【てくてく*シンガポール01】子連れファミリー限定の子供園もある…ランチを兼ねて訪れたい「シンガポール・ボタニック・ガーデンズ」 - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 12.01.26

【てくてく*シンガポール01】子連れファミリー限定の子供園もある…ランチを兼ねて訪れたい「シンガポール・ボタニック・ガーデンズ」

植物の癒しパワーを体感できる植物園

シンガポールは、別名「ガーデン・シティ」とも呼ばれ、都会でありながら緑あふれる美しい景観が自慢。

そんなシンガポールが誇る、広大な植物園が「シンガポール・ボタニック・ガーデンズ Singapore Botanic Gardens」。

とても歴史のある植物園で、1859年にオープンし、2009年に開園150周年を迎えました。

にぎやかな「オーチャード・ロード」から、クルマでほんの5分ほどのところにあります。

 

バスや徒歩でも行けるのですが、子連れならタクシーがオススメ。

ドライバーには、「ビジターセンターまで」(Please go to Botanic Gardens, the taxi stand at Visitor Centre)と告げましょう。

ビジターセンターでマップをもらおう

ゲートがいくつかあって、入場無料なのでどこから入ってもオーケーですが、中心にあるビジターセンター近くの「ナッシム・ゲート Nassim Gate」から入るのが便利。


↑ビジターセンター。植物園の開園時間は、朝5時から24時まで。入場無料!

なかはかなり広いので、赤ちゃん連れならベビーカーは必須。

日焼け止め、帽子、虫よけスプレーも忘れずに。突然の雨に備えて折り畳み傘もあると安心。虫よけグッズや雨用ポンチョはギフトショップでも購入できます。

ビジターセンターにはインフォメーション・デスクがあり、地図やパンフレットなどが置いてあります。


↑ビジターセンターで入手できる地図やパンフレット。どれも園内を紹介したもの。


↑ビジターセンターのすぐ近くにあるきれいなトイレ。「親子ルーム Parents Room」で授乳やおむつ替えもできます。

緑のなかでランチも楽しもう

ビジターセンターを抜けると、右手にギフトショップ、左手にオープンエアのカフェ「カサ・ヴェルデ Casa Verde」があります。


↑「カサ・ヴェルデ」。子供や犬連れでランチを楽しむ人が多く、開放的な雰囲気。メニューも豊富。

ここで、サンドイッチやハンバーガーをテイクアウトすることも可能(ただし、オーダーしてからできあがるまでけっこう時間がかかります)。

芝生やベンチでピクニックをするなら、ここで買うか、外から持ち込むのがいいでしょう。

ほかに一軒家のフレンチ・レストラン「オ・ジャルダン Au Jardin」や、モダン・ヨーロピアン料理にローカルのアクセントを加えた「ハリア Halia」などもあります。

ハリアは、「ジンジャー・ガーデン Ginger Garden」というショウガの仲間を集めたエリアにあり、ショウガを使った料理やデザート、ドリンクもとり入れていてユニーク。

森のなかの隠れ家レストランといった雰囲気でとてもステキですよ。

子連れでも大丈夫なので、ここでゆっくりとランチをとるのもオススメ。

とくに、平日12時~14時限定のランチコースがオトク。この時間を過ぎると一気に高くなるので要注意!

室内はエアコンが効きすぎていて寒いので、屋根付きのテラス席にするといいですよ。

12才以下の子供しか入れない子供園

それでは、さっそく園内を散策して行きましょう。


↑案内版があちらこちらにあるので、迷子になる心配は無用。日本語の表示もあります。

ビジターセンターを中心に、北側へゆっくり20分程度歩いて行くと「ジャコブ・バラス子供園 Jacob Ballas Children’s Garden」があります。

ここに入れるのは、12才以下の子連れファミリーだけ。歩きまわれる2才前後から小学生までの子供にオススメです。

開園時間は8時〜19時で、月曜日はお休みです(祝日は開園)。なかは飲食禁止なので、ランチは先にすませておきましょう。

入口に「キッズ・カフェ Kidz Café」があり、ホットドッグやおやつくらいならここで食べられます。


↑キッズ・カフェの向かい側にインフォメーション・デスクがあり、その周辺のベンチでなら、外から持ち込んだものを食べてもオーケー。

カフェの裏手にトイレがあり、車椅子用の個室でおむつ替えが可能。男女のトイレは子供用サイズとなっています。

子供園のなかには、砂場やプレイグラウンド、水遊びができるウォータープレイ・エリア、大きなすべり台があるツリーハウス、池などがあります。


↑ウォータープレイ・エリア。ここで遊ぶなら、水着やタオルを忘れずに。


↑大きなすべり台付きのツリーハウス。楽しそう!


↑大きなキノコの下で、コビト気分。

黒鳥や白鳥が住んでいる湖もの〜んびりした雰囲気

子供園を出たら、黒鳥がいる湖「エコ・レイク Eco Lake」へ。


↑黒鳥やカモ、カメなどがいるエコ・レイク。人に慣れていて、すぐ近くまで寄ってきます。

南側へ進んで行くと、水上ステージで演奏会が催される「シンフォニー・レイク Symphony Lake」や、シンガポールの国花・ランを集めた「ナショナル・オーキッド・ガーデン National Orchid Garden」があります。

そして、世界のショウガを集めた「ジンジャー・ガーデン」、熱帯地方独特の不思議な形をした植物・ヘリコニアが咲き乱れる「ヘリコニア・ウォーク Heliconia Walk」。

さらに先へ行くと、白鳥の湖「スワン・レイク Swan Lake」などがあります。

なにしろ、東京ドームが11個半入るという52ヘクタールもの広さ。すべてを周ろうとせずに、的をしぼって散策するのが賢明です。


↑木陰でピクニックを楽しむ人たち。

じっくりと植物を観察しておきたい

まだ歩けない赤ちゃん連れなら、南側へ進んで湖のまわりをのんびりと歩いたり、ランやヘリコニアなど南国のカラフルな花々を楽しむのがいいと思います。

野生のリスやオオトカゲに遭遇することもあります。


↑バナナの木。

「ナショナル・オーキッド・ガーデン」だけは有料となりますが、その価値は十分にあります。

大人/5 Sドル、学生と60才以上/1 Sドル、12才以下/無料。開園時間 8時30分〜 19時。

日本によくある温室ひとつだけのラン園とはまったく違い、ここだけでも立派な植物園といえるような広さ。

ランという花の魅力を再発見できます。シンガポールの国花に指定されている「ヴァンダ・ミス・ジョアキム Vanda Miss Joaquim」というランにも出逢えます。

また、温室ならぬ涼室「クールハウス Cool House」というのがあって、高原地帯の植物を見ることができます。

日本人にとっては、わりと見慣れた植物が多いのですが、歩き疲れたらここで少しクールダウンできます。

帰りはタクシーでラクラク帰りましょう

帰りは、子供園の出口からタクシーに乗ることもできます。

なかなか来ないときは、電話かSMSで呼ぶとすぐに来てくれます。番号や方法はタクシースタンドに表示が出ています。

タクシーの台数は、ビジターセンターのほうが多いです。

こんなに広大で立派な植物園がありながら、ここだけでは手狭すぎるということで、現在マリーナエリアに新しい植物園を建設中。

もうひとつの植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ Gardens By The Bay」は、2012年6月にオープンの予定です。

シンガポール・ボタニック・ガーデンズ
住所:1 Cluny Road, Singapore 259569
電話:(65)6471-7361
営業時間:5時〜24時

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