リーズナブルな料金で2ヵ国に滞在できる!「経由便」のメリットと利用価値


Published on 09.05.08

【旅*流儀29】カシコく使えばリーズナブルに2ヵ国滞在が可能…「経由便」のメリットと利用価値を考える

「経由便」を検討するのは楽しい

子連れで海外旅行に行くのなら、「できるだけ短いフライトで直行便で行きたいな」と思うのが親心。

時間や手間がかかることから敬遠されがちな「経由便」ですが、その中身をじっくり吟味してみると、意外な魅力やメリットが見えてくることも。

確かにめんどな側面もありますが、価格的以外にもなにかしらの魅力があるのなら、利用を考えてみない手はありません!

今回は、エコノミー、格安チケットで予約するという前提で経由便のメリットを考えていこうと思います。

カナダ経由でアメリカへ

まずは、アメリカ本土に行く場合。

アメリカには日本から西海岸か東海岸まで直行便で行き、目的地が直行便のない都市なら、アメリカの国内線で乗り継ぐのが一般的。

今回、着目したのは「カナダ経由便」。少々マニアックではありますが、同じ北米のカナダで経由する方法。

エア・カナダ」を利用すれば、目的地がアメリカ西海岸なら「バンクーバー」、東海岸なら「トロント」経由でアメリカ各地に行くことができます。

バンクーバーからは、ラスベガス、サンフランシスコ、シアトル、ポートランド、ロス、トロントからはニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンD.C.へ乗り継ぐことができます。

エア・カナダの魅力は、スターアライアンスに加盟していて、マイレージも100パーセント付くこと。

チケットによっては子供料金の設定もあり、夏休み期間中はお盆をピークに料金が高くなりますが、エア・カナダなら料金は一律。

夏休み期間中なら、ロサンゼルス直行便で一番安い「大韓航空」よりもさらに安い料金設定。

また、米系航空会社は、コスト削減からエコノミークラスのアルコールは有料ですが、エアカナダの国際線は現在のところアルコールは無料。

お酒を飲まない人にはどうでもいいかもしれませんが、お酒好きには重要なポイントですね。

エア・カナダ

「キャセイパシフィック」の経由便

つぎにアジア方面

アジア行きの場合、日本発が午前便から夜便まで、豊富な選択肢があります。

現地に着くのが深夜になる便は料金が安く、それが経由便だったりするとさらに格安で販売されています。

料金が高めなエアラインは、日系航空会社と目的地の国の航空会社と相場は決まっています。が、「経由便を使う」ことで、値段も下がるケースも少なくありません。

たとえば、香港へ行く場合、フラッグキャリアの「キャセイパシフィック航空」を利用する人も多いと思います。

「キャセイパシフィック」は香港からアジア各地へのフライトがあり、この経由便を使うことで、バンコク、プーケット、シンガポールなどに行くことができますが、単に香港に行くより安い。

たとえば、5月下旬で午前発の香港直行便を選ぶと5万5700円、同じく午前発の経由便でプーケットやシンガポール行きだと4万6300円となり、9400円も安くなります。

経由便では、香港もしくは台北で2回ストップオーバー(経由地で24時間以上滞在すること)が可能で、1回目は無料。「これってナゼ?」ですよね。

*ただし、お盆前後の一番高い時期は、直行便が8万3000円、経由便が9万300円と逆転。また、この金額は5月8日現在のもので、随時変更されますのでご注意を。

【関連くちこみ】5つ星航空会社「キャセイパシフィック」がオススメな理由

キャセイパシフィック航空

キャンペーン満載の「シンガポール航空」

また、人気エアラインの「シンガポール航空」では、成田からバンコク経由シンガポール行きがあります。

料金によってストップオーバーできるか制限はありますが、同じくスターアライアンス加盟のタイ航空と料金がほとんど変わらないなら、シンガポール航空を選んでしまうかも。

本来は同じ飛行場の発着ですが(成田発なら成田着)、帰国の際、関空、中部、福岡空港を追加料金なしで到着地として選ぶこともできます。帰省する場合などは一石二鳥ですよね。

もちろん、出発の際は関西やその他の地域から東京までの運賃は自己負担になりますが、本来なら東京までの往復料金が必要なところ、片道ぶんですみます。

さらに、シンガポール航空で見逃せないのが、ひんぱんに実施されているさまざまなキャンペーン。

現在では、夏休みを挟む9月末日までの期間、シンガポール航空を利用してシンガポールを経由する乗客は、シンガポールのホテルに1泊100円で宿泊することが可能。

また、シャトルバス乗り放題、観光客が行きそうな各施設が入場無料など、とてもオトクな内容となっています(5月15日までの予約が必要)。

そのほかにも、シンガポール航空の搭乗券を提示するだけでお買い物や飲食などがサービスされる特典も。

日数に限りがある場合はムズカシイかもしれませんが、「経由便を利用することでもう1都市に旅行ができる」と考えれば、楽しさも倍増しますよね!

また、貯めている航空会社のマイレージパートナーであれば、ほんの少し時間をロスしますが、家族ぶんのマイルもたっぷり溜まるので、個人的には経由便にも捨てがたい魅力があります。

ABROADやトラベルコちゃん、YAHOOトラベルなどのサイトで格安航空券を探すと、掘り出し物プライスのお安い料金のなかから見つけられます。

いずれにしろチケットは早い者勝ちなので、夏の旅行も早めの計画がオススメです。

シンガポール航空

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