Published on 10.06.12
【香港虎の巻45】市場の露店ギリギリに2階建てトラムが走る「春秧街」では下町情緒たっぷりの香港が楽しめる!
2階建てトラム「ダブルデッカー」の楽しい乗り方とは?
香港島を走るダブルデッカー(2階建て)の路面電車・トラムは、香港に来たならゼッタイ乗ってほしい乗り物。
どこまで乗ってもたったの2香港ドルという低料金と、ゆっくりと流れていく車窓からの景色を楽しみに、観光客だけでなく地元香港っ子にも大人気の乗り物です。
下町である上環(ションワン)、外国人ビジネスマンの姿が目立つ金融と商業の中心地である中環(セントラル)や金鐘(アドミラルティ)、若者で賑わう香港の渋谷・銅鑼湾(トンロー・ワン)など、トラムに乗るとさまざまな香港の顔に出あうことができます。
市場スレスレに走る名物(迷惑?)トラム
そんなトラムのちょっとめずらしい姿が見たいなら、ぜひ北角(ノース・ポイント)行きのトラムに乗りましょう。
できれば2階の一番前の席を陣取るのがベスト。銅鑼湾を過ぎ、英皇道(king’s load)を90度左に曲がったら、そこが「春秧街(チョンヨン・ストリート)」の入り口。
[googlemap lat="22.291101" lng="114.196806" width="465px" height="250px" zoom="13" type="G_NORMAL_MAP"]North Point, 香港[/googlemap]
と、目の前に現れるのは・・・なんと市場!
この春秧街、道の両端にズラリと露店や市場が並ぶ下町情緒たっぷりの市場通り。そんな市場の真んなかをトラムが悠々と、いや立ち往生しながら走ることで有名な街なのです。
[googlemap lat="22.291014" lng="114.196622" yaw="64.67" pitch="-2.61" zoom="0" width="465px" height="250px" type="STREETVIEW"]North Point, 香港[/googlemap]
道に露店がせり出している狭い通りを、買い物客をかきわけるように進むトラム。
買い物客だってトラムが近づいて来たからといってあわてる様子もなく、トラムの前を堂々と横切ります。
搬入用のトラックも線路のど真んなかに停まっていて、トラムの鳴らす警笛で「チェッ! めんどくさいなぁ」とばかりに道を空ける始末。
ここではトラムは肩身の狭い存在なのでしょうか。これでも昔よりはまだマシなのだそうです。
以前は線路上にまで露店が並び、トラムがやって来てようやく商品を片付け、トラムが通り過ぎればまた線路上に開店、ということを繰り返していたようです。ご苦労様なことですね。
庶民的な露店が並ぶ春秧街をブラブラ歩くのも楽しい
庶民的な街である北角、それを象徴するような春秧街の市場にはじつにさまざまな露店が並んでいます。
1着10香港ドルの格安子供服屋からアヤシイ下着屋、魚屋に肉屋に八百屋に果物屋、鶏や豚の丸焼きを売る店にお手伝いさんたちご用達の東南アジアの雑貨屋さん。
ターバン姿のインド人が経営する露店もありました。
小さな通りにいろいろな店がギュッと詰め込まれていて、その雑多でカオスな感じがじつに香港らしいと思いませんか。
ちなみにここ春秧街は、映画「花より男子ファイナル」の撮影地としても使われたそうですよ。
私はまだ見ていないのですが、美作が司に電話を入れていたシーンだとか。「あぁ、あのシーンのロケ地か」と思い出された方も多いのでは?
トラムに負けない香港人のパワーを感じに、春秧街へGO!GO!
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