Published on 10.11.17

【スペインかるた＊と】とろけるオイシサ！これぞ生ハム（11.17）

スペインを代表するオイシイモノのひとつが、生ハム「ハモン Jamón」。ひとたび口のなかに放り込めば、広がる香りに絶妙な塩加減、とろける食感…　ついまた手が伸びてしまうオイシさの生ハムは、メロンなどの甘いフルーツとの相性もバツグンです。有名なのは黒豚からつくられる「ハモン・イベリコ*」。なかでもドングリを主体に飼育された「ハモン・イベリコ・べジョータ**」は、まさに絶品！　丸々大きな豚の足1本の生ハムを薄〜くスライスする料理人の腕前にも目を見張るものがあります。

【スペイン豆知識】

*ハモン・イベリコ　Jamón Ibérico
「ハモン」は「生ハム」のこと。イベリコとは「イベリア半島」という意味。ちなみに、白豚からつくられる生ハムは「ハモン・セラーノ」と呼ばれていますが、生産量は「ハモン・イベリコ」のほうが圧倒的に少なく、稀少で高級品とされています。

**ハモン・イベリコ・べジョータ　Jamón ibérico de bellota
「ベジョータ」とは、どんぐりのこと。黒豚（ハモン・イベリコ）のなかでも、どんぐりを主体としたエサを食べることにより、さらに味がよくなるとされています。