【子連れ海外旅行】ジャンボジェット、A380、そして地球にやさしい「B787」の登場…旅客機にみる世相の変遷


Published on 09.12.25

【旅*流儀62】ジャンボジェット、A380、そして地球にやさしい「B787」の登場…旅客機にみる海外旅行の変遷

旅客機の変遷を振り返ってみよう

「飛行機」とひと口に言っても、さまざまな種類があります。

最近では、航空会社のサイトから座席指定をする際に機材情報なども合わせてチェックする機会も増えているので、ちょっと整理してみたいと思います。

プロペラ機に代わり、民間のジェット旅客機がはじめて飛んだのは1952年のこと

その後、ジェット機は、高速化、大型化(もしくは小型化)、長距離化(燃費の向上)がはかられ、現在に至っています。
私たちが旅行の際利用しているのは「旅客機」ですが、それらの大半を製造しているのが米国「ボーイング社」と欧州の「エアバス社」の2大企業。
たとえば、日本でおなじみなものとしては、おもに70年代〜90年代に「ジャンボジェット Jumbo Jet」という名称で親しまれてきた、エンジン4基を搭載した「ボーイング747」。

JALなどではおなじみの旅客機ですが、最大524席・2階建ての大型の機体は一度に大量の輸送を可能にし、憧れの的だった海外旅行をぐっと安価に、身近にしたといわれています。

その後、90年代に登場した「ボーイング777」(通称トリプルセブン)。大型機でありながら、双発(2基)エンジン搭載を実現しました。

07年に登場以降、世界最大の旅客機となった「エアバス380」は、4基エンジン、最大853座席、航続距離1万520キロ、キャビンの総面積はジャンボジェットの1.5倍という超大型機。

はじめて採用したのは「シンガポール航空」で、成田にも毎日就航しています。

地球にやさしい飛行機「ボーイング787

一時期もてはやされた「ジャンボジェット機」は、現在では燃費も悪くて押され気味。

また、低燃費とされている「エアバス380」が登場するも、さらなる「地球にやさしい」航空機の登場が待たれています。

12月15日、アメリカのシアトル郊外で新たに開発された最新鋭中型機「ボーイング787」(通称ドリームライナー)の初テスト飛行がおこわなわれたそうです。
この飛行機、「とくに大型機でもないのに、どうしてこんなに注目されるのか」と思っていると、現代にピッタリの地球にやさしい飛行機なのだとか。
座席数は200〜300席ですが、機体の約50パーセントに炭素複合材を使用することで、大幅な軽量化が実現したそうです。

これにより「数百万ドル規模の燃料費、維持費のコスト削減が可能となる」とし、これまで大型機でしか飛べなかった旅先にも直行することが可能になるそうです。

主翼部分は三菱重工業、炭素複合材は東レが供給するなど、日本企業も携わってきたとのこと。二酸化炭素排出量も従来よりは確実に減り、環境にもやさしいのはありがたいです。

また、従来よりも機内の天井も高くなり、窓も大きくなりゆったりした広々とした空間となるようで、手で開け閉めしていた窓のシェードも液晶を利用した電子カーテンになるとか。ちょっと乗ってみたくなりますよね。

——————————————

この「ボーイング787」がテスト飛行できるようになるまでには、じつは長い道のりがありました。

開発中のパーツ不足やデザインの欠陥、2ヵ月に及ぶ従業員のストライキなどがあり、当初から2年も遅れたんだそうです。

ちなみに、日本では全日空へ2010年10月〜12月の間に、JALは2011年に導入予定だとか。

両社とも、すでにHPにドリームライナーのページがあります。それほど航空業界にとって画期的なことなんですね。

きっと、ANA、JALともマニアのための初飛行のツアーが行われることと思います。楽しみですね。

来年のいまごろには、どの路線で利用できるのかわかっていることでしょう。

LINEで送る





海外旅行を便利にするサービス  PR
・格安ツアーと航空券なら「H.I.S.」
・JALマイラーなら「JALパック」
・格安ツアーは「ABロード」で検索
・空席のみ検索して即予約「トルノス」
・ポイントもバッチリ「楽天トラベル」
・エアアジアは「Expedia」で予約
・定番の予約サイト「エクスペディア」
・プチホテルも網羅「Booking.com」
・アジアのホテルに強い「agoda」
・海外OPツアー予約の定番「Alan1」
・ハワイに強い「ダラーレンタカー」
・家族特約つきなら「JCBゴールド」
・子供専門英会話「リップルキッズ」

旅キッズのFacebookに参加しませんか?


Tags:

Back to Top ↑

UA-4181687-1