Published on 12.09.20
【オーストリア＊01】治安のいい清潔な街中、郊外の壮大な自然を子連れで散策…音楽の都ウィーン以外にも見どころいっぱいなオーストリアの魅力
子連れにも魅力いっぱいのオーストリア
音楽の都として知られる「ウィーン Vienna」を首都とする「オーストリア Republic of Austria」は、「シェーンブルン宮殿」や「ハプスブルク家の王宮」など、有名な観光名所がいっぱい！
↑ハプスブルク家の夏の離宮、シェーンブルン宮殿。
オペラやコンサートなど、大人の旅行者向けかと思われるオーストリアですが、じつは子連れファミリーにもとても優しい国で、親子で楽しめる見どころもたくさんあります。
↑ウィーンのシンボル、シュテファン大聖堂。
オーストリアは、文化、歴史の国だけではなく、自然もいっぱい。
ちょっと郊外に出れば、山や湖で動物に触れ合うチャンスもたくさんあり、子供たちは大喜びです。
街のインフラも子連れ向けに整っていて、ベビーカーでの移動もラクラク。
子供を遊ばせるスペースだけではなく、子供と一緒に楽しむ文化、芸術も充実しています。
ドイツ語が公用語ですが、英語が普通に通じるのも旅行者としてはうれしいですよね。
2〜3日もあればまわれるウィーン
オーストリアの一番の観光スポットは、やはり音楽の都ウィーン。
ハプスブルク帝国の首都として栄えた、歴史のある美しい街です。
ハプスブルク家の王宮「ホーフブルク」や、夏の離宮「シェーンブルン宮殿」のほか、美術館やオペラ座など、見どころがいっぱい。
↑ハプスブルク家の王宮ホーフブルク。馬車に乗っての観光も楽しいですよ。
↑アルベルティーナ美術館から見た、オペラ座のライトアップ。
モーツァルトや美貌のハプスブルク家皇妃エリザベートなど、テーマを絞って観光してみるのも楽しいそう。
観光名所はたくさんありますが、ウィーン市内の見どころは固まっているので、2〜3日あれば網羅できてしまいます。
自然を散策したり、東欧の国々に足をのばすのもいい
ウィーンから日帰りで、ドナウ河の流れが美しい「ヴァッハウ渓谷」などの景勝地にも足をのばすのもいい。
アルプスの真っただなか、「ザルツカンマーグート」も子連れにはピッタリ！
鏡のような湖畔を散策したり、「サウンド・オブ・ミュージック」や「ハイジ」に出てきたような山々でハイキング。
動物と触れ合ったり、親子で楽しめるところがたくさんあります。
↑「サウンド・オブ・ミュージック」にも登場した、ザルツカンマーグートのシャーフベルク鉄道。
また、ウィーンを基点に東欧の国々を回ることもできます。
ハンガリーの首都ブダペストまで3時間、チェコの首都プラハまで4時間。
スロヴァキアの首都ブラティスラバまで30分、ザルツブルクまで3時間半。
周辺の見どころもたくさんありますよ。
旅行シーズンは、冬以外ならいつでもオーケー
夏は日本とくらべて涼しく過ごしやすいので、ベストシーズンといえるでしょう。
そして、夏場はイベントも多く、野外で過ごすのが楽しい時期。
春（イースター以降）や秋（10月ごろまで）も花や黄葉が美しく、どこを見ても絵になります。
↑オーストリアの、のどかな田舎の風景。
冬はクリスマスマーケットやスキー、スケートなどのウィンタースポーツ目的で訪れる人もたくさんいます。
ただ、北海道と同じ緯度にありますので、子連れファミリーは服装の用意や移動などがタイヘンかも。
また、田舎の観光地では、冬は営業していないところも多いのでご注意を。
↑市庁舎前のクリスマスマーケットは、11月末からスタートします。
オムツ替えの台や授乳室、バギーについて
オーストリアは、都市部でも治安は日本と同じくらいかそれ以上によく、女性でも夜の街中を安心して歩けます。
地下鉄にはエレベーターを完備しているので、ベビーカーを押して歩くお母さんにはありがたい。
衛生状態もとてもよく、トイレはほぼ清潔で、公共の場ではオムツ換え台を備え付けてあるところがほとんど。
水も水道水が普通に飲める、ヨーロッパでは数少ない国です。
授乳室は、大きなショッピングモールにいくつかある程度で、観光客は利用しづらいかも…
ただ、公共の場での授乳に寛容なので、カフェやレストランなどで普通に授乳している姿を見かけます。
観光スポットのど真んなか、ケルントナー通りの子供服屋「Dohnal – Haus des Kindes」の地下に、オムツ換え台と授乳スペースがあること。
エレベーターで地下に降りることができるので、観光の合間に利用できますよ。
大人だけのときには無愛想なウィーン人も、子連れで歩いているととても親切！
エレベーターで一緒になった｢地元のおばちゃん｣が、子供にニコニコして話しかけてくれますよ。
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