ココス島


Published on 09.02.11

【グアムだより24】ツアーならビュッフェランチ込みで更衣室も完備…日帰り専門のリゾートアイランド「ココス島」の遊び方

日帰り専用のリゾートアイランド

グアムの最南端の沖合に浮かぶ「ココス島 Cocos island」。知人が誘ってくれたので、家族で行くことに。

ココス島は、30分もあれば歩いて1周できてしまうほどの小さな島で、その周りにはエメラルドグリーンの海が広がっています。

シャワーや更衣室などの施設を完備し、さまざまなアクティビティが楽しめる、日帰り専門のリゾートアイランド。

タモン地区からは、船着場のある南部のメリッソ村まではクルマで50分ほど。ここから、ココス島行きの船が午前からお昼にかけては30〜45分ごとに5本でています。

ココス島に行くには、入島料が必要です。私たちは、メリッソ村の船着場までクルマで行き、ココス島までの乗船代(入島料込み)として、大人/30ドル、子供/15ドルのチケットを購入しました。

送迎付の各種ツアーが便利

レンタカーを借りていなければ、ホテルまでの送迎付のコースで行くのが一般的。申し込みは、各ホテルのツアーデスクで申し込みできます。

1日コースは、ホテルからココス島までのバスや船による送迎、入島料やブッフェランチがセットで大人/78ドル、子供(2〜11才)/35ドル。

さらには、イルカウォッチングがセットになったプラン(大人/98ドル、子供/55ドル)や、午前と午後が選べる6時間の半日コース(大人/45ドル、子供/25ドル)もあります。

ココス島は、メリッソ港から見えるほどの近距離で、船に乗り込んで10分くらいで到着しました。

船を降り、白い桟橋を渡ると、そこはもうココス島です。

ビーチでの〜んびり

透き通る海、そして空には「シロアジサシ」という白い鳥が何羽も飛んでいてとてもキレイです。

島の中央にはセンターハウスがあり、各アクティビティの申し込みができるようになっていました。

アクティビティは、パラセーリング(5才以上)や、体験ウェイクボード(5才以上)、バナナボート(6才以上)、シーウォーカー(8才以上)、ミニジャングルツアーなど全部で17種類。

料金は正直高いなと思いましたが、とても楽しそうでした。

まずはビーチに行こうということになり、センターハウスを右に曲がったあたりのビーチでのんびりすることに。

ビーチは星の砂でとてもキレイですが、浅瀬は意外と石が多く、マリンシューズがあると重宝します。

浅瀬で遊んでいたからかもしれませんが、この日は思っていたより魚がいなくて残念。でも、子供たちと砂遊びやシュノーケルで楽しんでいると、あっという間にお昼になりました。

ランチはおいしかった

お昼はブッフェランチで、子供が好きなカレーやそうめんや焼きそば、BBQチキンがあるほか、チャモロ料理のレッドライスやルンピア(春巻き)もありました。

どれもけっこうオイシくて、長男はこのランチがとても気に入ったようで、帰りに「今日なにがよかった?」と聞いたら「お昼ごはんがすごくよかったから、また食べに来たい」というので笑ってしまいました。

お散歩するのも楽しい

午後は家族でアクティビティをしたいと思っていましたが、子供たちに「海で遊びたい」といわれ、けっきょくなにも申し込まず、夫に子供を任せて私だけ島内を散歩することに……

パンフレットの地図を見ながら散歩していると、遊歩道を右回りで進んだらあっという間に島の端に。

センターハウスの裏を通りすぎると、防風のためか島の周囲は松の木がたくさんあり、ジャングルにはパパイヤやバナナやノニの木がありました。

パンフレットに「小道にはオオトカゲやヤシガニがいる」と書いてあったので、会えたらいいなと思っていたら近くの木からガサゴソと音が。

木をみるとオオトカゲ発見!

あまりの大きさにビックリし、少し怖かったのですが出会えてとてもうれしかったです。

散歩の最後にセンターハウスに行くと、スタッフが椰子の葉で飾りをつくっていて、花の飾りをおみやげにひとつくれました。

センターハウスの周りにも魚の飾りがありとても可愛かったです。

散歩を終えて子供達にオオトカゲのことを話すと「見たい!」と、今度は子供たちと島内をもう一周して、無事にオオトカゲの後ろ姿を見て帰ってきました。

今回はアクティビティーなしでしたが、小学校低学年くらいまでの子供だと海で遊ぶだけで満足のよう。海では日焼け対策と水分補給を充分してくださいね。

地元の人の話では「10年以上前にココス島にホテルが建っていて、とてもよかったよ」と。

でも、大きな台風が来て壊れてしまったそうです。台風の後は周囲の海にソファーや食器などいろいろな物が沈んでしまい、引き上げるのがタイヘンだったとか……

ココス島には、まだまだ知らない歴史がありそうです。

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