【ハワイ島】溶岩が赤く燃え上がる姿を眺めに出かけた「カラパナ」は、この旅最大の収穫だった! - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 10.09.15

【ハワイ島】溶岩が赤く燃え上がる姿を眺めに出かけた「カラパナ」は、この旅最大の収穫だった!

カラパナの流れる溶岩を見にいくことに…

2010年の夏休みに、8才の息子と訪れたハワイ島とオアフ島。

ハワイ島に行く人の多くが、ヒロの街を通って「キラウエア火山 Kirauea Volcano」に行くと思います。

わが家も今回、このコースを辿りました。

それに加えて、出発前からネットで情報収集をして計画していたのが「カラパナKalapana」に行くこと。
1990年9月に溶岩に飲み込まれてしまった地で、現在も活動している赤いドロドロ溶岩が海に流れるのを、うまくいけば見られるかもしれません。
それを知って「もう行くしかない!」と息子と盛り上がっていました。

しかし、自然相手なので、かならず活動していて見られるとは限らない…

出発前もチェックしていましたが、5月上旬ごろから、赤い溶岩の活動の変化でカラパナでは見られなくなっていて、ツアー会社も一時的に取り扱いがないようです。

不安を抱きながらハワイ島に行きましたが、着いた日にコンシェルジュに聞くと「つい数日前からまた溶岩が流れ出した」と。

ニュースでは、また1軒家が飲みこまれたそうです。

ますます行ってみたくなり、カラパナにも行くことにしました。

カラパナまでは、ヒロから40分くらいで到着

行き方は、ヒロからなら11号線をボルケーノ方面に行き「ケエアウ Keeau」で左折。130号線に入り、ひたすら終点まで真っすぐで40分くらいです。

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私たちはボルケーノから行ったので、「ハワイ火山国立公園 Hawaii Volcanoes National Park」を出て右に曲がり、来た道11号線をひたすらヒロ方面に戻り、3つ目の信号を右折。

【関連くちこみ】火山国立公園から眺めた迫力満点のボルケーノ!
この角には「ケエアウ・ショッピングセンター Keeau shopping Center」があり、スーパーもあるので必要なら飲み物や食べ物を購入できます。

大人はガマンできますが、息子がいつ「お腹すいた」と言いだすかわからず、時間的にも夕食が遅くなりそうだったので、お寿司を1パック購入。これは大正解でした。
右折した道をしばらく真っすぐ行き、左にカーブした道を過ぎると、信号があるので右折。ここで130号線に入るので、あとは真っすぐひたすら走ります。

[googlemap lat="19.338519591494396" lng="-155.0086784362793" width="465px" height="250px" zoom="13" type="G_HYBRID_MAP"]Pahoa, Hawaii[/googlemap]

夕方のラッシュ時間帯に重なり、少し時間がかかりました。溶岩を見に行くには、とにかく130号線を終点まで真っすぐ

だんだん道のみで周りにはなにもなくなってくるので、不安にはなりますがひたすら真っすぐです。

最後に二手に道がわかれ、いっぽう(左にそれる道)に確か「Kalapana」と表示があるのですが、そちらではなくメインの道を進みます

終点に着いたらシルバーフェンスがあり、「Restrict Area」(制限区域)という表示がありました。

私は後部座席に座っていたのでその他の文字がよく見えず、運転していた夫は「こんなところには運転して行けない!」と少々怒りモード。

ヒロ在住の日本人のブログに非常にくわしい道案内があり、それに沿ってナビしたのですが、そんなものは信用できないといった雰囲気。

時間帯もあったのかもしれませんが、確かにクルマがどんどん来るわけでもないのです。

もうひとつの道は、ブラックサンドビーチに続いていた!

