【子連れ海外旅行】国際免許証よりも安く手軽に取得できる「免許証翻訳サービス」のメリット&デメリット


Published on 10.02.19

【旅*流儀69】国際免許証よりも安く手軽に取得できる米国「免許証翻訳サービス」のメリット&デメリット

国際免許証は日本の免許証とセットで有効

海外でレンタカーを借りるときに必要なのが、日本の免許証と「国際免許証 International Driving Permit」。

日本人旅行客が多い、ハワイ、グアム、サイパンでは例外的に日本の免許証だけで借りることができますが、アメリカ本土では日本の免許証だけではダメ……

というのも、現地では日本語の免許証では写真は本人と判断できても、日本語を判読できなければ免許証の意味をなしません。

そのため必要となるのが、「免許証の翻訳版」となる国際免許証。単体だけでは効力がなく、あくまでも「日本の免許証とセット」で有効となります。

「免許証翻訳サービス」は便利?

さて、私も以前はアメリカ本土でレンタカーを借りる際、国際免許証を取得していましたが、最近では国際免許証なしで運転できるようになりましたよね。

各レンタカー会社が発行する「免許証翻訳サービス」を利用すれば、アメリカ国内に限り(一部の州を除く*)、日本の免許証とこの翻訳書を携行することで運転ができます(90日間有効)。

*HPではハーツとエイビスは「ジョージア州では使用できない」とのことで、州都・アトランタやジョージア州を通る場合は国際免許証を取得しなければなりません。
料金は、「ハーツ」と「アラモ」が1500円(ハーツは現在キャンペーン中で1000円) 、ダラーレンタカー、エイビス、バジェットレンタカーは2000円。
これは、米国内でレンタカーをより簡便に利用できるようにと、レンタカー各社が合法的に提供しているサービスです。

申請方法は、各社のHPの「免許証翻訳サービス」ページにある申請書を印刷し、必要事項を明記して、日本の免許証のコピーを添えて郵送します(支払いはクレジットカード)。

出発日の5営業日前までに必着で、不備がなければ3営業日内に作成、発送されるそうです。

料金も安くすみますし、自宅にいながらにして手続きできて便利ですね。

ただし、1年以内にアメリカの国内で2回以上レンタカーを借りる予定なら、国際免許証を取得したほうがIDにもなりますし、万一の事故の際も日本語がわからない警官に対してスムーズにことが進みます。
国際免許証は「ジュネーブ交通条約」に基づいて発行される公的翻訳文書で、条約締結国で有効となります。ジュネーブ条約締結国はコチラ(警視庁サイト「ジュネーブ条約加盟国」)▶
そう、海外でドライブをする際、考えておくべきなのが「万が一の事故」。行き先と内容を吟味して、保険にはかならず入っておきましょう!

ただし、フルカバー保険に入っても、事故を起こした際に負担ゼロとはいかない場合もあるようです。

先日、知人がグアムで事故を起こした際(フルカバーの保険に加入)、修理代は保険で支払われるものの「当事者同士の保険会社で簡易裁判をするため必要な書類作成費は自己負担になる」と言われたそうです。

できるかぎり契約要項には目を通すようにし、安全運転を心がけましょうね。

国際免許証を取得するには…?

さて、国際免許証は、運転免許センター、運転免許試験場、指定の警察の運転免許課(東京は世田谷、板橋、立川)でカンタンに取得できます。

必要な物は、以下の5点。

  1. 日本の運転免許証
  2. 写真1枚(縦5×横4センチ)
  3. パスポートなど渡航を証明できる書類
  4. 国外運転免許証交付申請書(申請窓口にあります)
  5. 手数料2650円

古い国際免許証を持っていれば、持参し返納します。

10分から1時間ぐらいで即日発行してもらえますが、警察署で発行する場合は2週間弱かかるところもあるようなので、事前に確認しておきましょう。

厚紙で灰色の文庫本サイズとけっこう大きく、日本語、英語、フランス語、スペイン語、ロシア語、中国語の6ヵ国語で運転できる車両事項などが書かれています。

有効期限は1年間です。

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