【教えてトコロさんQ88】シンガポール対岸にある「ジョーホールバル」へのアクセスやみどころ、観光する上での注意点は？

マレーシアの「ジョホールバル Johor Bahru」は、シンガポールの対岸にあり、市内から空いていればクルマで30分ほどで行くことができます。

マレーシア第2の都市で、シンガポール人も気軽に行かれることから人気があり、日本発のパッケージツアーなどではジョホールバルの観光が含まれているものもよく見かけます。

移動手段は、市内中心部に滞在されている場合、一番カンタンで便利なのが「バス」。

MRT「ブギス」駅から徒歩5分くらいのところにある「クイーンズ・ストリート」のバスターミナルから出ているバスを利用します。

乗車券は現地で購入可能で、ひんぱんにバスが出ているので事前に予約する必要はありません。

また、こちらから乗り合いタクシーもでているので、そちらを利用するのもいいかもしれません。

鉄道は、本数が少なく遅延も多いためあまりオススメできません。時間のある人なら、MRTとバスを利用して行くことも可能です。

ジョーホールバルのみどころは、マレーシアでも指折りの美しいモスク「スルタン・アブ・バカール・モスク Sultan Abu Bakar Mosque」や、かつての宮殿で現在は博物館として公開されている「イスターナ・ベサール Istana Besar」、小高い丘の上に立つ「州庁舎」や旧山下将軍の見張り台など、たくさんあります。

シンガポールと比較すると物価も安いので、個人で行くのもオススメではありますが、短時間で効率よく回るにはシンガポールから出ている1日ツアーに参加するのもいいかと思います。

注意点は、週末は多くの人がジョホールに行くため、イミグレーションが非常に混みあうこと。通常の倍以上の時間が掛かる場合があります。

ちなみに、先々週マラッカに行った際は、イミグレーションを通過するのに片道5時間もかかりました。普通は3時間ちょっとですが……

シンガポールとジョーホーバルをつなぐ道路「Johor-Singapore Causeway」がここ1〜2年工事をしていることから、現在は歩いて渡ることができず、渋滞をひたすら待つことになります。