子連れ海外旅行・電源不要でおしりキレイ!「携帯シャワー・ファルウォッシュ」


Published on 09.01.29

【旅モノ02】電源不要でおしりキレイ!「携帯シャワー・ファルウォッシュ」

【今週の旅モノ】「ファルウォッシュ」(ファルコン、実売価格1995円)

サイズ:13×6.7センチ(本体ボトル、高さ×胴回り)、10.5センチ(ノズル部分)、22.3センチ(組み立て時の高さ)、重量:42グラム、材質:EVA樹脂( ボトル本体)、ポリプロピレン(ノズル部、キャップ部)、ナイロン(ケース)

■商品特長
◉外出先でも気軽に使える携帯式おしり洗浄器
◉ソフトボトルを採用し、握り具合によって水圧をカンタンに調整可能
◉電源を必要とせず、シンプルな構造なので故障の心配なく長く使える
もはや日本人には「当たり前」のおしり洗浄

乾太郎(父):いまや、一般家庭の「温水洗浄便座」の設置普及率はなんと68パーセント以上! 3軒に2軒は温水洗浄便座トイレがあるなんて、驚異的な数字だよね。

ひまわり(母):日本人の高い清潔志向がうかがえるよね。一般家庭はもちろん、オフィスやデパートなどの外出先でも設置されているのが当たり前になりつつあるものね。

乾:ただ、残念ながら普及しているのは日本だけのようだよ。給水の問題など、物理的な事情が関係しているようだけど、この快適さに慣れてしまっている人は海外で苦労したと聞くよ。

ひ:この商品は、海外旅行や災害時など、温水洗浄便座のないところでもその快適さを提供してくれる、というものなのね。

ところでお父さんは、温水洗浄便座「ゼッタイ必要!」派? それとも「いらない」派? 私は、自称・キレイ好きなので「あれば使いたい」派かな。

乾:ボクは日本でもぜんぜん使わないので「いらない」派だね。

ひ:では、各々の立場でさっそく使い勝手をチェックしてみよう!

【ポイント1】ペットボトルを持ち歩くような感覚で携帯

乾:大きさは350mlのペットボトルと同じくらいだね。

ひ:ボトルに水が約300ml入り、水を入れた場合の重さは約338グラム。まさに350mlサイズのペットボトルとほぼ同じだね。

乾:トイレで快適とはいえ、旅行時に300グラムを超える荷物が増えるのはけっこうヘビーだなぁ。

ひ:いや、「あらかじめ入れて持ち歩けば急なときも大丈夫」というだけで、トイレに入る前に洗面所などで水を入れられれば重さは気にならないのでは? 水質に関しては渡航先にもよるけれど、シャワーの水と同等の水が確保できれば問題ないのかな。

乾:あらかじめ水を入れて持ち運ぶ場合、水漏れは大丈夫なの?

ひ:説明書には「水を入れての携帯時は圧力がかからないように。とくにボトル上部に圧力がかかると水が漏れる可能性がある」旨が書かれているね。

水を入れて「持ち運び用のキャップ」を締めて試してみよう。

やや強めに圧力をかけても、横にしても、案外大丈夫みたい。とはいえ、注意事項を守って持ち運ぶに越したことはないけれどね。

乾:ナイロン製の携帯用ケースが同梱されているね。水滴をたらしてみるよ。あ、かなり防水性があるようだね。縫い目などからの浸水は避けられないだろうけれど、多少の水滴などには役立ちそうだね。

○ポイント:防水性のある携帯ケース付き。小さめのペットボトル大。
×ポイント:340グラムは旅行荷物としてはやや重い。
【ポイント2】水量・水圧は必要十分!

乾:使うときは「持ち運び用のキャップ」から「シャワー用ノズル」につけかえるんだね。ちょっとめんどうかな。

ひ:確かに。トイレのなかでは取ったキャップを置いておく場所にも困るなぁ。付け替えるときノズルを手で触ってしまうことも考えられるから、衛生面でも少し心配だね。

乾:まぁ、無事に付け替えられたと想定して、実際にボトルを押して水の出具合をみてみよう。

(お風呂場に移動)あ、思ったより十分吐水されるね。

ボトルの固さがほどよくて、水圧の調整はしやすいよ。ボクが1回に付き2秒程度押すと、5回程度で水がなくなるね。見た目だと、このくらいの力加減で通常の温水洗浄便座の「中」レベルの水圧に相当している感じだよ。水量はこれで足りるのかな?

