Published on 11.07.08

【旅＊流儀136】JALとアメリカン航空のコードシェア便だけど…2012年4月に羽田発「ボストン」直行便が就航！（07.08）

JALがボストンへの直行便を就航

2010年1月に会社更生法を申請したのち、国際線と国内線の赤字路線を中心に路線を廃止してきた「JAL」。

3000億円もの公的資金を投入し、3年間で再建を計るとしていましたが、2011年3月には会社更生手続きも完了（債権も一括弁済終了）。

現在は、嵐を登用したCMで鮮やかな復活を印象づけている「JAL」から明るいニュースが！

成田空港に、新路線が就航することになりました。

就航先は、アメリカ東海岸の「ボストン Boston」。

[googlemap lat="42.358431" lng="-71.059773" width="465px" height="250px" zoom="5" type="G_NORMAL_MAP"]ボストン, マサチューセッツ[/googlemap]

ボストンへのアクセスは、これまではシカゴやニューヨーク、デトロイト、ワシントンDCなどで乗り換える必要がありましたが、就航によりアクセスは格段によくなります。

留学生も多く、景観も美しい「ボストン」

ボストンといえば、マサチューセッツ州の州都で、アメリカ第10位の大都市。

ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学、ボストン大学、バークリー音楽大学など、有名大学も多数あります。

アカデミックな街としても知られており、日本からの留学生も多い街です。

かつてはそのひとりだった私も、今回のJAL直行便就航を知り本当にうれしく思いました。

ボストンの魅力といえば、美しい景観もあげられます。

赤レンガを基調とした、ヨーロッパを思わせる雰囲気の街並みは美しい。

冬は雪も多く極寒ですが、雪景色も本当にキレイ。

また、ボストンを含むニューイングランド（北東部の6州を合わせた地域）の秋の紅葉もすばらしい。

近郊に「ケープ・コッド Cape Cod」や「ナンタケット Nantucket」、「マーサス・ビニヤード Martha’s Vineyard」などの高級避暑地もあるので、夏場は海でのんびりするのもいいですね。

ちなみに、松坂大輔が所属する「レッドソックス」の拠点もボストンですし、「ボストン美術館」も世界的にも有名ですよね。

治安も一部を除いて比較的よく、女性ひとりでも安心です。

アメリカン航空との「コードシェア便」

では、フライトのスケジュールを見ていきましょう。

就航予定は、2012年4月22日。

デイリーではなく、月水金日の週4日（搭乗率が高ければデイリーになるかも）。

JL008…成田発11時30分-ボストン着11時20分
JL007…ボストン発13時20分-成田着16時

機材は「ボーイング787-8」で、ドリームライナーと呼ばれる中型最新鋭旅客機。

「アメリカン航空」とのコードシェア便となります。
アメリカン航空のサービスなら、エコノミーではアルコールが有料。チャイルドミールも廃止されているのが気がかり。
JALとアメリカン航空の共同事業は、ほかにも「シカゴ空港」での乗り継ぎがスムーズになったり、「ロサンゼルス空港」で同日乗り継ぎ可能都市が増えたりと、いくつかのメリットがあります。

そして、ニューヨーク線も1日3便と、アメリカへのアクセスも向上しました。

【関連くちこみ】NY行きの「アメリカン航空」が2011年2月羽田に就航

アメリカンとの共同事業開始記念キャンペーンに注目！

また、注目すべきは共同事業開始記念キャンペーン。
JALマイレージバンク会員は、2011年7月7日から12月10日まで、通常より少ないマイルで、アメリカン航空とワンワールド加盟航空会社の特典航空券に交換できます。
たとえば、アメリカン航空なら通常は日本からニューヨークまでは5万マイル必要ですが、3万9000マイルで交換可能。

ただし条件があり、太平洋線は往復アメリカン航空の羽田-ニューヨーク線を利用する必要があるとのこと。

羽田発は早朝6時40分と早いですが、ニューヨークに行きたい人にはうれしいですね。

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各航空会社、生き残りのために業務提携をしていますが、新路線やサービスの向上はありがたいですね。

この「ボストン就航」についても、キャンペーンがあることは間違いなし。

いまから楽しみです。