【香港虎の巻59】マングローブに囲まれた湿地に生息するカニやムツゴロウ…澄んだ小川も流れる「香港湿地公園」で自然を満喫! - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 10.11.13

【香港虎の巻59】マングローブに囲まれた湿地に生息するカニやムツゴロウ…澄んだ小川も流れる「香港湿地公園」で自然を満喫!

のんびり自然のなかで過ごせる「香港湿地公園」

香港にもようやく遅い秋がやって来ました。

秋は湿度が低く、吹く風も心地いい、香港で一番いい季節です。

こんな季節は郊外でのんびりと自然に囲まれて過ごしてみたいものですよね。

今日紹介するのは「新界」(ニューテリトリー)の「天水圍」(Tin Shui Wai)にある「香港湿地公園 HongKong Wetland Park」。

[googlemap lat="22.46949577409883" lng="114.00898933410645" width="465px" height="250px" zoom="11" type="G_NORMAL_MAP"]Tin Shui Wai, Hong Kong[/googlemap]

中国7大湿地帯のひとつである「米埔(マイポー)自然保護区」に隣接し、広さはなんと東京ドーム約14個ぶんという広大な敷地を持つ公園です。

高層アパートに隣接する湿地公園

MTR「天水圍」駅を降りると、目に飛び込むのは香港でおなじみの高層アパート群。

「こんな場所に本当に湿地帯なんてあるのかしら」と不安に思いながら輕鐵(LRT)に乗り換えること約10分。

LRT「湿地公園」駅で降りると、目の前にはお目当ての湿地公園が。

しかし、すぐうしろにはやっぱり高層アパートが迫っています。

湿地帯と高層アパート。これも香港らしい風景と言えるのかな。

ビジターセンターのすぐ先には大きな池が…

公園内に入るとチケットを購入して、入り口のあるビジターセンターへ。

このビジターセンターは外壁が緑ですっぽりと覆われているため周囲の自然にすっかり溶け込んでいて、自然のなかに無機質な建物があるという違和感がまったくありません。

センターは大きな池に面しているので、正面の窓越しに渡り鳥の姿を観察することができます。

まずはワニの「プイプイ」にごあいさつ

センターから外に出ると、まず目に入ってくるのは湿地公園名物のワニの「貝貝(プイプイ)」のいる大きな水槽です。

このプイプイ、天水圍から程近い「元朗」という地区で発見され、この湿地公園に引き取られたワニ。

発見当時はかなり香港中をビックリさせたようですが、いまでは湿地公園のアイドルとして来園者に愛される存在です。

湿地に至るまでは、とってもキレイな小川が流れています

プイプイの水槽を通り過ぎて、自然保護区内へ。

センターの近くはまだ湿地ではなく、小川の流れる遊歩道になっています。

水はとても澄んでいて、睡蓮が咲き、魚もたくさん泳いでいます。

こんな澄んだ水は香港ではめったにお目にかかることはありませんよ。

マングローブの群生する湿地帯には小さな生き物もいっぱい!

小川の遊歩道の先には大きな池が広がっていて、その先はいよいよ湿地帯であるマングローブの遊歩道。

マングローブは海水に浸った土地に生息する樹木で、亜熱帯地方特有のものなので日本では沖縄や九州地方でしか見られないそうです。

遊歩道を歩きながら周りの湿地に目をやると、なにやら動くものが。

よく目を凝らしてみてみると・・・

ウジャウジャと動き回る小さなカニやムツゴロウの姿が。その数の多さにちょっと鳥肌が立ったぐらいです。

蝶や野鳥も観察しちゃいましょう

マングローブの遊歩道の先には「蝶々園」(バタフライ・ガーデン)があります。

蜜の豊富な植物を植えて蝶々を集める工夫がされているので目の前にはいろいろな蝶々が飛び交い、子供たちは大喜び。

ただし、蜜を求めて蟻もゾロゾロと歩き回っているので昆虫の苦手な人は要注意。

また、園内には鳥の観察小屋が3ヵ所あり、渡り鳥の観察をすることができます。

小屋のなかは鳥から人間が見えないよう板で目隠しをされているのでちょっと薄暗く、そのなかを愛鳥家のオジサンたちが熱心に望遠鏡を覗いている姿は、ちょっと異様で、ちょっとカワイらしい光景だと思いませんか。

双眼鏡や望遠鏡を持って行かなくても、小屋のなかにはちゃんと望遠鏡が設置されているので安心してくださいね。
保護区内のため立ち入り禁止地域も多いですが、1周ぐるっと回るのにだいた1~2時間ぐらいかかります。なかなかいい運動になりそうですよ。

屋内施設もあるので、雨が降っても大丈夫

「雨のときは困るよね」と思われるかもしれませんが、この湿地公園は室内施設も充実しています。
ビジターセンター内にはテーマごとに別れた展示コーナーがあり、湿地や湿地に生息する生物などについて子供でも楽しみながら学べるようになっています。
また、プレイルームもあり、広さはそれほど広くはありませんが、森のなかのような雰囲気に子供たちは大はしゃぎ。

気分はトムソーヤー、といったところでしょうか。

小さなプレイエリアもあるので、小さな子連れの方も利用可能です。

ビジターセンター内には香港版ファーストフード「大家楽 café de coral」もあるので、園内を散策した後の休憩にぜひどうぞ。

晴れの日にも雨の日にも、使い勝手のいい湿地公園で香港の秋を楽しみましょう。

香港湿地公園
住所:新界天水圍湿地公園道
開園時間:10時~17時
休園日:火曜日、旧正月元旦・2日
入園料:大人30香港ドル、子供15香港ドル

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