【香港虎の巻38】ココはオフィス街…のはずなのに、鳥がさえずり緑の濃い香りに包まれる都会のオアシス「香港公園」 - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 10.04.24

【香港虎の巻38】ココはオフィス街…のはずなのに、鳥がさえずり緑の濃い香りに包まれる都会のオアシス「香港公園」

都会のオアシス「香港公園」

香港島の「中環」(セントラル)や「金鐘」(アドミラルティ)といえば、外資系企業が多く集まる香港屈指のオフィス街。

ココでバリバリ働く企業戦士たちの心のオアシスとなっているのが「香港公園」。

[googlemap lat="22.277540682733893" lng="114.1615104675293" width="465px" height="250px" zoom="13" type="G_NORMAL_MAP"]中環, 香港[/googlemap]

今回は、近所に住む老人から外国人駐在員まで、幅広く愛されている香港公園を紹介したいと思います。
香港公園にはMTR「金鐘」(アドミラルティ)駅から行く方法もありますが、私のオススメは、スターフェリーの「中環」(セントラル)埠頭前のバスターミナルから「15C」のバスに乗って行く方法。
この「15C」バスは中環埠頭とピークトラム乗り場を結ぶ路線バスですが、2階部分が屋根のないオープントップバスになっています。

乗車時間はわずか10分ほどですが、オープントップバスの醍醐味は十分味わえるはず。

わざわざ高いお金を出して観光バスに乗らなくても、たった50円ほどの値段でオープントップの楽しさを味わえるなんて、これは乗らないわけにはいきませんよね。

園内には立派な「バード園」がっ!

終点のピークトラム乗り場で降りれば、香港公園の入り口はもう目の前。

公園内に一歩足を踏み入れて鳥のさえずりを聞き、緑の濃い香りに包まれれば、ココがオフィス街の真んなかだということを忘れてしまいそうです。

ピークトラム側の入り口から入ると、なんだかやたらと鳥の鳴き声が聞こえてきます。

もちろん野生の鳥もたくさん飛び交っているのですが、入り口からほど近いところに「バード園」(観鳥園)があるのもその理由のひとつです。

香港公園の目玉でもあるこのバード園は、実際にゲージ内に入って鳥を観察することできます。

しかもなかはかなり広々としていて、木々が生い茂り小川が流れている様子は、まるで本物の自然のなかにいるようです。

ところどころにミカンやリンゴを付けた小枝がぶら下がっていますが、コレは鳥たちのエサ。

鳥たちが果物を食べる姿を目の前で見られるように…との心憎い演出です。

公園内にはバード園のほかに温室もあります。

内部は遠足の幼稚園児や写生をする中学生で賑わっていました。

しかし、湿度の高い香港。日本なら温室に入ったとたんに「ムッ」とする湿気に包まれるのですが、ココでは外となかの空気感が変わらない・・・。

公園内に、なぜ花嫁さんが!?

公園内を歩いていると、ウエディングドレス姿での撮影風景をよく見かけます。

それもそのはず、公園内のピンクの西洋式建物は「婚姻登記所」。

「ローリンソン・ハウス」と呼ばれるその建物は、以前は英軍副司令官の住居として使用されていたものだそうです。

たくさんのウエディング姿を見ていると、なんだか幸せのおすそわけをもらったようなハッピーな気分になりますね。

ちなみに上海でもそうでしたが、ココ香港でも婚礼用のクルマには花やぬいぐるみが装飾されていて、とってもカワイイですよ。

登記所前の駐車場をのぞいて、婚礼用のクルマを探してみてくださいね。

SARSで殉職した人の像もありました

香港の公園にはあって日本の公園にないものといえば、「太極拳コーナー」。

もちろん、ここ香港公園にもありますが、さらに香港のほかの公園にはないものがあります。

それはSARSで殉職した医師や看護士の像。

30代とまだまだ働き盛りの人も何人かいて、同じ世代の私としては身につまされる思いです。

太極拳コーナーの奥には、高さ30メートルの塔がそびえ立っています。

ココは「vantage point」ということで、うえからはパノラマ・ビューが楽しめます。

ただし105段ある階段は歩幅が狭く、途中に休憩場所もないので、体力に自信のない人はご遠慮ください。

もちろんお茶する場所もあります

バード園と同じく香港公園の名物といえば、「茶具文物館」。

なんでもこの建物はアヘン戦争後に建てられたものらしく、香港に現存する最古の西洋式建築なんだそうです。
入場無料なので、茶器などに興味はなくても一度のぞいてみてはいかがですか。ちなみに1階では中国茶が楽しめますよ。
「太古廣場」(パシフィック・プレイス)側の入り口(ちなみにこちらが正門)の近くで噴水に囲まれたベンチを発見。

座るとけっこう濡れますが、夏場はキモチいいかもしれませんね。

子供用の遊戯施設も充実していて、香港にはめずらしい砂場もあります。日本の公園では当たり前の砂場ですが、香港ではほとんど見かけることがないので、ここは貴重な遊び場です。

私も家が近所ならしょっちゅう子供を連れて来てあげられるのになぁと、香港公園の近くに住んでいる人が本当うらやましいかぎりです。

公園内には売店がいくつかありますし、文物館の近くにはオシャレなレストランもあるので、緑を見ながらランチをするのもいいですね。

近くには「パシフィック・プレイス」や中環の「ifcモール」といったショッピングスポットもあるので、ショッピングの合間の休憩にぜひ都会のオアシスを訪れてみてください。

香港公園
住所:19, Cotton Tree Drive, Central, Hong Kong.
開園時間:6時~23時(バード園は9時~17時)
*MTRで行くなら、「金鐘」駅C1出口が便利

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