【子連れ台湾】産後の「坐月子」はママにはうれしい習慣だけど、フルサービスを受けるとかなりのお値段に!


Published on 09.09.12

【台湾日和23】産後の「坐月子」はママにはうれしい習慣だけど、フルサービスを受けるとかなりのお値段に!

台湾での産後のタブー?!

産後は、風邪を引きやすくなったり、腰痛持ちになった……というママも多いのではないでしょうか。

台湾では、これらの症状は産後の過ごし方によって回避できるとされています。産後1ヵ月は体質改善のための大切な時期。今回は台湾式「産後の過ごし方」を紹介します。

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水を飲んではいけない、水に触ってはいけない、髪の毛を洗ってはいけない、風にあたってはいけない、重い物を持ってはいけない、外出なんてもっててのほか……

これらは、台湾で一般的にいわれる産後のタブー。台湾では、産後1ヵ月は「坐月子」(ズオユエズ)と呼ばれ、体の回復のための重要な期間なのです。

この1ヵ月をちゃんと過ごさないと「10才老ける」ともいわれていて、美容面でも軽視できない大切な期間。

逆に1ヵ月をちゃんと過ごせば、体質改善や老化防止になり、乳がんを克服した例まであるのだとか。

私がはじめて教えられた「坐月子」は、「麻油鶏 マーヨージー」という、鶏を胡麻油とお酒で煮た料理を毎日鶏一羽ぶん食べるというもの。

「コレはちょっとムリじゃない…?」というのが率直な感想で、第一子出産の際は「日本にはない風習だから」と受け付けられませんでした。

しかし、(それが原因とも言い切れませんが)産前にくらべると疲れやすくなり、髪のパサつきや顔のくすみが気になるように。

そこで、今回第二子が生まれたのを機に、台湾の文化を深めるためにも、坐月子について調べてみることにしました。

身体をしっかりケアして内臓の位置を戻す

坐月子のキホン的な考え方は、妊娠中に変形(移動)した内臓を元の位置にキチンと戻そう、というもの。

この時期に、食事や生活習慣の面から身体のケアをしっかりしておけば、頭痛や腰痛、胸やお腹の弛みといった症状に悩まされず、冷え性や便秘といった体質も改善できるかもしれない、というわけです。

坐月子の歴史をひもとくと、さかのぼること2000年前、中国ではじまったのだとか。

当時、家庭での女性の地位はとても低かったのですが、過ごし方や食事などをルール化することで、産婦でも十分に休養をとれるようシステム化したものだといわれています。

たとえば、「水を飲んではいけない」のは、当時は井戸水を飲み水としていたので、細菌が混入していることもあり、抵抗力の落ちている産婦は飲むべきではないというのが理由。

現代では問題がないものも風習として受け継がれているため、私も第一子のときはギモンを感じてしまった次第です。

さすがに、「坐月子」サービスの多くは、昔ながらの考えを踏襲しながらも、現代のライフスタイルを鑑みたサービスに切り替えています。

たとえば、「水は飲んでもいいが、冷たい水はダメで一気飲みもダメ」。冷たいものに触れたり飲食したりすると血行を悪くし、腰痛の原因にもなるそうです。また、一気飲みはお腹の皮膚が緩むのだそう。

ほかにも、「髪の毛は洗ってもいいが、すぐ乾かすこと」「扇風機を利用する場合は壁に向けるなどして、直接風に当たらないようにすること」「食事は新鮮なものをバランスよく、少しずつ食べる」など。

しかし、新たに加わったタブーもあり、「赤ちゃんを抱っこしてはいけない」というものも。核家族ではまず不可能です。

しかし、はじめは3キロ程度の赤ちゃんも1ヵ月経てば5キロ程度になり、ずっと抱いているとけっこう重く腰への負担は否めません。のちのち腰痛に繋がるので、人を雇ってでも避けたほうがいいのだとか。

「坐月子」サービスって…高い!

さて、現在台湾ではおもに2つの「坐月子」サービスが利用できます。

ひとつは「坐月子中心(センター)」と呼ばれる宿泊型施設で、産後のケアや食事、赤ちゃんのお世話をしてもらうというもの。

産後は自宅で家族にサポートしてもらうのが理想的ですが、手伝ってくれる人がいなかったり、姑には頼みにくい状況ではとても助かります。

しかし、問題なのはその料金。
施設によってピンきりですが、5つ星ホテル級のところだと、1泊9000元(約2万5000円)。1ヵ月宿泊すると、台湾の一般的なサラリーマンの平均月収の約9ヵ月ぶん(約77万円)にも相当します! 経済的に余裕のある人向けです。
もうひとつは、食事の宅配サービス。いつ、何を食べるかは坐月子における重要なポイント。

坐月子センターは経済的に厳しいから、あるいはやはり自宅が一番落ち着くからといった理由から、最近では宅配サービスを利用する人が多いようです。
こちらは1ヵ月で6万元(16万8000円)程度。それでも平均月収約2ヵ月ぶんですから、決してお手ごろとは言えませんが……
さて、これらの宅配サービス会社で母親教室や試食会が開催されていたので、私もいくつか参加してみました。

業者ごとに「先生」と呼ばれる人がいて、メニューやサービスを考えているようですが、坐月子に対する考え方はさまざま。

おおまかな部分は同じですが、ポイントを置く部分が異なっていたので、それぞれの教室で「なるほど」と思わせるものがありました。

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出産にはお金がかからない台湾ですが、そのぶん産後にうーんとお金をかけるようです。

【関連くちこみ】台湾の「出産事情」をご紹介

それもすべては「健康美」のため、強いては子どものため。「健康は財産」と考えれば、有意義な投資なのかもしれません。

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しばらくお休みをいただいていましたが、7月3日に第二子を出産しました。フサフサの髪の毛と、ドラキュラのような爪を持って生まれてきた男の子です。

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