Published on 09.03.08
【甘辛グアム・再05】エアポートバス→グアム空港→機内…冷や汗の連続にもうヘトヘト…＜地獄の帰国編＞
チェックアウトまでどう過ごす？
とうとうやってきました、グアム最終日。「いま来たばっかりなのに帰るの？！」といった心境の私。
朝からプールか海で、うちの殿を遊ばせて疲れさせようとも思ったけれど、宿泊先のP.I.C.のチェック・アウトは12時。それまでに全部準備して、ご飯などを食べさせることを考えると、ちょっとキツイ。。。
ということで、荷物はすべてパッキングした状態で、「グアム・プレミアム・アウトレット」（GPO）へ行くことにしました。
もしかしたら買うものがあるかもしれないからと、現金が少なくなっていた私は1万円をPICのフロントで替えようとしたところ、なんと！ 日本では3万円を空港で替えて315ドルきたのに、ココでは1万円が90ドル何セント！！
ぼったくりじゃー！！！と騒いで「フロントの人にそれって酷くない！？」とすかさず主張してみました。そしたらフロントの男の子が困ってしまい、「そうなんだよねえ、ここ、レート悪いんだよね」。
「どこならレートがいいの？」と厚かましくも聞いてみると「DFS」だそう。みなさん、両替はグアムならDFSが狙い目だそうですよ！
けっきょく両替はせず、クレジットカードを持って行くことに決定。ま、いいんだけどね。
GPOで時間をつぶすことに…
GPOに着いたら、息子が見たいもの、それは「ウガウガ」だそう。
ウガウガというのは、息子がつけたTIKIの神様の名前。そうそう、あのABCストアや、おみやげのところに並んでいる民芸品です。
オモチャじゃなくて、ウガウガなところが渋い息子。。 前回のグアム旅で1個買って帰ったのに、今回もプラス2個買っちゃいましたよ。。。
GPOに着くと、朝9時40分のバスだったからかまだオープンしておらず、ドアの前で時間を潰す観光客の姿。もちろん、うちも仲間入りでドアの前にたむろ。息子、現地の係のおばちゃんに話しかけられてヒマつぶしです。
しばらくしてドアが開くと、開店と同時に入った店は、息子ご指名の「ABCストア」。
この間グアムから買って帰った息子の靴たちは大活躍だったので、またナイキなんかを安く仕入れようという魂胆で行ったのに、なんと！ 男の子用のシューズが超品薄。3種類くらいしか選べなかったので、ムリに買うこともないやと断念。
オモチャ屋さんの「Twinkles」は、もう可愛らしいイースター・ムードが満点でした！ 4月の話なのに、気が早いなあ！！けれど可愛くラッピングされているので、おみやげに喜ばれるかも？です。
「ロス・ドレス・フォー・レス Ross Dress For Less」にも行ったものの、グアムでできたマブダチ・カオルちゃんのいないいま、チンパンジー息子連れでゆっくり見ることは至難の業。
【関連くちこみ】血眼で物色すること必至！「ロス・ドレス・フォー・レス」
チラチラっとチェックしてみましたが、寒い日本の冬に活躍しそうなバスローブを目当てでパジャマ・セクションにいくと、あちゃ～。あったのは、水色とピンク、黄色などのパステルカラーの水玉バスローブだけ。
ばぁばのおみやげと考えていたのですが「これ、いくらなんでも50代はムリか」というわけで、パスしました。
結局せっかくGPOに行ったのに、買ったものはバーガーキングのみ（笑）
息子は子供用の王冠みたいのをもらって喜んでましたけどね。
エアポートバスの待ち時間が長くて…
ホテルに戻ると、すでにチェック・アウト30分前。急いで息子のオムツを換えて、チェック・アウトをしました。
そしてこのチェック・アウト後から、地獄はジワジワとスタートしたのです。。。（汗）
13時20分に、ツアー会社のエアポート・ピックアップのバスが来る手はずなのですが、チェックアウトをしたのは午前11時40分と、まだ時間はたっぷりあります。
時間はあるものの、今回はベビーカーにママ・バッグ、息子のオモチャのバッグを持ち、スーツケースは預けてもかなり荷物が多いのがネックです。
身動きがとりにくいので、とりあえず息子をベビーカーに乗せ、ホテルの庭をうろうろ、ショップをうろうろ、絵を描かせたり、おもちゃで遊ばせたりで、迎えの人が来たころには心持ち、げんなり。
ほかにも子連れのバス待ちの人たちがいましたが、赤ちゃんと上のこどものふたり連れの人なんてタイヘンそう。
さて、バスに乗ってしまえば楽チンと思ったのに！！！！！！！甘かったのです（泣）
P.I.C.は一番はじめで、そのあとほかのホテルをぐるぐるピックアップしていくので、バスに乗ってからがまた長いのなんのって。
最近パワフルな2才児まっただなかの息子は飽きてしまって、座席で立ったり、前の座席を蹴ってしまったりの大暴れ。
もちろん、周囲にヒンシュクをかう結果となりましたよう（泣） いちおう飛行機用のオモチャなどを用意していたものの、バス待ちの時間で遊ばせてしまっていたので失敗。けれど、DVDは電池切れが心配のため、飛行機までは使用しませんでした。