仕方なく、手前の二手にわかれた道まで戻り、もうひとつの左にそれるほうへ行きました。

道を進んで最後に右の方に行くと、少し村っぽい感じで観光客らしき人やクルマがあります。

「ココかな?」と思いおみやげモノ屋さんに聞くと、やはり先ほどの道で合っていたようで「シルバーフェンスのなかを突き進んで行けば駐車場がある」とのこと。

しかし、ココにクルマを止めて、海のほうに歩いて行く人や海から戻ってくる人がいたので、何があるのか聞いてみました。

ちょうど露店があるところは低くなって坂を上がらないと海のほうが見えないので、気になったのです。

すると、「ブラックサンドビーチがあるんだよ!」と。

ハワイ島では「プナルウ黒砂海岸 Punalu’u Black Sands Beach」に有名なブラックサンドビーチがあり、ツアーにも組み込まれたりしますが、ココはガイドブックなどにも載っていません。

【関連くちこみ】火山見学1日ツアーに組み込まれていた「プナルウ海岸」

穴場を探し当てた感じで、ちょっと嬉しくなりました。

あのままフェンスを進んでいたら、ココの存在は多分一生知ることはなかったでしょう。

ちなみに、ココの名は「ニューカイム・ブラックサンド・ビーチ new kaimu black sand beach」。

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ちなみに、海沿いの、木々が覆いかぶさるような緑のトンネルのような道「レッドロード」といわれる137号線をずっと「Puna」方面に走ります。

すると、ハワイ島の天然温泉プールといわれている「アイザック・ビーチ・パーク」、「アハラヌイ・パーク」に着きます。

時間に余裕があれば行くといいのですが、わが家はすでに夕暮れどきで断念。

サラサラのビーチは泳ぎたくなるくらい!

予定外でしたが、ブラックサンドビーチと聞いて見に行かないワケにはいきません。

坂を上がると一面の溶岩台地。夕方だったので、少し夕陽でオレンジに光っています。

とにかく海に向かって歩いて行くのですが、意外と遠い。少なくとも10分以上は歩いたと思います。

その真っ黒な溶岩の上にヤシの実がおかれ、根づいていっせいに目を出していました。

何年かかるかわかりませんが、あたり一面ヤシの木に覆われる日が来るのでしょう。

でも、そのわりには「くっつき過ぎじゃないの?」と思うくらい、間隔は狭かったです。

ようやく海が見えてきました。

本当にブラックサンド=黒い砂です。サラサラ。

息子は泳ぎたいようでしたが、ガマンしてもらいました。

砂浜自体は広くはないですが、いままで見ていた白い砂浜と海というコントラストとはまた違った、ハワイ島ならではのステキな風景。

波打ち際で遊んでいると、夕方だからか波は勢いがあり、濡れそうになりました。

今度こそ、本命のカラパナに到着

このビーチを後にして、もう一度先ほどの道に戻ります。
フェンスの近くの看板を見ると、14時~22時までは「ゲートオープン」と書いてありました!
これを見逃していたようですが、おかげでブラックサンドビーチを見られたのでよしとしました。

フェンスを越え、ガタガタ道も進んで行くと駐車場があり、係の人が停める場所を案内してくれます。

「懐中電灯を持ってる?」と確認されました。

もう少し奥の海に近いほうにも駐車場があるので「先に進みたい」といえば、待つかもしれませんが行かせてくれるようでした。

もっと早く到着していたら、そこに案内されたでしょう。
懐中電灯、ドリンク、雨具、長袖長ズボンが好ましいなどと記載された紙ももらいました。
懐中電灯は事前に情報収集していたので、100円ショップで買って行きました。

クルマを止めて歩いて行くと、簡易トイレと飲み物などを売っているワゴンや露店が少しあります。

陽が暮れると、溶岩の姿がくっきりみえてきた

ひたすらみんなと同じ方向に進んで行くと、だんだん陽が暮れてきました。

残念ながら、海に流れる「オーシャン・エントリー」のエリアへは近づくことができませんでした。

が、陽が暮れてくるにつれ、真っ暗ななかに赤く燃え上がる炎や火花や溶岩が見えてきました。

はじめは1ヵ所だけだったのが、あちこちで見られるようになり、そのたびに歓声が上がり、みんな興奮。

ココに家があったなんて考えられませんが、この溶岩台地のなかにポツンと家がいまもありました。

空を見上げると星が降ってきそうなくらいキレイ。

息子は本物を見ることができて感動したようで、この旅行で一番の思い出となったようです。

夫はもっと間近で見れると思っていたようだったので、少し物足りなかったよう。

「海からボートに乗って流れ落ちる溶岩を見るツアーもある」と話すと、「次回は行こう!」と言っていましたが…

時間をかけて行って、本当によかったです。

そして、ココを出たのが20時くらい。帰りは真っ暗で、コナに着いたのは23時前。やはり遠かった!

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