【旅*流儀96】一度に回る必要はない、安価に購入できる海外で発券する…憧れの「世界一周航空券」を使いこなすための3つのコツ - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 10.09.17

【旅*流儀96】一度に回る必要はない、安価に購入できる海外で発券する…憧れの「世界一周航空券」を使いこなすための3つのコツ

<世界一周航空券>

「世界一周旅行」と聞くと、なんとなくセレブな世界というイメージが広がります。

ファーストクラスで超高級ホテルに泊まって、オイシイモノを食べながら世界中を旅する…

憧れてしまいますが、なかなか実現はムズカシイ。

ですが、スターアライアンス、ワンワールド、スカイチームの3大航空連合がそれぞれ発券している世界一周航空券「Round The World(RTW)を利用すれば、一般のトラベラーでも利用できそうです。

【関連くちこみ】複雑化する航空アライアンスをいまこそおさらい!

各航空会社も以前は単独でマイル・プログラムを実施していましたが、コードシェアなども年々増え、大手の航空会社は互いに提携し合える航空連合(アライアンス)に加盟するようになってきました。

航空アライアンスごとのウェブサイトも充実しています。

スターアライアンス▶
ワンワールド▶
スカイチーム▶

【使いこなしのコツ1】一度に世界を1周する必要はない

さて、この世界一周航空券、どうやったら使いこなせるのでしょうか?

会社勤めの夫や学校に在学中の子どもがいると、何ヵ月もお休みはとれませんからムリ…と思ってしまうはず。

しかし、世界一周航空券には細かいルールがあるものの、うまく使えばとってもオトクに海外旅行ができてしまうのです!

使いこなすポイントは「一度に世界を一周する必要はない」ということ。
スターアライアンスやスカイチームでは全行程の飛行マイル、ワンワールドでは行く大陸の数によって、航空代金が変わってきます。
一番安い「スターアライアンス」を例にしてみると、全行程2万9000マイル内のエコノミークラスなら日本発券で30万4400円(座席を使用しない2才未満は大人運賃の10パーセント、2才以上12才未満は75パーセント。諸税などは別途)。

一度の旅行で、しかもエコノミークラスの航空運賃と考えると高く感じると思います。

しかし、このチケットは正規料金。なので、航空券自体かなり融通が効くのです。

加盟航空会社が乗り入れている181ヵ国にある1167の空港が利用でき、正規料金のため、GW、お盆や年末年始の繁忙期でも予約可能。もちろん変更も可能で1年間有効

ビジネスクラスでも56万8200円~。

1年間内に3回旅行するとしても、1回20万円弱でビジネスクラスで遠いヨーロッパにも行くことができる…と考えたら安いと思います。

そのうえ、マイルも125パーセント溜まるので一石二鳥。

うまくいけば、オーバーブッキングでファーストクラスへ! なんてこともあるかも。

格安航空券やツアーが出回っている現在、正規料金で飛行機に乗るなんて…と思いがちですが、見方を考えると安いのではないでしょうか?

【使いこなしのコツ2】海外発券のチケットを購入すること

ただ、ひとつだけ注意が必要。
日本で購入発券した場合は、日本から出発して行ったり来たりが何度もできないということ(出発地を経由し、第三国に旅行できない)。
つまり、日本を出国して、1度にチケットを使い切って帰らないといけないことになり不便ですが、これを解消する方法があります。

世界一周航空券を海外発券するのです。

海外発券により日本に3回まで途中滞在が可能となるので、実質1年間で3回この世界一周航空券を利用して日本発の旅行ができるということになります。

お休みがうまく取れないなど、夏休みしか旅行できなかった人でも、正規航空券なので年末年始やGWにも旅行できるようになりますよね。

繁忙期に年3回旅行するとものすごく高くつきますが、この航空券を利用すれば、たとえば、お盆にアメリカやヨーロッパの1週間のツアー代金に少し上乗せしたくらい(もしくはそれ以下)で正規の航空券が購入できるので、見逃せません。

【使いこなしのコツ3】できるだけ安く発券できる国をみつけること

日本人は、料金が安いバンコクやソウル、台北あたりでオトクに発券する人が多いようです。

「ワンワールド」のHPでは、どの国で発券するかにより各国の通貨で料金が比較できます。

たとえば、一番安い3大陸を周るエコノミークラスの場合。

日本発券だと33万5000円ですが、韓国発券なら377万7200ウォン。1ウォン=0.07円で換算すると26万4404円

台湾発券は10万4094台湾ドルで、1台湾ドル=2.64円で換算すると27万4808円

タイ発券では10万5215バーツ=28万7820円。香港発券だと2万5250香港ドルで約27万円
どれも同じルールの正規運賃ですが、日本で購入するよりは5万円はオトク。
ただし、購入するにはその国へ行く必要がありますが、韓国などへは格安航空券では1万円台でも販売されています。

それを利用して、復路ぶんは乗らずに捨て、現地で発券した世界1周航空券を使って日本へ、もしくはそこから第三国へ旅をスタートすることができます。

手持ちのマイルで無料航空券を利用するという手もあるので、それを利用すれば安くすみますよね。

一度この世界一周航空券を購入して旅行をすると、魅力に取りつかれ、毎年購入して年々この航空券の利用法(周遊方法)を究めていく人も多いようです。

私も年に何回も海外旅行に行きたい派なので、真剣に計画してみようかなと思っています。

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