【てくてく*シンガポール21】シンガポールからクルマで4時間半…植民地時代の異国情緒漂う街「マラッカ」をそぞろ歩き - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 12.07.12

【てくてく*シンガポール21】シンガポールからクルマで4時間半…植民地時代の異国情緒漂う街「マラッカ」をそぞろ歩き

子連れ海外旅行★DATA

  • 旅先…マレーシア・マラッカ
  • 旅行時期…2011年11月
  • 旅行期間…2泊3日
  • いっしょに行った人…1才4ヵ月の息子、夫、じぃじ、ばぁば
  • 旅行スタイル…旅行会社に依頼。マイクロバスによる往復、ホテル「ザ・マジェスティック・マラッカ」を手配してもらう
シンガポールから4時間半の「マラッカ」へ

2011年11月、1才4ヵ月の息子と日本から遊びに来ていた両親とともに、マレーシアの「マラッカ Malacca」へ。

↑マラッカの街の中心部「オランダ広場 Dutch Square」。

マラッカは、マレー半島の西海岸に位置する湾岸都市。

 

欧州列強による植民地時代の建造物が多く残り、 2008年には世界文化遺産にも登録されています。

15世紀にイスラム教のスルタンが統治するマラッカ王国として栄えたのち、16世紀以降は400年以上もポルトガル、オランダ、イギリスに支配され、独特の文化が形成されました。

子連れは旅程に余裕を持たせて

マラッカは、シンガポールからはクルマでおよそ4時間半の距離 、マレーシアの首都クアラルンプールからは約2時間。

シンガポールからは、観光バスで行く日帰りツアーが出ていますが、赤ちゃん連れだったので、ゆったりと2泊3日のマイペースな旅を楽しむことに。

シンガポールの旅行代理店を通じて、マイクロバスによる自宅とホテル間の往復送迎と、ホテルの宿泊代がパックになったツアーを利用しました。

行きは、平日だったので予定どおり4時間半で到着。

帰りは、日曜日の夕方。そして、悪天候と運転手のミスが重なり大幅に時間をオーバー。

移動時間の長さに疲れてしまいましたが、余裕をもって2泊3日の旅にしておいたのは正解だったと思います。

「ザ・マジェスティック・マラッカ」に宿泊

宿泊したのは「ザ・マジェスティック・マラッカ The Majestic Malacca」という、クラシックな趣のブティックホテル。

↑高級リゾートを展開する「YTLホテルズ」が、2008年にオープンしたホテル。

1929年に建てられた邸宅を改装して、フロントとロビー、レストランを配し、後方の客室棟は新たに建造したものだそう。

ノスタルジックな雰囲気を残しつつも、快適な設備を整えたホテルで、客室数の少ないブティックホテルならではの行き届いたサービスに好感が持てました。

2部屋予約したところ、隣同士のコネクティング・ルームにしてくれました。

リビングにあるドアを開けてお互いに行き来し、広々と使えたのは便利。

↑窓からの景色は、マラッカ川と古いマレーの村「カンポン・モルテン K ampong Morten」。

オランダ広場やチャイナタウンの目抜き通り、「ジョンカー・ストリート Jonker Street」までは徒歩20分。

中心部からやや外れていますが、高層ホテルにはない落ち着きがあり、オススメのホテルです。

ホテルの近くには、オススメのプラナカン料理店も

「ザ・マジェスティック・マラッカ」周辺で食事をするなら、ホテルのすぐ裏手にあるプラナカン料理のお店「タチ・ニョニャ・ハウス Ta Chi Nyonya House」が軽食にオススメ。

プラナカン料理は、中国系移民の子孫が生み出した料理。中華料理にマレーやインドテイストを盛り込み、手間をかけてていねいにつくられるそう。

こじんまりしたカフェタイプのお店ですが、さりげなく飾られた絵や、籐製のベビーチェアのセンスがよくて、吹き抜けの店内がキモチよかったです。

↑「タチ・ニョニャ・ハウス」のプラナカン料理。ちょっとピリ辛なメニューが多い。

昔ながらの生活がみられるミュージアムへ

このホテルのすぐ近く、マラッカ川の中州には「カンポン・モルテン Kampong Morten」というマレーの古い集落が残っています。

ここには、1900年ごろに建てられた自宅をプライベート・ミュージアムとして見学させてくれる、「ヴィラ・セントサ Villa Sentosa」という民家があります。

↑手入れが行き届いたカワイらしい室内。現在も、おばあちゃんと2匹の猫が暮らしています。

いまもこの家で暮らしている小柄なおばあちゃんが、ひと部屋ずつていねいに案内してくれます。

以前、マレーシア国王夫妻も訪れたというだけあり、なかなか見ごたえがあります。

小さなつくりの部屋がいくつもあって、意外と広い家のなか。

アンティーク家具や昔ながらの生活道具、先祖代々の写真などが興味深い。ここでの生活を垣間見ることができ、親しみがわきます。

入場無料ですが、とてもていねいに案内してくれるので、心ばかりの寄付をオススメ。

最後に、来訪者に幸せが訪れますように…と叩かせてくれる「ラッキー・ゴング」があり、その近くに寄付を入れる器が置いてありますよ。

「プラナカン」のミュージアムも

中心部のチャイナタウンにも、「ババ・ニョニャ・ヘリテージ The Baba Nyonya Heritage」という有名なプライベート・ミュージアムがあります。

こちらは、華人とマレー人が結婚して生まれた子孫「プラナカン」(男性をババ、女性をニョニャと呼ぶ)の邸宅で、「ヴィラ・セントサ」とはまったく雰囲気の異なるお屋敷。

両方をくらべてみるのもオモシロイかもしれませんね。

ババ・ニョニャ・ヘリテージは有料となり、大人/8リンギット、子供/4リンギット。開館時間は10時~12時30分と14時~16時30分。

マラッカに来航した船を展示する「海の博物館」

そして、マラッカ海峡への河口付近にある「海の博物館 Samudera Museum」へ。

ここは巨大な木造船を利用した博物館で、館内にはマラッカに来航した各国の歴史的な船の模型などがあります。

↑靴をぬいであがる、巨大な船のなかの博物館。ひんやりしていて、暑さをしのぐにもいい。

シルクロードに匹敵する海の道として栄えた「マラッカ海峡」の歴史がわかる展示内容となっています。

海の博物館
開館時間: 9時~17時30分(月~木)、9時~21時(金~日)
入館料:大人/3リンギット、子供/1リンギット

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