【子連れオランダ】オランダの子供たちが心待ちにする移動遊園地「ケルミス」に行こう!


Published on 09.09.10

【オランダ*08】オランダの子供たちが心待ちにする移動遊園地「ケルミス」に行こう!

移動遊園地「ケルミス」に行こう!

オランダの子供たちが毎年楽しみにしているもののひとつが、 移動遊園地「ケルミス Kermis」。
このケルミスは、14世紀のベルギーに端を発し、教会「ケルク Kerk」とミサ「マス mis」の語源が示すとおり、もともとはそれぞれの土地の教会が建てられた日を祝うミサだったと言われています。
現在では宗教的意味合いは薄れ、子供から大人まで楽しめるイベントになっています。

普段はなにもない空き地に、一夜にしてメリーゴーランドやローラーコースター、ゴーカート、バイキングにお化け屋敷などところ狭しと建てられ、移動遊園地が登場。

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「えー、こんなものまで移動式なの!?」とビックリしてしまうほど、本格的な乗り物も。

鉄砲で景品を打ち落とすゲームや、輪投げ、釣り、もぐら叩きのようなゲームなどの出店も並び、まるで日本の縁日のようです。

またちょっとしたサーカスのテントや打ち上げ花火のあるところも(日本のような花火は期待できませんが)。

乗り物に乗るには、園内にあるブースであらかじめコインを購入する方式のところが多いようです(ほとんどのものは1ユーロ以上)。

ケルミスならではのスナック「オリボール」

スナック類も、ポップコーンや綿菓子、フライドポテトと並びますが、ケルミス独特のお菓子でぜひ試していただきたいのが「オリボール Oliebol」。

直訳すると油「Olie」のボールで、小麦粉、卵、牛乳、ベーキングパウダーでできた生地をこぶし大の大きさに丸めて、油で揚げたもの。

レーズンやアップル入りのものもあり、アツアツに粉砂糖を振りかけていただきます。

一見ドーナツのようですが、なかはしっとりもちもち、クセになる食感です。

ケルミス以外では、クリスマス前後から年明けまで限定で、街のあちこちにこのオリボールの露店が立ちます。

ケルミスはいつ開催される?

開催される日程や期間は場所によってさまざまで、街によっては1年に複数回開催されるところもあります。

ベルギー、フランスなどでも同じようなイベントがあるようですが、ヨーロッパ一大規模で有名なのは、ここオランダ南部の都市・ティルブルフ Tilburgで毎年7月に開かれるケルミス。

 

街中至るところにアトラクションや露店が立ち並び、その数200以上。

09年はちょうどこの街のケルミスの200年記念で、10日間の期間中には、なんと150万人もの人が訪れたそうです。

ちなみに、毎年この期間中の月曜は「ピンクマンデー Roze Maandag」と呼ばれ、ゲイの人たちのための日。
ゲイの人は(そうでない人も)ピンクの服を着て、街に繰り出します。08年にははじめてゲイの人々の公式な式典が街のメインストリートで行われたそうで、オランダという国の多様性に対する寛容さが垣間見えます。
大体平日は夕方から、週末は午後からオープンしますが、夜暗くなってからキラキラした電飾のなかを歩くと、移動遊園地という言葉の持つ魔法のような響きも相まって、誰でも子供に戻ったようなワクワクしたキモチになることでしょう。

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