【台湾日和】人口が密集する首都・台北から観光スポットが点在する高雄まで…台湾の個性的な都市まとめ<台湾基礎知識> - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 09.02.07

【台湾日和】人口が密集する首都・台北から観光スポットが点在する高雄まで…台湾の個性的な都市まとめ<台湾基礎知識>

台湾東北部は人口が密集する首都圏

私が暮らす台湾と、日本最西端の与那国島までは約100キロという距離。

とっても近い「お隣の国」なのに、日本ではその文化や暮らしている人々について意外と知られていないのが実情です。

もっとも私自身、台湾を訪れるまでは「中国語圏の暖かい場所」程度の認識しかありませんでしたが…

そんな「知られざる」台湾を、今回はおもな都市をピックアップしながらご紹介していこうと思います。

 

台湾には、九州と同じくらいの大きさの島に、2304万人の人々が暮らしています。

人口が多い都市トップ3とされているのは、台北県(台北市を囲む28の市郷鎮)、台北市、桃園市。これらはすべて台湾東北部の隣接している区域。市郷鎮は日本の市町村にあたります。

これらの東北部に全人口の3分の1以上が集中し、過密した都市をつくりあげています。

その中心となるのが首都、台北市(タイペイ・シー)。近代的な街並にも下町風情が残されていて、いろんな楽しみ方ができる街です。

私が暮らす基隆市(ジーロン・シー)は、台北市からはクルマで1時間ほどの港湾都市。玄関口にあたる基隆港からは、大きな貨物船の他、シンガポールや沖縄へ向かう豪華客船も出ています。

喫茶文化発祥の台中市

台北市から南へクルマで2時間半ほど下ると、台湾第3の都市、台中市(タイゾン・シー)があります。

台湾の「お茶」は日本でも人気がありますが、ここ台中市は喫茶文化発祥の地として知られる本場。その味と趣きある空間を求めて、わざわざ足を運ぶ人も少なくありません。

文化施設が充実しているのと同時に、いっぽうで「夜の街」というイメージもあります。

台北市ではパチンコをはじめとするギャンブル関係のお店、風俗店などは禁止されているのでよけいにその印象が強いのかもしれませんが……

台中市からさらに南へ2時間半。台湾第4の都市、台南市(タイナン・シー)は「台湾の京都」とも称される、史跡の多い街。

日本の寺院や史跡の厳かな雰囲気にくらべ、台湾の寺院はとってもカラフル! 観光客だけでなく地元の参拝者も多く、台湾人の信仰心の強さを感じることができるはずです。

観光名所も多い高雄市

台湾第2の都市、高雄市(ガオション・シー)は、台南市から30分ほど。工業都市、港湾都市として有名ですが、観光名所も多く点在しています。

07年に新幹線が開通し、台北市からわずか2時間で行けるようになり、観光でも訪れやすくなりました。

東部にあるのは、台湾でもっとも美しい場所と言われている花蓮市(ホアーリエン・シー)と台東市(タイドン・シー)です。

先住民族のアミ族が多く暮らしており、阿美文化村では、その歌やダンスのショーを見ることもできます。

アミ族は台湾の先住民族のなかでもっとも多く、13万人以上と言われています。そのほかにも、タイヤル族、パイワン族などが先住民族として知られています。

最近人気のスポットといえば、高雄の隣に位置する屏東(ピンドン)。

この辺りは、これまではガイドブックなどで最南端の楽園として墾丁(クンディン)が紹介されるくらいでしたが、昨年、屏東を舞台とした「海角七号」という映画が公開されたことで、一躍注目の的となりました。

「海角七号」には、主演女優を日本人の田中千絵さんがつとめるほか、シンガーソングライターの中幸介さんも出演しています。

この映画は台湾と日本を舞台とした恋愛映画ですが、台湾で歴代2位の観客数を記録する大ヒット映画となり、撮影セットに用いられた主人公の部屋が民宿にされるなど、新たな観光スポットとして人気を集めています。

北部と南部で異なる気候

台湾を知るうえで、ポイントとなるのが北部と南部の気候の違い。

台湾の中央やや下には北回帰線が通っており、北部は夏(5〜9月)以外気温はさほど高くなりませんが、南部は熱帯に属しているので、冬(12〜2月)以外は30度以上になることが多く、まさに南国のイメージがあてはまります。

年中温暖だと思われがちな台湾ですが、北部には日本と同じように冬もあります。

とはいえ、台北の1月の平均気温は14度前後と石垣島とほぼ同じで、平均気温5度の東京よりはかなり暖かいのですが……

というわけで、現在台湾も冬の真っ最中ですが、雨季にあたるこの時期は、日本のように「冬=乾燥」ではないのがいいところ! 私はかなりの乾燥肌ですが、こちらに来てからはとってもラクになりました。

年配の方でも肌がツヤツヤし、シワも少ないのをみると「乾燥は美容の大敵である」としみじみと感じます。

台湾は年間を通じて降雨量が多いのも特徴です。梅雨は日本と同じようにあり、夏にはバケツを引っくり返したような夕立が多く、さらに台風の通り道でもあり……と、とにかく雨がよく降ります。

気温と降雨量を鑑みて、旅行のベストシーズンとされているのは、気候が安定する4~5月と9~11月。南部では、ほとんど雨の降らない12月~2月もオススメですよ。

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