ようやく空港に到着したけれど…
冷や汗かきかきバスがやっとこ空港に着くと、これまたノースウェストの列がすんごいことになっていました。日曜日と祝日に帰国するのはどうやら無謀なことらしいです。
ベビーカーに息子を乗せて並んでいると、ラッキーなことに息子は飽きて夢のなか。シメシメ！
これで息子のご機嫌を取りながら並ぶのではなく、ゆっくり並べると思うと急に疲れが吹き飛びました。スーツケースは「2番まで持ってって！」と言われたので、2と書いてあるノースウェストの荷物置き場（？）に持って行って預けてしまうと、心から体まで軽くなって「DFSでもチェックしよう」なーんて思ってしまった私。
まだまだ2才児暴れん坊将軍の母親としての心構えが甘かった。
セキュリティ・チェックのところで、爆睡していた息子を抱っこするように言われ、すんごい荷物を仕分けし、息子の靴と自分の靴を脱いで抱っこし、ベビーカーを預けて通過。
ここまではよかったのですが、息子をベビーカーに戻そうとすると、抱っこじゃないとヤダと号泣。
ち～ん。
荷物を片付けないといけないし、ベビーカーを持って片手で寝ている息子を抱えるのは不可能。「片手じゃムリだから！乗って！」という2才児と鬼ババa.k.a.ママの押し問答の末、2才児のヤダヤダ根性丸出しで「ぎゃあ」と泣き叫ぶ息子。
すぐに「なんだなんだ？」と人だかりですよ～。おばちゃんたちなんて「あちゃ～」って苦笑してくれてるからいいものの、これで「子供は当分いらない」と思った若い人もいたでしょう。。。
最後には、息子を置いて歩いていくふりをしたので、息子が歩いてついてきてどうにか収まりました。日本ではベビーカーから降りなくてセキュリティー通過できたのですが、いくらグアムでもそこまで甘くないですね。
あ、ちなみに今回、アメリカ人用通路をグリーンカードで入国したときも、前回にはなかった指紋最終と写真撮影がありましたよ。
「厳しくなりましたね」という私のつぶやきに、入国管理官のお兄さんも「本当！うんざりだよ。つぎは何だろう！！」と言ってました。
パワフルな2才児が炸裂！ 冷や汗がとまらない…
やれやれという思いで飛行機に搭乗した私たち。あと数時間後にはばぁばのお迎えでクルマのなかでゆっくりできるぞ！という思いを胸に、飛行機の座席へ。
また窓側ふたり席のようで、「ラッキー！」とバッグを置いたりなんだかんだしていると、後から来た小学生の女の子が「ママ～、誰か座ってるよ！」と。
「え？ 私のこと？」と思って、チケットを見て座席を見てみると、しっかり間違っていました。
「どうもすみません！」と謝って、その横の、飛行機の中央のつながってる席に移動。息子を閉じ込めにくい状況に、ちょっとハラハラ。
昼寝ができず、ヘンな気分で起きてしまったうちの殿様は、「チョコ！」とチョコを要求しまくり。
そしてチョコを食べている間は静かなので、つい日本から買いこんでいった虫歯になりにくいアンパンマン・チョコをあげてしまっていたのですが、これが失敗。
チョコを食べまくりでシュガー・ラッシュ（砂糖取り過ぎで、ハイになってしまうこと）状態の息子は、大声で歌を歌ったり（もともと声が大きい）、前の席を蹴ってしまったり。
飛行機に乗った時点で、周りの人に「うちの息子、うるさいのですみません」と言っておいて、よかった（涙）。
静かだったのは、DVDを見ていた間だけ。ところが充電が切れ「まだ見るの！まだ見るの！」と大騒ぎ。んもう、冷や汗垂れまくりですよ～。
絵を描かせ、お菓子を食べさせ、トレジャー・プラネットとアンパンマンを見て時間を潰すものの、到着はまだまだ先。
前の席を蹴るたびに足をぶたれ、歌を歌えば静かにしろと怒られる息子も可哀想だったけれど、成田空港に着くころには精神的にクタクタ。
到着後も、ひたすら周りの人に謝る私。
となりのお姉さんは、「いえいえ、ぜんぜん大丈夫でしたよ！」と言ってくれたものの、子持ちじゃない人には迷惑以外の何者でもないのが、うちの息子ですぜ。優しい心に、感謝の母でした。
空港に着くと、ばぁばが迎えに来てくれていて、グアムの旅は幕を閉じました。
セレブ旅と思いこんでいた旅は、やっぱりズッコケてしまい、節約ロングステイを偲ぶ旅になってしまった感あり。
今回の教訓。3泊4日は、チビちゃん連れだとちょっと短い気がします。せめて4泊5日は欲しいかも？
それから、飛行機で寝てくれることを期待せずに、飛行機グッズは、できるだけいっぱい持ち込むほうがいいでしょう！見てください、私の失敗談を。。。（泣）そして昼寝の時間はしっかり調節すること、これですね。
今年の夏はカリフォルニアのロサンゼルス乗り換えで、サンディエゴに渡米します。どーなっちゃうの！！？
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