【子連れオランダ】新教会、軍隊博物館、パンのおいしいカフェ…観光客に人気の古都「デルフト」での散策を楽しもう


Published on 09.09.12

【オランダ*10】新教会、軍隊博物館、パンのおいしいカフェ…観光客に人気の古都「デルフト」での散策を楽しもう

オランダの古都・デルフトを訪ねて

アムステルダムから電車で1時間ほど南東へ下ったところに、私がオランダでもっともお気に入りの街・デルフト Delftがあります。

 

旧市街の景観の美しさで知られるこの街は、入り組んだ小路やたくさんの運河に沿って歴史ある建物や家、センスのいいカフェや雑貨屋、みやげ屋などが並び、歩いているだけでも楽しくなります。

デルフト出身の画家フェルメール

デルフト出身の有名人と言えば、画家のフェルメール

彼の代表作「真珠の耳飾りの少女」はモナリザと並び称され、日本でも人気の高い画家。

しかし、残念なことにデルフトには彼の作品は1枚も残っていなく、前述の少女の絵もハーグの美術館に展示されていますが、同じ美術館蔵のもう1枚の有名な絵はデルフトの景色を題材にしているので、見くらべてみるのもおもしろいでしょう。

また、オランダ王室とも縁のある街で、現王室の祖オラーニェ公ウイリアムはデルフトに住んで、ココからスペインとの独立戦争の指揮をとりました。

彼は志半ばにして住居で暗殺されるのですが、その建物は現在は博物館になっていて、壁に残された銃弾の跡はいまでも目にすることができます。

ちなみに、その当時のオラーニェ家の墓地があった街はスペインに占領されていたため、ウイリアムはここデルフトの新教会に埋葬されることになり、その伝統は現王室にも受け継がれているそうです。

↑フェルメールが洗礼を受けた、マルクト広場に建つ「新教会」。高さは109メートルあります。

本格的な展示が興味深い「軍隊博物館」

旧市街に男の子におススメのスポットとして国立軍隊博物館「Leger Museum」があります。

昔は武器庫として使われていた建物に、ローマ時代以前から現在までの軍隊の歴史がわかりやすく展示されています。

実際使われた軍服や武器、潜水艦や戦車などがところ狭しと並べられ迫力満点。

戦車は実際に登って、なかが見えるようになっています。

オランダ軍のトレーニングを体験できるコーナは子供に大人気。もちろん、子供向けにしてありますが、写真を撮って軍用IDカードを作ったりと本格的です。

常設の展示の他に子供向け特別展もあり、私が訪れた時はローマ時代の軍隊がテーマになっていました。

レプリカの兜をかぶったり、再現されたテントに入ったり、その当時の戦争で動物がどんな役割をしていたかという説明があったりと、大人でもなるほどとためになる展示でした。

国立軍隊博物館

絶品のパンが食べられるカフェ

博物館で遊んで、散策に疲れたら中心広場近くのカフェ「スタッツコーフィーハウス Stads-Koffyhuis」へどうぞ。

ココのパンは、オランダパンコンクールで何度も優勝したことがあるそうで、店内には多くのトロフィーが飾られています。
メニューにはいろいろな種類のパンを使ったサンドイッチやサラダ、スープがあり、デザートのケーキも絶品(英語メニューあり)。
店内はアンティーク調でとても雰囲気がよく、スタッフも忙しいなか気さくに対応してくれます。

私が赤ちゃん連れで友達と行ったとき、写真を撮っていたら、スタッフのひとりが「撮りましょうか?」と近づいて来てくれました!

ちなみに、トイレも有名なデルフトの青い陶器を使ったインテリアでとてもオシャレ。また、外には運河に浮かんだボートの席もあるので、天気のいい日には外でお茶するのもキモチいいでしょう。

デルフトを訪れるのは、できれば木曜か土曜がおススメ。木曜は中央広場に市場が立ち、土曜は街中に露店が出ます。

ちょっとしたのみの市になり、掘り出し物が見つかるかもしれません。

スタッツコフィーハウス

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