【子連れ海外旅行持物】上手に使いこなせば、かなり強力なコミュニケーションツールに!


Published on 09.03.19

【旅モノ09】上手に使いこなせば、楽しくコミュニケーションがとれる「会話カード/中国語」

【今週の旅モノ】「会話カード 中国語」(エイトステーション、実売価格各262円)
サイズ:30×97ミリ
■商品特徴
◉8つのシチュエーションから、カードを選べる簡単コミュニケーションツール
◉単語帳感覚で持ち運びにとても便利
◉中国語のほか、英語と韓国語のカードもあり

「会話カード」をみせるだけでつうじあえる?

乾太郎(父):まだまだ先だと思っていた「上海旅行」が間近だね。準備は進んでる?

ひまわり(母):バッチリだよ。アジア圏好きのわが家だけれど、意外にも中国本土は香港旅行の際にちょっと足をのばした深センしか行ったことがないもんね。とても楽しみだよ。

乾:深センといえば、英語がぜーんぜん通じなくて苦労したよね。上海はどうなのかな?

ひ:深センは本当に大変だったよね(涙)。広東語圏というわりに広東語も通じにくかったし。おかげでそれがバネとなり、私はその後普通話(北京語をベースにつくられた中国の共通語)を勉強するよいきっかけにもなったけれど(笑)。

上海はさすがに中心都市だし、深センよりは英語も通じると思うけれどね。

乾:うぅ、英語が通じなかったら、中国語は「ニーハオ」、「シェーシェー」くらいしかわからないボクは辛いなぁ。

ひ:ふふふ、そんなお父さんのために秘密兵器を用意したよ!

乾:「会話カード中国語」?? これでいまから中国語を勉強しろってこと!?

ひ:いやいや、表紙に書いてあるとおり「見せて使える」カードなんだって。各シチュエーションごとによく使うであろうフレーズがカード形式でまとめられているの。

表面には日本語で、裏には中国語とその発音がカタカナで印刷されているんだ。だから中国語の面を伝えたい相手に見せればいいだけなの。

乾:なんだ、読みがカタカナで記載されているなら、カードを見せるなんてめんどうなことはせずにそのまま読みあげればいいだけじゃん。

ひ:いやいや、お父さんもご存知の通り、普通話の発音は「四声」と呼ばれる音の高低があって一朝一夕にできるものではないのよ。

しかも残念ながらこのカードにはカタカナの記載だけでピンイン(中国語の発音記号)は記載されていないの。やはり見せるのが一番ね。

乾:電子辞書がどんどん高機能化するなか、超アナログで逆行しているところがいいなぁ。

よし、気に入った!使ってみるよ。

ひ:このカードは「基本フレーズ」、「入出国・機内」、「交通」、「ホテル」、「観光」、「食事」、「ショッピング」、「ちょっと便利な単語」と、シチュエーション別に8種類が用意されているの。

今回は「基本フレーズ」と「食事」の会話カードを用意したので、現地で使ってみようよ!

ささっとカードを出さなきゃ…でも気恥ずかしい…

乾:とうとう上海についたね! 今回は羽田発の便を利用したので上海虹橋国際空港に到着だよ。

現在上海の国際線は上海浦東国際空港に発着するものがほとんどで、その浦東空港からは「リニアモーターカー」が中心部まで運行しているのは有名だよね。

この虹橋空港には地下鉄の延伸工事がされているものの、現在でもバスかタクシーで中心部に出ることになるよ。バス乗り場はどこかな?

ひ:ねぇ、さっそく「会話カード」で聞いてみたら!? バス停を聞くフレーズが書いてなかったっけ?

乾:(あわててめくる)「バス停はどこですか?」というのがあったよ。うーん、でも、バス停もたくさんあるだろうし「どこ行きのバスか?」と聞かれても答えられないし……けっこう勇気がいるね(弱気)。

ひ:うーん、確かに、こちらが質問した答えが「はい」、「いいえ」などカンタンにすむものならいいけれど、「これはどんな料理ですか?」なんてカードで質問しちゃうと、相手が説明してくれても意味がまったくわからなくて困ってしまうかもね。

なんて考えながら歩いているうちにバス乗り場はすぐ見つかってしまったし、会話カードはつぎの機会に使うことにしようか。

<無事にバスに乗車。バスの車中で>

乾:(じっくりと会話カードを見て)うむむ、まずはどんなフレーズが収録されているかを覚えていないとイザというときに使えないってことだよね。

ひ:そういうことだね。「基本フレーズ」編も「食事」編も、各々45のフレーズが収録されているから、どちらにどんなフレーズが収録されていたかをざっと覚えなきゃね(笑)。できれば何番目くらいに収録されていたかも覚えておくとスムースかな。

乾: うーん、事前準備もタイヘンだけれど、中国語を勉強するよりはカンタンかな。ガンバって覚えるぞ!

慣れれば自力で食事のオーダーから支払いまでできる!

ひ:そろそろ夕飯にしようか。あ、この紹興料理のレストランなんかどう?

乾:うん、いいね。そうしようか。

ひ:じゃぁ、ここではお父さんにオーダーをお願いしようかなー♪

乾:うぐぐっ……、よしっ!会話カードでどこまでできるかやってみるよ。

<ここから、いよいよ店員(服務員)とのやりとりが!服務員のコメントはひまわりのかなり怪しい和訳でお送りします>

服務員:いらっしゃいませ、何名様ですか?

