【LCC】13年11月に羽田と関空に就航する「香港エクスプレス航空」の使い勝手


Published on 13.09.27

【旅*流儀226】2013年11月に羽田と関空に就航するLCC「香港エクスプレス航空」の使い勝手を検証してみたところ…

「エアアジア」につぐ、羽田発LCC「香港エクスプレス」

「羽田空港」国際線発着枠が、2014年春には年間6万回から9万回に増えるそう。

利便性のいい羽田に就航したい航空会社はたくさんあり、これまでも空いた枠があれば狙っていた航空会社が申請していました。

今回の発着枠増加で、これまではアジア近距離路線のみにあてがわれていた日中の時間帯が長距離路線にも開放されるそう。

シンガポール、タイ、インドネシア、ベトナム、ドイツ、フランス、イギリスなども空の自由化「オープンスカイ」に同意したとのことで、羽田便がさらに充実。

現在、羽田に就航している海外LCCは「エアアジア」のみですが、香港のLCC「香港エクスプレス航空 Hong kong Express Airline」が2013年11月17日に就航することになりました(11月21日には関空にも就航)。

「香港エクスプレス」は、香港国際空港を拠点とした唯一のLCCで、「香港航空」のグループ会社。

2013年秋には羽田・関空以外にも、10月には昆明(中国)、台中(台湾)、チェンマイ(タイ)、プーケット(タイ)、コタキナバル(マレーシア)に国際線の路線を拡大。

うまく乗り継げば、香港を拠点にさまざまな旅先が楽しめそうな気もしますね。

羽田からの片道は約9700円

LCCということで、気になる運賃は、香港-羽田間は片道/758香港ドル(約9700円)、香港-関空間は、片道/718香港ドル(約9200円)。

距離が短いぶん、関空便のほうが若干安め。

羽田空港からは、これまでJAL、ANA、キャセイパシフィックが香港便をデイリー運航しており、これらはすべてて日中便(午前中3便と夕方1便)。

香港エクスプレスはどうなのか?

  • UO623便…羽田1時30分発-香港5時30分着
  • UO622便…香港19時05分発-羽田0時30(翌日)着
  • UO687便…関空14時50分発-香港18時15分着
  • UO686便…香港9時30分発-関空13時55分着

羽田発は深夜便で、関空発は日中の便なんですね。

関空ではすでに「ピーチ」の香港路線が飛んでいて、香港エクスプレスど同時間帯にキャセイやANAが飛んでいるので、イマイチ目新しい感じはありません。

羽田の深夜便は仕事のあとも利用でき、香港着が早朝なので朝からフル活動できるし、帰国日も夕方まで遊べます。

滞在日数が短くても時間を有効に使えるので、現地0泊の弾丸トリップも実現できそう。

ただし、香港までは飛行時間が短いので、映画など見てしまうとすぐに到着してしまい、ほとんど寝ないまま香港に…ということにもなりかねず、初日が長い1日になりそう。

羽田発便を利用する場合は、着くまで寝ることが鉄則になりそうですね。

子供の場合はとくに、飛行中ずっと寝ていても4時間半くらいで到着するので、睡眠時間はまったく足りません。

帰国便は自宅までの足の確保が課題に

そして、気をつけなければいけないのが、帰国便の到着時間。

羽田着深夜0時30分なので、税関を通り荷物を受け取ったりすると、空港を出るのはどんなに早くても1時くらい。

行きは、モノレールや京急、バスなどを利用できますが、帰路は終電、終バスが出たあとで、タクシーしか選択肢がありません。

なので、クルマがあればマイカーで羽田に行き、空港に置いておくのが賢明。

家に着くのは都内でも2時くらいになるので、翌日はかなり疲れそう。

そう考えると、子連れでの羽田発香港エクスプレスはちょっとキビシイかもしれませんね。

香港エクスプレス航空

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