Published on 12.05.11
【NY＊32】ロブスタービスクやクラムチャウダーなど魚介スープのランチが美味すぎる…厳選された店舗が詰まった「チェルシー・マーケット」
おいしいお店がギッシリ詰まった「チェルシー・マーケット」へ
2011年3月、8才の息子とニューヨークへ9日間の旅行に出ました。
観光名所のひとつとなった、高架遊歩道「ハイライン HIGH LINE」沿いにあるのが「チェルシー・マーケット CHELSEA MARKET」。
今回ハイラインを全部歩くつもりでしたが、チェルシー・マーケットを見つけて入ってみると楽し過ぎて、ハイラインに戻るのを忘れてしまったほど。
「チェルシー・マーケット」は、9番街沿いの15th St.から16th St.にある、巨大ビルの1階部分を改装した完全室内のマーケット。
↑もともとはビスケットメーカーのビルだったそう。10th Ave側の建物ですが、右上の黒い部分がハイライン。
↑9th Ave.側の建物の外観。
ニューヨークのオイシイお店が厳選されています
チェルシー・マーケットは単なるマーケットとは異なり、ニューヨークでも有名なチーズ、パン、お肉、シーフード、お菓子などのお店がズラリと並んでいるのが見どころ。
約20軒ほどあるうち、多くのお店が全米のレストランガイド「ザガット」でも紹介されたようなので、今回行くを楽しみにしていました。
建物に入ると、ハイラインの高架鉄道時代の白黒写真がありました。
カベには、実際使われていた線路が。
天井はあまり高くありませんが、温かみのある建物で、入っているお店はどこもすばらしい。
左右にズラリとお店が並びます。
↑9th、10th Ave.の方向表示と、マーケット内のお店。有名なお店がたくさん！
シーフードの老舗なら「ザ・ロブスター・プレイス」
ランチにはちょっと早い時間帯でしたが、せっかくここまで来たので、なにか食べようということに。
お目当ては、「ザ・ロブスター・プレイス The Lobster Place」のスープ。
寒いし、ちょっと食べるにはちょうどいい。
↑1974年にオープンした老舗。
ロブスターが売りで年間5キロ販売しているそう。アメリカ国内は翌日配送もしているようです。
ロブスターだけではなく、店内には新鮮なシーフードがたくさんあり、オープンキッチンの寿司コーナーもあります。
持ち帰り用のパックのお寿司や、お刺身も売られています。
お寿司の近くには、乾麺や海苔など日本食品も売っていました。
絶品のシーフードスープが並んでいます
お寿司好きの息子はワクワクしていましたが、「今日はスープにしよう！」とスープ売り場へ。
↑看板のロブスター・ビスク、ニューイングランド・クラムチャウダー、マンハッタン・クラムチャウダー、スパイシーシュリンプ＆ブラックビーン・チャウダー、スキャロップ&ベーコン・チャウダーがありました。
スープは、カップに自分でいれます。
↑スモール3.5ドル、ミディアム5ドル、ラージ6.25ドルでクラッカー付き。パンをくりぬいた中にスープを入れる場合は、7.5ドル。
ちなみに、カップ代わりになるパンは、同じチェルシーマーケット内にある、有名なパン屋さん「エイミーズ・ブレッド Amy’s Bread」のもので、NY内には3軒あります。
鮮度のいい魚介類で作ったスープは、ここだけの味！
私は迷わず「ロブスター・ビスク」、息子は貝が好きなので「ニューイングランド・クラムチャウダー」。
↑ロブスター・ビスク（左）は、べロブスターを使っているので少し高いことが多いのですが、こちらはすねて同じ値段。
クラムチャウダーとひと口にいっても、地域によってかなり味も見た目も異なります。
ニューイングランド・タイプは、よくある白いクリーミーなスープ。
ちなみに、マンハッタン・タイプは、ミルクが入らないトマトベースの赤いスープとなります。
息子はジャガイモがキライなので、できるだけジャガイモが入らないよう、かつクラムがたくさん入るように入れました。
店内には、カウンターテーブルとイスが少しあるので、そこでさっそく食べてみることに。
ひと口食べて、｢コレはオイシイ！！｣。
とても濃厚でほかで食べたことがない味。ミディアムにすればよかったかなぁ〜と思ったほど。
クラムチャウダーも、心も身体も温まる味で、これまたオイシイ。
本場ボストンで何度か食べましたが、ここのもやめられなくなりそうな味。
日本に帰ってからも、息子は｢あそこのクラムチャウダーがまた食べたい！｣といっています。
少食の私は、スープですっかりお腹いっぱいに。
ちなみに、ここではお寿司やシーフードを使ったサンドウィッチやランチボックス、ゆでたロブスターなども食すことが可能。
ただし、レストランのようなキチンとしたテーブルはなく、カンタンに軽くすませるという感じです。
外に、テーブルとイスが少しありますが、こちらもオープンな感じとなります。
カップケーキや乳製品の名店もあります
エイミーズ・ブレッドのほかに、「エレニーズ Eleni’s NY」もアイシングされたクッキーやカップケーキで有名。
チョッと毒々しく、日本人は引いてしまいそうですが、店内はにぎわっていました。
こちらもザガットに載って、NYには2軒あります。
ほかにも、「ロニーブルック・ファーム・デイリー Ronnybrook Farm Dairy」という乳製品で有名なお店もあります。
寝ても覚めてもミルク大好きの息子に、ここのミルクを飲ませてやれなかったのが残念。
ミルクだけでなく、アイスやシェイクなども店内で飲食可能かと思います。
* * * * * * * * * * * * * * * *
どのお店も、ハズレがないと思われるチェルシー・マーケット。
本当にオイシイお店のみ厳選してテナントになったのだと思います
ちなみに、チェルシーマーケットの隣は、映画「Sex And The City 1」で、キャリーとミスター・ビッグが結婚式前日にパーティーをしたレストラン、「Buddakan」ですよ（ディナーのみオープン）。
チェルシー・マーケット
住所：75 9th Ave. (between 15th&16th), New York, NY 10011
アクセス：地下鉄/A,C,E,L 14th St. and 8 Ave. 、バス/M11,M14 15th & 9Ave.下車
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