乾:うぅぅ、もうわかんないよー。

ひ:人数を聞かれただけだよ。あ、そういえば「○名です」ってカードはなかったね……

<人数を伝え、無事に席へ。メニューを渡される>

乾:おなか減ったよー。なににしようかな?

ひ:中国語と英語のメニューだね。「日本語のメニューはありますか?」ってカード使ってみたら?

乾:えっと……(そのカードを探しまくる)。うわーっ、どのヘンだかわかんなくなっちゃったよ。うーん、英語でも書いてあるから必要ないよ(空腹でややキレ気味)!

ひ:はいはい(苦笑)。

服:ご注文をお伺いしましょうか?

乾:えっ? なんだって?

ひ:「ご注文は?」だって。

乾:げっ、まだ待って欲しいんだけどな。「待って下さい」ってカードがないよ(カードをめくって探す)。

服:(注文が決まっていないのを察してかそのまま立ち去る)

ひ:「ちょっと待って下さい」っていうカードは「基本会話編」には入っているんだけれど、どのシチュエーションでも必須かもね。そのカードだけ別にしておいて、目的のカードを探している間相手に示しておくと落ち着いてゆっくり探せるよね。

乾:そうだよね。あらかじめ用意されているフレーズの中に目的のものがなかった場合に備えて白紙のカードが3枚ついているね。

さっそく「食事」編のカードにも「ちょっと待って下さい」を書き込んだよ。

ひ:そうやってカスタマイズしてどんどん使いやすいようにするのよね。

乾:よし、オーダーしたいものも決まったし、注文してみるよ。

<指さしでなんとか注文も完了。料理が続々と並ぶ。大食いひまわり家をもってしても食べきれないほどのボリュームに一同唖然>

乾:ふぅ、もうおなかいっぱい。こんなに食べきれないよ。

ひ:よっしゃ!いよいよ会話カードが使えるときがきたよ!「残りを持ち帰りにできますか?」カードの出番だよ!

乾:うぅ、(意を決して)よしっ!(カードをめくる)会話カードでお願いしてみるぞ!

ひ:服務員!

服:(乾太郎が差し出したカードをじっくり見た後、微笑みながらこっくりとうなずく)。

乾:やった!通じたみたいだぞ!

<少しして服務員が持ち帰り用の容器を手にやってくる>

乾:やった!本当に通じた!なんだかおもしろいなぁ。次はえーと・・・。

ひ:ねぇ、持ち帰ったものを食べるお箸がないからもらおうよ。「箸をもう一組ください」っていうカードがあったよね。

乾:よっしゃ、お安い御用だ。(持ち帰り容器に詰めたご飯をさしつつカードを見せる)

服:(乾太郎が出したカードを再びじっくり見る。ほかの服務員も興味深気にやってきてのぞきこんだ後、うなずいて立ち去る)

<少しして服務員が使い捨て箸を手にやってくる>

乾:うひゃひゃ、本当におもしろいね。つぎは「トイレはどこですか?」って聞いてみちゃおうっと(上機嫌)!

<その後「お勘定をお願いします」、「クレジットカードで支払います」と続々とカードを使いこなし、無事にお店を後にすることに>

乾:いやぁ、お母さんの力を借りず自力でオーダーからお会計まですませることができたよ! おもしろいなぁ。現地の人とのコミュニケーションは海外旅行の楽しみのひとつだもんね。

ひ:うまく使いこなせれば、相当いい仕事をしてくれそうだね。いろんなところで使いまくり、不足なフレーズをどんどん加えていけば最強のコミュニケーションツールになるね。

乾:まずは格納フレーズと場所を覚えること。人を待たせていると思うと焦ってしまって、なおさら探すのに時間がかかってしまうよね。落ち着いて探すのがポイントだと思ったよ。

ひ:この「会話カード」は、私たちが利用した「中国語」のほか、「英語」と「韓国語」もあるんだよ。ぜひこの会話カードで現地の人とのコミュニケーションを楽しんでもらいたいな。

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■寸評
乾:★★★★★(星5つ)
はじめて使うときはちょっと気恥ずかしくて、じつはとても勇気がいりました(笑)。でも通じると楽しくてどんどん使いたい気分に。めくるのに時間がかかったり、もっとほかのフレーズも欲しかったり、スムースにいかずもどかしいこともありますが、それを踏まえても、この値段でこのワクワク感が得られるなら満点です。

ひ:★★★★☆(星4つ)
電子辞書も便利ですが、説明書もいらず、軽くて小さいこのシンプルさがいいですね。現地で使う前に、ぜひ事前にシミュレートしながらめくる動作に慣れておくことをオススメします(笑)。収録されているフレーズも実際に使えそうなものばかりですが、基本フレーズ編については挨拶が中心なので、挨拶くらいはカードを使わずに言えるように準備しておきたいところ。勉強にも使えるように、カタカナ表記に加え、ピンインが記載されているとより便利だったなぁ、と思います。

た:ボクも中国語言えるよ!「謝謝」「不謝!」
ふ:これトランプ???とってもかわいいね。

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