ひ:温水洗浄便座では、種類や水量設定にもよるけれど、「おしり」洗浄の場合、だいたい0.3~1.0リットル/分前後の水量のようだよ。

1回の使用時間を仮に20秒とすると0.1~0.33リットル。ファルウォッシュの0.3リットルは十分合格点かな。

乾:まぁ、温水洗浄便座は少ない水量でより効率的に洗浄できる機能を備えているわけだから単純に水量だけで比較はできないけれど、おおむね適量と言えそうだね。

ひ:あとは実際に試してみないと・・・

というわけで、試してみました! 家族とはいえ、万一の衛生面の問題を考え(?)、じゃんけんに負けた○○(ご想像におまかせします)が代表してトライ。

水量・水圧に関しては、

◉水圧はやや力強く押して、一般の温水洗浄便座の「中」からやや「高」程度
◉水量は思ったよりもあり、「慣れれば」十分そう
◉水道水で試したが、冷たいけれどとくに違和感なし。十分洗浄可能

という結論に。

○ポイント:水量・水圧はほぼ合格点
×ポイント:ノズルの付け替えはちょっとめんどう
【ポイント3】「おしり洗浄」と「ビデ」での使用感の違いについて

また、「ビデ」として使用する場合は、小回りもきき操作しやすいことが判明しました。本体もノズルもほとんど濡れることがなく、周囲への水はねもありません。

しかし、「おしり洗浄はムズカシイ!!」という結果に。

理由としては、

◉説明書には細かい使用姿勢などは書かれていないが、前方からのおしり洗浄では手に水がかかることが予想されるため、おしりを浮かせて後方から洗浄。しかし見えないので距離感やノズルの方向がわからない
◉おしりを浮かせているためどうしても便器外に水が飛ぶ
◉「ビデ洗浄」の場合はボトルもノズルも濡らさずに洗浄ができたが、「おしり洗浄」ではどうガンバってもノズルもボトルも濡れてしまう

ということがあげられます。

また、それ以外の全般的な問題としては、

◉ボトルを押し、手を緩めた際の「ズズズーッ」と空気を吸い込む音はいただけない
◉使用後のノズルの処理。説明書にはとくに記載がないが、ノズル専用の袋がついているわけでもなく処理に困る

という結論に。

おしり洗浄時の距離感、ノズルの方向、便器外への水飛び、空気吸い込み時の音など、各問題の解決策は「慣れ」だと思います。コツや加減を体得することでずいぶん軽減され、快適になると思います。

「ボトル・ノズルの濡れ」と「外したノズルの処理」は、もう少し説明書に記載が欲しかったところですが、トイレットペーパーで拭いて、ビニール袋を持参してしまう、などの独自の対処で切り抜けるしかなさそうです。

○ポイント:問題点はいくつかあるが、「慣れ」ることでかなり解消可能
×ポイント:使用後の器具の処理・衛生面は要検討
■評価&コメント■
乾:★☆☆☆☆(星1つ)
もともと日常生活でも必要性を感じていないので。。。

ひ:★★★☆☆(星3つ)
個人的には「どうしても旅行に携行したい!」と思わせるポイントが見つからなかったのですが、身体の問題から必要とされる人にはシンプルで画期的な商品だと思います。加えて、子どもも楽しんでくれたので(?)この評価です。

たいが(息子、5才):おしりがすごーくきれいになるキブン! キモチいい!! ボクひとりでもできるよ!
※実際たいがの力でも片手でほぼ十分の水量が出てきました。ただしコントロールは・・・。

ふたば(娘、3才):ふんすいー♪ ふんすいー♪(と自作の歌披露)
*この商品は「赤ちゃんのオムツ交換時にも」と説明書に書かれています。わが家のふたりはオムツは卒業していますが、おしりが小さいこともあり通常の温水洗浄便座は未経験。ちょうどよいと、お風呂に入った時に温水で試してみました!

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