りのご飯もあり）も一緒に、バクテーをおかずにして食べるのも定番スタイル。
十分煮込まれたお肉はやわらかく、食べやすいですよ。
バクテーを食べるときは、中国茶を飲みながら食べるのが定番です。
ちなみに、中華系のお店では豚などの脂っこいものを食べるときはかならずお茶が出てきます。
中国茶を飲むと油脂を流してくれる…と言われていますが、効果があるかどうかは不明です…
屋台もいいけど、専門店も落ちついていいですよ！
ちなみに、KLからクルマで30分ほど行った「クラン Klang」という街が、バクテー発祥の地として有名です。
フードコートなどでも手軽に食べられますが、バクテー専門店も人気。
オススメのお店は、「パオ・シャン・バクテー Pao Xiang Bak Kut Teh」（宝香绑线肉骨茶）。
ココのバクテーはお肉の部位がいろいろと選べ、スープの味も上品。
KL中心部のブキビンタンのモール「パビリオン」や、メガモールとガーデンズモールの間にもあるのでアクセスもラクです。
↑お店もキレイなので「屋台はちょっと…」という人にも、「パオ・シャン・バクテー」なら本格的で品のいいバクテーがいただけます。
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