【ハワイ島】ハレマウマウ火口→赤く流れる溶岩→マウナ・ケア山で満天の星空…と感動の連続<溶岩見学ツアー後編> - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 10.03.05

【ハワイ島】ハレマウマウ火口→赤く流れる溶岩→マウナ・ケア山で満天の星空…と感動の連続<溶岩見学ツアー後編>

「ハワイ火山国立公園」で火口を見学

2010年2月、8才と5才の子どもを連れてのハワイ島旅行。

「いままさに活動している火山を見に行きたい!」という希望を叶えるべく参加した、「マサシ・ネイチャースクール」主催の「溶岩と星のツアー」。

昼の13時にホテルを出発し、ホテルに戻るのが22時半という長いツアーとなります(走行距離にして500キロ!)。
今回のルートは、ホノカア→ヒロ(カメハメハ大王像)→「ビッグ・アイランド・キャンディーズ」で買物→ハワイ火山国立公園(ハレマウマウ火口&トーマスジャガー博物館見学)→カラパナ(溶岩見学)→マウナケア山(天体観測)→ホテル(終点)。
ヒロで買物をすませたら、「ハワイ火山国立公園 Hawaii Volcanoes National Park」へ向かいます。

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この公園では、火山を司る女神「ペレ」が住んでいるといわれる「ハレマウマウ火口 Halema’uma’u Crater」を見学。

深さ400メートル、直径900メートルもあるそうで、広大な素晴らしい景色でした。

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すぐ横にある「トーマス・ジャガー博物館 Thomas A. Jaggar Museum」では、ペレの髪の毛や涙と言われている溶岩の展示物や火山観測計など、興味深い展示物が並んでいました。

楽しく見学したあとは「サーストーン・ラバ・チューブ Thurston’s Lava Tube」と呼ばれる、溶岩のトンネルを見学。

昔、ものすごい速さで溶岩が通りぬけ、冷え固まってできたのがこのラバ・チューブというトンネルです。

トンネルの入り口までは熱帯植物が生い茂り、子どもたちも探検家になった気分で、少し緊張しながらもトレイルを歩きました。

溶岩に飲み込まれた「カラパナ」に到着

火山国立公園を見学したあとは、いよいよハワイ島南東部に位置する「カラパナ kalapana」へ。

少し距離があるので、車内で「カフェ100 Cafe 100」のお弁当を食べました。
「カフェ100」はヒロで有名な老舗レストランで、元祖「ロコ・モコ LOCO MOCO」のお店として知られています。
中身はロコモコ…ではなく、豚の生姜焼きのようなものや白身のフライなど、いたって普通のお弁当でした。

クルマがジャンプするくらいのデコボコ道をぬけると、見渡すかぎり溶岩流の跡が広がる景色が広がってきました。

目的地に到着です。

ここは、かつてブラック・サンド・ビーチで知られた「カラパナ」と「カイム」という村だったそうですが、1990年に溶岩に飲み込まれてしまいました。

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家ごとすべて飲み込まれ、人々は違う土地に移り住んだようですが、ふたたびこの地に戻り、溶岩流のうえに家を建て直して住んでいる人たちもいるようです。

溶岩流跡に、ポツポツと家が建っていました。

自然の恐ろしさと人間の非力さを感じるのと同時に、ふたたびここに暮らそうという人たちの勇気と力強さも感じられました。

陽が暮れると、赤く流れる溶岩がくっきり

見学エリアについたころにはもう夕方。ちょうど夕陽がキレイに沈むところも見ることができました。

溶岩流のうえを歩くのは、やはりキケンです。
ツアーは長ズボン、スニーカーで参加しないといけません。コケると手を切ってアブナイので手袋はかならず着用します(ガイドさんが貸してくれました)。
ガイドさんは双眼鏡や望遠鏡も持ってきてくれていて、みんなで交代しながら赤く流れる溶岩を見ることができました。もちろん望遠鏡なしでも!

夕日が沈み暗くなってくると、だんだん溶岩の赤さがハッキリわかるようになり圧巻でした!

見学が終わったころにはもう真っ暗。前もってひとりひとりに渡されていた懐中電灯の光だけを頼りに、駐車場まで戻りました。

最後は、「マウナ・ケア」山で天体観測

さて、ツアーもそろそろ終盤。

スーパーでトイレ休憩をしたあと、いったんヒロ方面に戻り、島の中央北寄りにある「マウナ・ケア Mauna Kea」山へ。

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標高4205メートルのマウナ・ケア山はハワイ島でもっとも大きな火山ですが、標高約2000メートルのところまでクルマで行き、最後は天体観測をします。

2000メートルくらいでは高山病にはなりませんが「寝てしまうと頭痛がしたり、気分が悪くなってしまう場合もあるので、着くまではできるだけ起きていてほしい」ということでした。

うえから羽織るジャケットを貸してくれますが、本当にものすごく寒かったです。下の子も寒さでブルブル震えるくらいでした。
山頂は冬場には雪が降り積もるそうです。ツアーには、トレーナーなど羽織るものはゼッタイに持参したほうがいいです!
ちょうど新月で月がなく、いっそう星がキレイに見えました。

満月だと、月の光が明るすぎてキレイに見えないようなのでラッキーでした。天の川もキレイに見えたし、流れ星を見た人も。

ガイドさんが、ここでも望遠鏡を出してくれて星の観察をしました。プラネタリウムでしか見たことのないような夜空が感動的でした。

普段、図鑑でしか星座を見たことがなかった息子も、「星座ってこんなに大きいものなんやね~」と感心して見入っていました。

天体観測も終わり、そのまま滞在先のワイコロアのホテルまでクルマを走らせます。

ちなみに、マウナ・ケア山に行く際にかならず通るのが「サドル・ロード Saddle Rd.」。

ヒロ方向の道は舗装されていてましたが、ホテルがあるコナ側に向かう道はほんとうにビックリするような道でした。

道幅も狭いうえカーブもキツく、アップダウンもかなりあります。照明もないので一寸先は闇。レンタカーでは、4WDなど特定のクルマ以外キホン的に「サドル・ロード」での運転は保険の適用外としているのでご注意を。

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ホテルに着いたのは、予定より少し早く22時過ぎでした。

子どもたちは疲れてクタクタになってしまうかと思いましたが、クルマのなかでちょこちょこ昼寝をしていたのもあって元気でした。

帰国後も、「今回のハワイ島旅行で何が一番楽しかった?」と聞くと、「溶岩を見にいったツアー」と子どもたちは答えます。

溶岩はたくさん流れるときもあれば、まったく流れていないときもあります。まったく同じ光景をみることはありません。

もしまたハワイ島に行くことがあれば、かならずまた訪れたいなぁと思っています。

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